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まっぷるマガジン編集部

更新日:2020年4月13日

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グアムで楽しさ10倍!家族・子連れ旅行・観光で押さえておくべき基本情報

子供連れでグアムを満喫したい! そんな家族に役立つ情報をカテゴリー別にガイド

グアムへ出発前

 

 

Vacation concept: Voyage on wall background
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パスポートを取る

0歳児でもパスポートは必要。申請方法は大人と同じだが、乳幼児の場合には、氏名自署欄は法定代理人(両親または後見人)が代筆。乳幼児の写真は、両目を開けている、口を大きく開いていないなどの条件がある。申請は親だけでもできるが、受け取りには必ず本人(子供)の同行が必要。子供の身元確認のための保険証や母子手帳なども要持参。会話ができる子供の場合は、係員が生年月日をたずねて本人確認することもある。なお、20歳未満は有効期間5年(手数料は12歳未満6000円)のパスポートのみ申請可。

海外旅行保険に入る

グアムは日本と違い、救急車の手配が有料で、病院での初診料も別途$250程度が必要になるなど医療費が高額。子供の発熱で診察を受けるだけでもかなりの出費になるので、出発前には必ず海外旅行保険に加入しておきたい。子供が多い場合などは、家族単位で加入できる掛金割安のパッケージ保険を検討してみるのもひとつ。加入手続きは旅行会社や主要銀行、空港のほかに、インターネットや携帯電話でもできる。

ツアーを選ぶ

グアムのパッケージツアーは往復の航空券、ホテル宿泊代、グアム空港とホテル間の送迎バスなどがセットになったものが主流で、現地滞在中はフリータイムというものがほとんど。アクティビティや半日観光などは別途オプショナルツアーが多い。ツアー選びでは、子連れ旅行のサービスがあるツアーに注目しよう。プランによって、料金が安くなるなどの特典もある。

●ファミリー特典例
・ベビーカーの貸し出し(有料)
・携帯電話の貸し出し(通話料は自己負担)
・おむつ&おしりふきセットサービス
・添い寝プランの用意(子供料金より割安)

●ツアー/航空券の料金目安
大人    ツアー 約4万〜8万円   航空券 3万〜7万円
2〜11歳 ツアー 大人とほぼ同額   航空券 大人の75%
2歳未満 ツアー 約2万円〜      航空券 大人の10%

ホテルを選ぶ

滞在日数や出発時間などのほか、ツアーによってはグレード別にホテルが選べる場合がある。そのときは子連れに便利な設備やサービスが充実しているかをチェック。たとえば電気ポットがあればお湯を沸かしてミルクを作れるし、可動式のシャワーがあれば小さい子供を洗うのにも便利。託児所やキッズプログラム、キッズルームの有無も、ホテル選びの重要なポイント。ビーチに近いホテルを選ぶのもおすすめ。

オプショナルツアーを申し込む

ファミリー向けのツアーは、アクティビティなどの割引特典が付くことが多い。ただし、年齢制限や身長制限がある場合があるので要確認。レンタカーを利用する予定なら、出発前に予約しておこう。

航空会社へリクエストを出す

子供と一緒だと出入りの回数が多くなるので、通路側の座席を確保できるとよい。
❶ ベビー&キッズミール子供用の機内食は基本的に予約制で、対象年齢に合わせて内容が異なる。口に合わない場合もあるので、食べ慣れたものもある程度は持参したほうが無難。

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離乳食キッズミール

❷ バシネット(乳児用簡易ベッド)約10㎏以下のベビーが対象。数に限りがあり、基本的には早い者勝ちなので、事前のリクエストを。詳細は各航空会社へ。

パッキングでの注意

航空機内への液体の持ち込み制限があるが、医薬品、ベビーミルク、ベビーフードは検査員に申告すれば持ち込み可能。ベビーカーは、乗物での乗り降りで邪魔になるのでレンタルがおすすめ。代わりに抱っこひもを持参したい。よく使うものはスーツケースに入れず、手荷物で持ち込むと安心。

【キッズ&ベビーの持ち物リスト】
★ 衣類・日用品
□着替え 少し多めに
□子供用歯ブラシ・歯磨き粉
□薄手のはおるもの  クーラーの効いたショッピング  センターなどで利用
□帽子

★ 食品
□水出し麦茶のパック  現地の水も飲み慣れたお茶に
□お菓子  子供がぐずったとき用に小分けのものを

★ コレを持っていくと便利!
□ウェットティッシュ
□子供用のフォーク・スプーン
□ストロー
□割り箸  部屋で食事をするときに
□ジッパー付プラスチック袋  液体物を手荷物で持ち込むときに
□爪切り  買い物タグを切るのにも役立つ
□ビニール袋  濡れた水着などを入れるのに便利
□洗剤  洗いものが出たときのために
□おもちゃ、ぬり絵、ワークブックなど  機内でも使うため手荷物で音のでないもの
□ビーチの必需品
□常備薬や使い慣れた風邪薬など
□虫よけ

◆ ベビーの場合に必要なもの
□おむつ  滞在日数+1日分ほどあると安心
□水遊び用のおむつ
□おしりふき
□スタイ
□授乳ケープ  グアムには授乳室がほとんどない
□ガーゼハンカチ
□マグ(水筒)
□離乳食
□哺乳瓶・粉ミルク
□抱っこひも

空港・機内

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チェックイン

航空券手配時にリクエストしたベビー&キッズミールなどの予約の内容を確認。ベビーカーを持参している場合は搭乗ゲートのカウンターで預けることになり、機内に持ち込むことはできない。そのため子供は抱っこして乗り込もう。ただし乳幼児を連れている場合は、優先的に搭乗させてもらえる。

空港での過ごし方

キッズパーク(キッズスペース)が利用できる。遊べるスペースとちょっとした遊具やクッションなどがある。利用はもちろん無料。搭乗時間や搭乗ゲートの位置を確認してから遊ばせよう。おむつ交換なども搭乗までに済ませたい。

飲料は出国審査後に購入

出国審査の前に飲み物を持っていても、出国審査時のセキュリティチェックで液体物は回収されてしまう。

離発着時には飲み物を

飛行機が離発着する際、気圧の変化で耳が痛くなることがある。子供はうまく耳抜きができないので、泣いたりぐずったりしないよう、ミルクなどのドリンクを用意しておき、離発着の上昇および下降時に飲ませると耳抜き代わりになる。飴をなめさせるのもよい。また、同じ姿勢で座ったままの状態が長時間続くことによって、血液の流れが悪くなり、足の静脈に血栓という血のかたまりができてしまうことが原因で起こるエコノミークラス症候群を発症することもある。予防のために1時間に100ccを目安に水分をとり、トイレに行くなど軽く足を動かすようにしたい。

機内サービスをうまく利用

各航空会社が用意しているベビー&キッズサービスをうまく利用したい。おもちゃや絵本、おむつ台の貸し出し、紙おむつのプレゼントなどは航空会社によりサービスが異なる。空いた席を授乳スペースとして利用させてくれることもあるが、混雑時は難しいため、授乳ケープは必ず持参しておくこと。

★子供がぐずりだしたときのために、お菓子や音の鳴らないおもちゃを持ち込もう。手軽なぬり絵やワークブックなどが便利。

現地にて

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託児施設を利用しよう

ウェスティン・リゾート・グアムにある、グアム政府認可の保育園、ハーモニー・キッズには日本人が常駐しているので安心。0歳から満12歳までが対象で宿泊客以外も利用可能。

 

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病気やけがを未然に防ぐ

日本とグアムでは気候や生活環境が異なるので、思わぬトラブルやアクシデントに見舞われないとも限らない。子供が病気にかかったり体調を崩せばせっかくの旅行も台無し。とくに子供はテンションが上がって遊びすぎてしまうもの。そうならないためにも無理のないスケジュールを立てよう。

街なかの移動手段

街なかの移動は赤いシャトルバスが一般的。旅行会社によっては独自で運営しているバスを利用できるところも。小さな子がいるなら、レンタカーのほうがスムーズ。

おむつのマナー

丸めて、臭いが漏れないようにビニール袋に入れてから捨てるなど、マナーはほぼ日本と同じ。ただし、ホテルの客室でおむつを捨てる場合は、洗面所などに置き、近くに$1程度のチップを添えるのが一般的。おむつはスーパーなどで手軽に調達できる。Kマート、ペイレス・スーパーマーケットは種類、サイズともに品ぞろえが豊富だ。

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多くのショッピングモールのトイレには、おむつ交換台が設置されている。

日焼け&暑さへの対策

グアムでは日焼けと熱中症の対策が必須。こまめに日焼け止めを塗り直し、帽子をかぶることを忘れずに。現地調達できるが、慣れたものがあるなら日本から持って行こう。熱中症は、水分補給を心がけ、屋外に長時間いることを避けるのが効果的。

キッズのビーチ必需品リスト

■水着
海やプールで遊ぶならマスト。記念にするなら現地で購入してもよい

 

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■日焼け止め
パラベンなどの防腐剤が入っていない、肌にやさしいキッズ用やベビー用がおすすめ

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■ドリンク
まめに水分をとって、熱中症にならないように気をつけよう

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■ラッシュガード
体を紫外線から保護してくれる。水着の上から着用

■タオル
ぬれた体を拭くのに必要。日差しよけにもなる

■帽子
熱中症対策に最適。7㎝以上のツバがあれば紫外線を60%カット可能

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■ビーチシューズ
海で泳ぐときにあると便利。岩や貝殻でけがをするのを防ぐ

ゴー・プレイ GO PLAY@グアム

小さい子供におすすめインドアアクティビティへGo

2015年 OPEN

屋内のキッズ向け施設。身長122㎝以上ならインフラッタブルゾーン、未満ならユーキッズプレイルームで遊べる。

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約106㎝以上の子供用のインフラッタブル・ルーム

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小さな子供用のユーキッズ・ルーム

ゴー・プレイ

現地名:
GO PLAY
住所:
114 Taitano St., Harmon
地図を見る »
アクセス:
ハーモン地区16号線沿い
TEL:
671-646-7529
営業時間:
11:00~18:00、金・土曜~19:00、日曜12:00~
定休日:
無休 
Webサイト:
http://www.goplayguam.com

観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。

奥付:
この記事の出展元は「まっぷるグアム’18」です。記載しているデータは2016年12月~2017年2月に取材・調査したものです。本誌出版後、内容が変更される場合がありますので、ご利用の際は必ず事前にご確認ください。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。