【パリ】ヴィンテージショップ&古着屋めぐり!
今回紹介したいのは、観光名所を回る旅行とはまた一味違うパリめぐり。パリにはたくさんのヴィンテージショップが存在します。人と同じなんてつまらないと、オリジナルであることを重要視するパリジャンたちの多くは...
更新日:2020年4月13日
パリの大通りはシャンゼリゼに代表されるように、誰もが歩きたいと夢見る憧れの場所。広い歩道にはみ出したカフェのテラス席では、こじゃれたパリっ子たちが優雅にレモネードを飲んでおしゃべりに花を咲かせています。
それだけでなく建物の間の抜け道として発展した屋根付きの「パッサージュ」を歩くのもパリの魅力を教えてくれるでしょう。タイル張りの廊下にガラスの天井から差し込む光が古き良きパリの魅力を教えてくれます。
パリでは18世紀ごろから市街地を中心に雨にぬれずに通れて、中でお買い物もできる散歩道として「パッサージュ」が作られました。今では10数か所を残すだけになりましたが、一つ一つの保存状態は良好でパリの人たちがパッサージュを大切にしていることがわかります。
残された一つ一つのパッサージュにはそれぞれ個性があり、色々とまわってみるのと楽しい発見ができます。ただのアーケード付きの商店街ではない、美的センスが抜群のパリの感覚が生かされた空間になっています。
パッサージュは入口が建物の中に入る門のような作りになっていて、間口もデパートのように広くありません。勇気を出して足を踏み入れてみると、その先には天井からの光が降り注ぐ素敵な空間が続いています。
タイル張りのおしゃれな回廊に沿って、商店やカフェが並ぶ様子は魔法の世界に迷い込んだよう。どのお店も小さな店構えですが、パリらしいこだわりの商品を置いたところばかり。「ボンジュー!」と声をかけて入れば、観光客を温かく迎えてくれます。
現在のパリのパッサージュはパレロワイヤル付近に集中しています。人気ナンバーワンといわれる、パッサージュ・ギャルリー・ヴィヴィエンヌもその一つ。
– Photo by Mbzt (Wikipedia), Attribution 3.0 Unported license.
アーチ型の入り口を進むと、タイルのモザイク模様と両脇にきちっと並んだ商店が並びます。ポストカードや、個性豊かな専門店がならび、お土産やちょっとした買い物を楽しむには最適です。パリらしいレトロシックな空間で、天気を気にせずそぞろ歩きすれば、パリ住人の気分になれます。
– Photo by Mbzt (Wikipedia), Attribution 3.0 Unported license.
歩き疲れたら、有名なサロンドテ、A Priori Thé(アプリオリテ)に寄ってお茶の時間にするのもいいですね。
A Priori Thé(アプリオリテ), foursquare.com
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