【パリ】ヴィンテージショップ&古着屋めぐり!
今回紹介したいのは、観光名所を回る旅行とはまた一味違うパリめぐり。パリにはたくさんのヴィンテージショップが存在します。人と同じなんてつまらないと、オリジナルであることを重要視するパリジャンたちの多くは...
更新日:2020年4月13日
日々進化しているフランス料理の世界。大人気店の2号店ができたり、高級レストランのスターシェフがカジュアルなビストロをオープンしたり。おいしいニュースをチェックしたい。
華麗なオペラ・ガルニエに出現
2011年に、オペラ・ガルニエの裏手の一角にオープン。オペラ鑑賞の前後やデパート街での買物途中に便利なロケーション。白と赤でコーディネイトされた未来派的なインテリアとクラシック音楽のなかで、食事が楽しめる。フォワグラやリゾット、「オペラ」などのデザートが味わえる。
menu
・マルシェ(市場)のムニュ Menu de Marché €37
・鶏料理 Volaille
かつてのガルニエ宮をモダンに改装。建築家、オディール・デックによるデザイン
自家製スモークサーモン、3色のカブと大根、ザクロ、レッドカラント(赤すぐり)とレモンクリーム
晴れた日にはテラスが気持ちいい
鯛のカルパッチョ、南国フルーツのタルタルとパッションフルーツのソース添え
若き星付シェフの魅惑の味
3ツ星のルドワイヤンなどで経験を積んだシェフのフィリップ・ベリサン氏と、名門ホテル、ロテルのレストランで、同時期に一緒に仕事をしていたサービス担当のジェローム・コブ氏が独立し、店をオープン。瞬く間に1ツ星を獲得。ていねいな料理と誠実な人柄が、食通たちの心をつかんでいる。
menu
・コース(昼・夜) Dégustation 4品€85、6品€105、8品€120
仔牛のもも肉、ジロルのマリネとなすのピュレ添え
さくらんぼとソフトなサブレ、ピスタチオのデザート
落ち着いた色合いの店内。アーチの奥まったコーナーや、窓辺が人気
スターシェフのモダンビストロ
ホテル・ムーリス内の3ツ星レストランで活躍していたシェフ、ヤニック・アレノ氏がオープン。自身が育ったイル・ド・フランスの素材を生かしたモダン・ビストロ料理を提案。インテリアも現代的で、気軽な雰囲気に仕立てている。パテやエスカルゴ、舌平目などとおすすめワインを味わいたい。
menu
・バターナッツカボチャのクリームスープ、ヘーゼルナッツオイル風味 Velouté de Butternut, Crème Parfumée à l’Huile de Noisette
・鶏のグリル、地の野菜添え Suprême de Volaille de Chez Birckel, Petits Légumes du Terroir
店内は天井が高く、モダンシックなインテリアだ。真ん中にはカウンターもある
有名なシャルキュトリー、ジル・ヴェロのハムやパテの盛り合わせ
シャンピニオンが入ったエスカルゴ。手ごろなグラスワインを合わせて。デザートは、定番のムース・オ・ショコラやミルフィーユを
勢いのあるビストロならここへ
古びた木の長テーブルやモザイクの床、緑が植わる中庭…と、田舎風のビストロをイメージ。一流店で働いたシェフ、ベルトランと友人のテオが2011年に仲良くオープン。スタッフも感じがよく、質の高い料理と自然派ワインで、いつも満席だ。
menu
・昼のコース Menu de Midi €32、€60
・夜のコース Menu de Soirée €70
アスパラガスと柑橘類、リコッタの前菜。食材の味を生かしたフレッシュな一品
洋梨とフロマージュ・ブランのデザート
ベルトラン氏(右、シェフ)とテオ氏
アルページュや注目のアガペで、ガストロノミーを学んだシェフ、ベルトランと、自然派ワインを中心にワインを担当するテオの名コンビ。毎日メニューを変え、いつも新鮮な気持ちで仕事に邁進中
五感を刺激するスーパーシェフの料理
2011年に、ホテル、マンダリン・オリエンタル・パリの1階にオープン。ボルドーのレストラン、シャトー・コルディヤン・バージュなどで名を馳せたティエリー・マルクス氏による料理が、グルメ界で大注目。気迫を感じる創作料理に挑戦してみたい。
menu
・おまかせコース6品 Menu dégustation €180
・おまかせコース9品 Menu dégustation €210
・平日のランチ Déjeuner en Semaine €85
©George Apostolidis / Mandarin Oriental, Paris
円錐形のウズラ料理。意表を突く大胆なお皿に、しばしびっくり。ティエリーの料理の粋を楽しむ
白でまとめたコージーな店内
タパス・バー風のリラックスしたフレンチ
人気レストラン、ル・シャトーブリアンの2号店で、同店で働いていたギヨームがシェフを務める。フランスとスペイン、それと滞在経験が少しある日本の料理をミックスした料理だ。大理石と鏡に覆われた店内で、タパス風料理を賞味する。
menu
・イカスミのリゾット Risotto à l’encre
・アンチョビ Anchois
牛肉のホホ肉のカネロニ。ビオ系のワインに合わせて。スペイン産の生ハムなども美味
天井から床まで大理石の店内。赤い柱がアクセントになっている。グラスワインも各種あり
ヨーム・ルクセル氏
神戸のレストランにいたことがある。タパス風小皿料理が多い
大物シェフが開いたネオ・ビストロ
2011年、フランスの料理専門誌『ル・シェフ』によって今年のシェフに選ばれたジャン・フランソワ・ピエジェ氏がオープンした新感覚フレンチ。モダンと伝統が融合したクリエイティブな料理を気軽に楽しめるとあって、連日予約でいっぱいだ。
menu
・コンテチーズとジャンボン、野生のマッシュルームのスフレ €19 Soufflé Salé au Comté, au Jambon Blanc Fumé et aux Champignons Sauvages
・ゴマのプラリネのパリブレスト Paris-Brest au Sésame €12
スフレのように膨らんだピザの上に、フレッシュチーズと半生のマグロをのせて
老舗ブラッスリーをネオ・クラシックな内装に。予約は1週間前からのみ受け付け
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。