上五島
上五島のおすすめの観光スポット
ガイドブック編集部が厳選した上五島のおすすめの観光・旅行スポットをご紹介します。ステンドグラスを透してキラキラ輝く光に心奪われる「青砂ヶ浦天主堂」、五島の花椿の装飾が華やいだ雰囲気「頭ヶ島天主堂」、上五島初の本格的スパリゾート「五島列島リゾートホテル マルゲリータ」など情報満載。
上五島の魅力・見どころ
隠れキリシタンとして迫害された人々の信仰のよりどころ
上五島は五島列島の北部、中通島を中心に小値賀島や宇久島などの島々を含むエリア。隠れキリシタンとして、迫害から逃れた人が多く住んだところで、今も教会が数多く建ち、篤い信仰を集めている。「頭ヶ島天主堂」は信者が7年かけて造った石の教会で花の御堂として親しまれる。「青砂ヶ浦天主堂」はレンガ造りの教会堂で奈摩湾を望む高台に建つ。ほかにも木造の「冷水教会」や、現在は無人島になった野崎島に建つレンガ造りの「野首天主堂」などがある。
- スポット:38 件
- 記事:1 件
上五島のおすすめスポット
1~20 件を表示 / 全 38 件
青砂ヶ浦天主堂
ステンドグラスを透してキラキラ輝く光に心奪われる
東シナ海を望む高台に建つ。明治43(1910)年に三代目の聖堂として建てられた現在の建物は、上五島出身の建築家鉄川与助が設計、施工したもので、国の重要文化財。色彩豊かなステンドグラスの美しさが際立つ。
青砂ヶ浦天主堂
- 住所
- 長崎県新上五島町長崎県新上五島町奈摩郷1241
- 交通
- 有川港から車で15分、青方港から車で10分
- 料金
- 寸志
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00/ミサ=18:00~(ミサ・冠婚葬祭時には見学不可の場合あり、閉場している場合あり)
頭ヶ島天主堂
五島の花椿の装飾が華やいだ雰囲気
鉄川与助が設計、施工に携わった大正8(1919)年築の教会。教会堂としては西日本唯一、全国でもめずらしい石造り。外観は堅牢なものの、堂内は一転して、いくつもの椿の意匠が華やいだ雰囲気を印象づける。教会のすぐ近く、海を望む地にカトリック墓地があり、5月下旬にはマツバギクの花が満開を迎える。内部見学は事前連絡が必要。平成30(2018)年に、周辺集落を含めて世界文化遺産に登録された。
頭ヶ島天主堂
- 住所
- 長崎県新上五島町長崎県新上五島町友住郷638
- 交通
- 有川港から車で約20分、青方港から車で約30分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(見学は要予約)
五島列島リゾートホテル マルゲリータ
上五島初の本格的スパリゾート
紺碧の空と海を望む高台に建つ小さなオーベルジュ。白い外観は船がモチーフで、吹き抜けのフロントは教会をイメージしたガラス張り。五島の山海の幸をふんだんに使ったイタリアンに定評がある。
五島列島リゾートホテル マルゲリータ
- 住所
- 長崎県南松浦郡新上五島町小串郷1074
- 交通
- 有川港から西肥バス青方方面行きで13分、上五島高校前で西肥バス立串方面行きに乗り換えて26分、新魚目温泉荘下車すぐ
- 料金
- 1泊2食付=18360円~/外来入浴(11:00~17:00、要問合せ)=800円/外来入浴食事付=要問合せ/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- イン15:00、アウト10:00
冷水教会
教会建築の第一人者の鉄川与助が初めて設計、施工した教会
明治40(1907)年完成の木造建築の教会堂。教会建築の第一人者といわれる鉄川与助が棟梁として初めて設計、施工した教会として知られている。奈摩湾を見下ろす小高い丘の上に建つ。
キリシタン洞窟
信仰を守りぬいた先人の思いを感じる
明治時代のキリシタン迫害の際に、付近の信者が弾圧を逃れ、船でしか行けない険しい断崖の洞窟に隠れた。信仰を守りぬいた先人をしのび、昭和42(1967)年に入り口の断崖に高さ4mの十字架と、高さ3.6mのキリスト像が立てられた。
野首天主堂
野崎島と自然学塾のシンボルとして整備。赤レンガで建造される
明治41(1908)年築、名工鉄川与助がはじめて手がけたレンガ造りの教会。島内を見下ろす小高い丘の上に建つ。堂内の見学はおぢかアイランドツーリズムへの事前予約が必要。
大曽教会
煉瓦の凸凹による装飾が特徴で3年の歳月をかけて建てられた教会
煉瓦造りの教会で3年の歳月をかけて大正5(1916)年に建てられた。ステンドグラスは西ドイツ製で、八角形のドームを有する鐘塔。煉瓦の凸凹による装飾などが特徴。
大曽教会
- 住所
- 長崎県南松浦郡新上五島町青方郷2151-2
- 交通
- 青方港から西肥バス有川桟橋行きで2分、青方で西肥バス船崎行きに乗り換えて5分、大曽下車、徒歩5分
- 料金
- 寸志
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(ミサ時、冠婚葬祭時は拝観不可)
野崎島の野首・舟森集落跡
節約生活を厭わない一途な信徒
五島列島北部にある野崎島の2つのキリシタン集落で、両集落ともに、禁教時代の様相をとどめている。野首地区に今も建つ旧野首教会は、信者たちが一日2食の節約生活で資金を蓄え、建てたもので、鉄川与助による最初のレンガ造教会。野崎島への上陸および旧野首教会の見学は、おぢかアイランドツーリズムへの事前連絡が必要。平成30(2018)年に世界文化遺産に登録。
野崎島の野首・舟森集落跡
- 住所
- 長崎県北松浦郡小値賀町野崎郷野首
- 交通
- 小値賀港から徒歩5分の町営船乗り場から町営渡船で35分、野崎港下船、徒歩15分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 要確認
野崎島ガイドツアー
野崎島の野首集落跡をプチトレッキング
旧野首教会のほか、野生鹿の群れや海蝕崖、廃墟の野崎集落などをめぐるプチトレッキング。日帰りで参加の場合は、午前7時25分発の町営渡船で野崎島に渡り、野崎港に8時ころ集合。10時半ころにツアーは終了し、午後3時発の町営渡船が出るまではフリーとなる。最小催行人数は2人、7日前までの予約制。
野崎島ガイドツアー
- 住所
- 長崎県北松浦郡小値賀町笛吹郷野崎港
- 交通
- 小値賀港から町営渡船で35分、野崎港下船すぐ(渡航時は要事前連絡)
- 料金
- ツアー代=4320円/町営渡船(往復)=1000円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~10:30頃(2名から催行、7日前までに要予約)
鯨波
創作和食が味わえる
ランチは刺身定食や天ぷら定食があり、夜は居酒屋として利用できる。小値賀島のおいしい海鮮料理が味わえる。
鯨波
- 住所
- 長崎県北松浦郡小値賀町笛吹郷1559-1
- 交通
- 小値賀港から徒歩10分
- 料金
- 海鮮丼=1600円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:30~13:00、18:00~21:00
赤ダキ断崖
上層部が赤色の火山砕屑物からなる、海蝕でできた断崖
番岳と小番岳の鞍部にある噴石丘の南に、海蝕でできた断崖。断面は2層で、上層部は五島列島の地表に広く分布する赤色の火山砕屑物からなる。長崎県指定天然記念物になっている。
赤ダキ断崖
- 住所
- 長崎県南松浦郡新上五島町曽根郷
- 交通
- 有川港から西肥バス青方方面行きで13分、上五島高校前で西肥バス立串方面行きに乗り換えて27分、曽根教会下下車、徒歩20分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 情報なし
奈良尾温泉
運動機能障害などに効果がある、絶好のロケーションに湧く温泉
五島灘を一望するロケーションに湧く温泉。リウマチ、運動機能障害などに効果があるといわれるナトリウム・カルシウム・塩化物泉。豊かな自然美と良質の湯を堪能したい。
ポットホール
自然の作用で6000年かけて形づくられた。国の天然記念物
小値賀島と橋でつながっている斑島にある。海触岩の一部が欠けて岩の割れ目に入り、激流が転がしておよそ6000年かけて形づくったもの。国の天然記念物に指定されている。
龍馬ゆかりの広場
「潮合崎」に向かって合掌する「坂本龍馬の像」が見られる広場
亀山社中の練習船「ワイル・ウェフ」が大暴風雨にあって遭難した「潮合崎」に向かって、鎮魂の念を込めて合掌する「坂本龍馬の像」が見られる広場。
龍馬ゆかりの広場
- 住所
- 長崎県新上五島町長崎県新上五島町江の浜郷
- 交通
- 有川港から車で約15分、青方港から車で約25分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 入園自由
野崎島自然学塾村
無人島暮らしを体験しよう
野崎島の住人は簡易宿泊施設である野崎島自然学塾村の管理人のみ。「ほぼ無人」のこの島を楽しむための拠点で、野崎島ガイドツアーの際は休憩したり、食材を持ち込めば自炊することもできる。宿泊、日帰り利用とも、2週間前までにおぢかアイランドツーリズムへの予約が必要。
野崎島自然学塾村
- 住所
- 長崎県北松浦郡小値賀町野崎郷664
- 交通
- 小値賀港から町営渡船で35分、野崎港下船、徒歩20分
- 料金
- 入村料=1000円/素泊まり=3850円~/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 予約制(2週間前まで)
姫の松原
450mにわたって美しい緑の松並木が、町道の両側に続く
小値賀島の北部、柳地区と中村地区をつなぐ町道の両側にある松原。およそ450mにわたって美しい緑の松並木が続く。日本の名松100選の一つに選ばれている。
あこう樹
天然の鳥居として親しまれる巨木。国の天然記念物
奈良尾神社の参道にそびえる巨木で、天然の鳥居として親しまれていて、この下を通ると長生きできると伝えられる。日本名木百選の一つで、国の天然記念物に指定されている。
