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猫用キャリーバッグおすすめ15選!猫用キャリーバッグの選び方とチェックするポイントも! 画像:123RF

にゃっぷる編集部

更新日: 2023年1月30日

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猫用キャリーバッグおすすめ15選!猫用キャリーバッグの選び方とチェックするポイントも!

猫と暮らすなら必要不可欠な猫用キャリーバッグ。
猫を病院へ連れて行くときや災害時の避難など、いざというときに猫用キャリーバッグがないと困りますよね。
進化を続ける猫用キャリーバッグには素材・種類・機能と色々ありすぎて何を基準に選べばいいのか迷ってしまい、なかなか決められないという声も。

今回は猫用キャリーバッグの機能やチェックするポイントを押さえながら、猫がストレスにならない猫用キャリーバッグを15アイテムご紹介します。

まず最初に猫用キャリーバッグの選び方を見ていきましょう!

猫用キャリーバッグの選び方【基本編】:大きさ・素材・種類で選ぶ猫用キャリーバッグ

猫用キャリーバッグの選び方【基本編】:大きさ・素材・種類で選ぶ猫用キャリーバッグ
画像:123RF

様々な場面で使う猫用キャリーバッグ。

でも猫用キャリーバッグでの移動は、猫にとってストレスになりがち。また、大人になった猫は体重もあるため、連れている飼い主さんにも負担が……。

猫用キャリーバッグを選ぶときの大事なポイントがわかれば、猫も飼い主さんも移動が楽になります!

最初は基本編。猫用キャリーバッグの大きさ、素材、種類について見ていきましょう。

猫用キャリーバッグの選び方①:大きさ

猫用キャリーバッグの選び方①:大きさ

小さくてバッグの中が狭い猫用キャリーバッグはもちろんNGですが、大きくてバッグの中が広すぎるものもNG!広すぎるとバッグの中で大きく揺さぶられ、酔ってしまう猫もいます。猫がギリギリ方向転換できるくらいの広さのものを選びましょう。

猫用キャリーバッグの中で猫が無理なくお座りと伏せた状態(香箱座り)でいられるかもチェックしましょう。

猫用キャリーバッグの選び方②:素材

猫用キャリーバッグの選び方②:素材

猫用キャリーバッグの素材は【プラスチック製】のハードタイプと【布製】のソフトタイプの2種類あります。それぞれのメリットとデメリットを見てみましょう。

プラスチック製の猫用キャリーバッグ

特徴
「ポリカーボネート」や「ポリプロピレン」「ABS樹脂」など、熱に強いプラスチックでできている商品が多く、形が崩れず衝撃に強い。

メリット
・丈夫で型崩れしない。
・丸洗いができるので清潔に保てる。
・雨や雪などの悪天候でも使用可能。

デメリット
・重い。
・収納にスペースが必要。
・同じようなデザインが多い。

布製の猫用キャリーバッグ

特徴
「ポリエステル」や「オックスフォード生地」など、猫の爪でも破れにくい素材が多く、デザインも豊富。

メリット
・軽量。
・使っていない時はコンパクトになる商品が多い。
・色やデザインが豊富。

デメリット
・汚れた時の手入れが大変。
・防水加工されていないものは悪天候時の使用に向かない。
・型崩れする。

プラスチックと布、素材のメリット・デメリットは、ほぼ正反対の印象ですね。

猫用キャリーバッグの選び方③:種類

猫用キャリーバッグの選び方③:種類

猫用キャリーバッグは主に【手提げタイプ】【ショルダータイプ】【リュックタイプ】の3種類あります。

3つのタイプに共通するチェックポイントは、猫用キャリーバッグの中底(猫の足元)がしっかりしていて安定感のあるものを選ぶこと。足元が不安定なものは猫と飼い主さんのどちらにも大きな負担になります。

手提げタイプの猫用キャリーバッグ

プラスチック製の猫用キャリーバッグは、ほぼこの「手提げタイプ」になります。

手元に猫用キャリーバッグがあるので、容易に猫の様子を確認することができます。その反面、持ち手がふさがってしまうため不便になることも。両手で抱えるように持つと安定し移動も楽になります。

こんな場面におすすめ!
・公共交通機関や車での移動に最適。

旅行や遠方へ外出するなら「プラスチック製の手提げタイプ」がベスト!猫のいるスペースが安定して保たれているので、猫には負担が少ないのも利点となります。

ショルダータイプの猫用キャリーバッグ

「ショルダータイプ」は上述の手提げタイプよりもある程度手の自由はききますが、猫を入れた猫用キャリーバッグを肩にかけている状態は想像よりも大変……。また、歩いているときの振動がダイレクトに猫用キャリーバッグに伝わりやすいのも「ショルダータイプ」の特徴。ショルダーの長さを短くして、脇で挟むようにすると揺れが抑えられます。

「ショルダータイプ」は肩掛け部分が幅広いものを選ぶことで、飼い主さんの肩への負担が軽減されます。トートバッグのように本体がへたるものは猫のいるスペースが狭くなってしまうので、本体がしっかりとしていて自立するものを選びましょう。ショルダーとバッグをつなぐパーツは「金属製」が安心です。

こんな場面におすすめ!
・移動手段が徒歩や車のとき。
・移動距離や移動時間が短いとき。

リュックタイプの猫用キャリーバッグ

「リュックタイプ」の猫用キャリーバッグは、両手が自由になるのが最大の利点。また重さが両肩に分散されるのでショルダータイプよりも軽く感じます。

リュックについたベルト部分も要チェック。「チェストベルト」は「ショルダーベルト」がズレ落ちてくるのを抑え、「ウエストベルト」はリュックの振動を抑えて安定させてくれるので「チェストベルト」や「ウエストベルト」のある商品がおすすめです!

柔らかいものは避け、型崩れしにくい丈夫なものを選びましょう。ただし背中に背負っているので、猫の様子をチェックしにくいのが難点。

こんな場面におすすめ!
・移動手段が徒歩または自転車やバイクのとき。

避難時は「リュックタイプ」一択です!

猫用キャリーバッグの選び方【応用編】:押さえておきたい機能面のチェックポイント

猫用キャリーバッグの選び方【応用編】:押さえておきたい機能面のチェックポイント
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昔と比べてとても機能的になった猫用キャリーバッグ。ここからは応用編として、バッグの機能面に注目してみましょう。

猫を出し入れする「開口部」、猫の体のためにも見逃せない「通気性」や「のぞき窓」、安全性を高める「飛び出し防止のためのフック」、入り口の「ロック部分」を順番にご紹介。

あると便利な部分もあれば、猫には不向きだと思う部分も。ひとつずつチェックしていきましょう!

猫用キャリーバッグのチェックポイント①:開口部分

猫用キャリーバッグのチェックポイント①:開口部分

猫を出し入れする開口部分は、大きく開くものを選ぶと猫をスムーズに出し入れできます。

猫を出し入れする開口部分は2か所以上あるものが理想的。「上面+正面」や「上面+サイド」など、状況に応じて出し入れする部分を使い分けられるものがベスト!

猫用キャリーバッグのチェックポイント②:通気性

猫用キャリーバッグのチェックポイント②:通気性

猫用キャリーバッグの中で猫が息苦しくならないものを選ぶことは、とても重要です。メッシュ部分が多く、密閉度が高すぎないものを選びましょう。メッシュ部分は猫が爪を立てても破れないように、強度が十分なものかチェックするのを忘れずに!

空調ファンを搭載している商品もありますが、モーター音が苦手な猫の場合はストレスになります。

猫用キャリーバッグのチェックポイント③:のぞき窓

猫用キャリーバッグのチェックポイント③:のぞき窓

中の様子がわかるのぞき窓部分は、見えにくいと不便ですが、見えすぎても猫にはストレスになります。

本体がスケルトンで中が丸見えになっている商品も見かけます。人間からすればユニークで可愛いキャリーバッグですが、臆病な猫には不向き。隠れる場所がなくストレスを与えてしまいます。日光を遮ることもできず、とくに夏場はとても危険!

スケルトンの商品には、メッシュに切り替えて目隠しができる商品もあります。猫のストレスにならないものを選びましょう。

猫用キャリーバッグのチェックポイント④:飛び出し防止フック

猫用キャリーバッグのチェックポイント④:飛び出し防止フック

犬用と同じく、猫用キャリーバッグにも「飛び出し防止フック(またはリード)」が付いている商品は多くあります。

「飛び出し防止フック」を使うときは、「首輪」ではなく「ハーネス」に付けましょう。猫用の首輪は負荷がかかると簡単に外れるように作られているので、「飛び出し防止フック」に取り付けても正しく機能しません。

繰り返しになりますが「飛び出し防止フック」は「ハーネス」で使いましょう!

猫用キャリーバッグのチェックポイント⑤:ロック部分

猫用キャリーバッグのチェックポイント⑤:ロック部分

ロック部分は猫用キャリーバッグの「素材」によって、事前に見ておきたい部分が異なります。

プラスチック製の猫用キャリーバッグ

片方の手でドアを押さえ、猫が飛び出すのを防止しながらもう一方の手でロックできるものが便利。中で猫が暴れても開くことがないかをチェックしましょう。

その他にも回してロックするダイヤル式のキャリーバッグもあります。つまみ部分が小さいと使いづらいので大きくて回しやすいものを選びましょう。

布製の猫用キャリーバッグ

布製はファスナーの噛み合わせが重要。噛み合わせが悪いファスナーの場合、猫が中から開けてしまい外出先で困ったことになったというユーザーの声も。

「ダブルファスナー」や「ファスナーロック」の付いた商品だと安心です。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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