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おすすめ単眼鏡10選!小さくとも頼りになるアシスタントはこれ! 画像:123RF

まっぷるライフスタイル編集部

更新日: 2023年2月6日

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おすすめ単眼鏡10選!小さくとも頼りになるアシスタントはこれ!

観劇やスポーツイベントなど、その迫力や感動を強めてくれる単眼鏡。
今回はおすすめの単眼鏡を厳選してご紹介します。

小さくてコンパクトな単眼鏡は、気軽に持ち運びができて便利。
持ち歩いていれば、きっと「持っていてよかった」と感じることが多い単眼鏡。

その魅力や厳選したアイテムをじっくり解説していきます。

単眼鏡と双眼鏡の違い、そのメリットとデメリット

単眼鏡と双眼鏡の違い、そのメリットとデメリット
画像:123RF

単眼鏡のメリットと双眼鏡との違い

単眼鏡のメリットは、双眼鏡と比べてピントを合わせられる距離が近いという点があります。この距離のことを最短合焦距離と呼び、その数値が小さいほど近くのものをくっきりと拡大できる機種になります。

また単純に見る部分が半分で済むわけですから、同じ程度の性能を持つ製品を仮定すると、双眼鏡と比べて安価で手軽、また小さい分だけ携帯性にも優れていると言えます。

双眼鏡の場合、スマートフォンと連携させるには専用のアダプターなどが必要なことが多いのですが、単眼鏡は初めからスマートフォンと接続して撮影を行うことを前提とした製品もよく見られます。

単眼鏡のデメリットと双眼鏡との違い

一方で単眼鏡のデメリットとしては、片目で見るために距離感や立体感を感じ取りづらいという点があります。

オペラグラスといえば両目で見るものが連想されるでしょう。これはもともとお気に入りの俳優や踊り子を見るためのものであり、だとすれば「物理的に見えていればよい」というだけではなく、その人物の空気感までを感じ取りたいもの。そう考えれば、オペラグラスが両目で見るものであることも納得できるのではないでしょうか。

逆に、天体望遠鏡のように極端に遠いものを見るときや、絵画のようなもともと二次元のものを見るときに、距離感・立体感をそれほど重視しない単眼のものが使われることが多いのも、また道理というものです。

単眼鏡選びのポイント

単眼鏡選びのポイント
画像:123RF

単眼鏡選びの主なポイントとしては、以下の五つが挙げられます。

単眼鏡選びのポイント1:倍率

単眼鏡選びのポイント1:倍率

倍率は高ければ高いほどよい製品なのでしょうか?

実はそうとも言い切れないのです。確かに「遠くを見る」ということに関して言えば、高倍率こそが正義。しかしその分、視野が狭くなるということですから、動きの激しい対象を追いかけるのは大変ということになります。

レンズを大きくすれば視野も確保できるのですが、そうなると携帯性も損なわれますし、コストにも直結します。表現を変えると、高倍率を求めるならば、ある程度の大きさと価格は覚悟する必要があるということです

とはいえ、非常に遠いところを見ることが必要なケースもあるでしょうから、自分の用途にとって適切と思われる倍率の製品を選ぶことをおすすめします。また「いざ必要」というときには高倍率にもできる単眼鏡をチョイスしておき、普段は倍率を抑えめにして使う、という考え方もあるでしょう。

ちなみに目的別に、以下の倍率が推奨されています。

単眼鏡の使用目的 推奨倍率
美術品の鑑賞 4〜7倍
コンサート・舞台鑑賞 4〜16倍
スポーツ観戦・バードウォッチング 8〜12倍

単眼鏡選びのポイント2:対物レンズ有効径と明るさ

単眼鏡選びのポイント2:対物レンズ有効径と明るさ

対物レンズとは目にあてる側と反対の、見る対象に近い側のレンズのことです。このレンズの有効径が大きいほど、取り入れる光が多いため、対象が明るく見えます

また単眼鏡によっては「明るさ」を数値で明記しているものもあります。明るさに関しては、以下の数値が推奨されています。

場所(明るさ) 推奨数値
晴天の日中 4以下でも可
普通の明るさ 4〜9
薄暗い場所 9以上

単眼鏡選びのポイント3:最短合焦距離

単眼鏡選びのポイント3:最短合焦距離

「いかに近い距離でもピントが合うかどうか」を示す数字です。博物館や美術館で使うことを想定している場合は、できるだけ小さな数字が望ましくなります

裸眼で漠然と見ているときには気付けなかった、画家の思いもよらぬほどの緻密な描き込み、またその逆の大胆な省略の技術。そういったものに舌を巻きたいのであれば、最短合焦距離の小さい単眼鏡がおすすめですよ。

単眼鏡選びのポイント4:小ささと軽さ

単眼鏡選びのポイント4:小ささと軽さ

単眼鏡に限らないことですが、必要な場所で持っていなければ、どんな立派な道具でも宝の持ち腐れです。常に携帯することを想定しているのなら、小ささと軽さも重要なポイント。

また使う場面が事前に分かっている場合でも、三脚などを使わずに手持ちで使いたい場合は、持ち疲れも考慮しなければなりません。店頭で実際に持ってみることができる場合は、自分が「大丈夫」と思える重さよりやや軽い程度の製品が無難とされています

単眼鏡選びのポイント5:その他

単眼鏡選びのポイント5:その他

他にも防水や、赤外線による暗視機能など、独自の持ち味を打ち出している単眼鏡もあります。自分にとって重要な機能と思える場合には、それらも考慮することが必要になるでしょう。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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