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ウォッカとは?おすすめのウォッカ15選と味しい飲み方をソムリエがご紹介 画像:123RF

三野 勝博

更新日: 2023年2月10日

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ウォッカとは?おすすめのウォッカ15選と味しい飲み方をソムリエがご紹介

お酒に強いロシア人によるロシア人のためのお酒という印象が強いウォッカ。
ですが、実はウイスキーやブランデーの祖先であったり、世界中でカクテルブームを巻き起こした偉大なお酒でもあります。

今回はそんなウォッカについての説明やおすすめのウォッカ15選の紹介とあわせて、お家でも楽しめる簡単な飲み方もご紹介。

ウォッカを楽しむ際の参考にしてみてください!

ウォッカとは

ウォッカとは
画像:123RF

ウォッカは、ジン・ラム・テキーラと並び「4大スピリッツ」とも呼ばれている、世界的な定番蒸留酒。

大麦・ライ麦・じゃがいも・とうもろこしなどの主原料となる穀物を醸造、連続して蒸留させ、(蒸留したてはなんと85〜90%もある)アルコール度数を40〜60%に調整して造られます。ここまではジンとほぼ同じなのですが、ウォッカをウォッカたらしめるのが、最後に白樺の活性炭で濾過する工程。ここでお酒を磨き上げることで、ウォッカのスッキリとした癖のないクリアな味わいが造られます。

ウォッカが造られ始めたのは11世紀から13世紀と言われています。イギリス発祥のウイスキーや、フランス発祥のブランデーも、実はウォッカを元に造られたとされているほど、歴史あるお酒なのです。

ロシアが先かポーランドが先か

ロシアが先かポーランドが先か
画像:123RF

ウォッカはロシアのお酒というイメージがありますが、実はポーランドを発祥とする説も。長年その起源を巡って争いが繰り広げられてきましたが、1982年の国際調停裁判でロシアが起源ということで決着がつき、ロシア発祥のお酒として認められたそうです。

世界一アルコール度数の高いお酒

世界一アルコール度数の高いお酒
画像:Amazon

世界一アルコール度数が高いお酒は、「スピリタス」という種類のポーランドのウォッカ。蒸留をなんと70回も繰り返すことでアルコール度数を高め、最終的に96%という度数に!

本国では、飲むだけでなく消毒に使われているというのも納得です。火を近づけるだけで簡単に引火してしまうため、取り扱いは要注意!のお酒です。

ウォッカの種類

ウォッカの種類
画像:123RF

ウォッカには大きく分けて2種類あります。それぞれの種類について見ていきましょう。

ウォッカの種類1.ピュアウォッカ

ウォッカの種類1.ピュアウォッカ
画像:123RF

フレーバーをつけられていない無色透明のウォッカ。ウォッカ以外の味や香りがないため、ウォッカ独自の澄んだ味わいを楽しめます。

カクテルベースに使ったり、ストレートやロックの飲み方がおすすめです。

ウォッカの種類2.フレーバードウォッカ

ウォッカの種類2.フレーバードウォッカ
画像:123RF

ピュアウォッカにハーブやフルーツ、香辛料などを漬け込んで香りや味わいを加えたもの。風味が際立つロックやソーダ割りの飲み方がおすすめです。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

ミラノに本社のあるワインショップ「ワインティップ」を運営。
ワインを学ぶためイタリアミラノに5年間在住。在住時にイタリアソムリエ協会認定ソムリエ資格取得。
現在は日本でオールドヴィンテージのイタリアワイン販売サイトを運営している。
>>ワインティップジャパンWEBページ

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