おすすめのウォッカ15選
ここからは、ソムリエおすすめのウォッカを15銘柄ご紹介。どれも美味しいウォッカなので、お気に入りのウォッカが見つかるはず!
おすすめウォッカ1.スミノフスミノフ ウォッカ
1864年に誕生し、皇帝御用達ウォッカとして時の皇帝に愛された歴史を持つ、売上げ世界ナンバーワンウォッカのスミノフ。やがてアメリカに渡り、カクテルブームの火付け役となったお酒でもあります。
8時間以上の長い時間をかけて濾過されたクリアな味わいは、まさに王道のウォッカ!
癖のない味わいのため、カクテルにする飲み方がおすすめです
アルコール度数:40%
原産国:韓国
参考価格: 1,200円
おすすめウォッカ2.ストリチナヤストリチナヤ プレミアム
ロシア語で「首都」を意味するストリチナヤは、1938年のソ連時代に製造が始まり、現在はラトビアの蒸留所で造られているウォッカ。
大統領の晩餐会でも飲まれていると言われているプレミアムウォッカは、岩盤層から組み上げられたミネラル豊富な水を使用しているため、ピュアでありつつも深い味わいが特徴。
おすすめの飲み方は、冷凍庫でキンキンに冷やしてストレートで!とろりとした味わいを楽しめますよ。
アルコール度数:40%
原産国:ラトビア
参考価格:2,036円
おすすめウォッカ3.ペルツォフカペルツォフカ ウォッカ
唐辛子が漬け込んである、フレーバードタイプのウォッカ。ロシアでは風邪の特効薬として飲まれているというから、さすが。
ブラディメアリーのベースとしてはもちろん、キンキンに冷やしてショットグラスでクイッといくのも美味しい飲み方です。
辛党の人へのギフトとしてもおすすめのウォッカです。
アルコール度数:35%
原産国:ロシア
参考価格:1,484円
おすすめウォッカ4.アブソルベントプレミアムウォッカ
ポーランドの中でも高い人気を誇るアブソルベントのプレミアムウォッカ。
自然豊かなポーランドで同社が所有する森の源泉から汲み取った水を丁寧に濾過しており、「世界で最もピュアなウォッカ」のキャッチフレーズで有名です。
素材の美味しさを活かしてくれるため、フレッシュフルーツを使ったカクテルなどの飲み方がおすすめのウォッカ。
アルコール度数:37.5%
原産国:ポーランド
参考価格:1,285円
おすすめウォッカ5.ズブロッカバイソングラス
薄緑色がかった色味と、ボトルの中にスッと入れられたズブロッカ草(バイソングラス)が特徴のウォッカ。
ふんわりとヨモギや桜餅のような香りがするため、日本人には懐かしい味わいのウォッカかもしれませんね。
よく冷やしてストレートやロックの飲み方ももちろん美味しいですが、ズブロッカの味わいを引き立ててくれるソーダ割りや牛乳割りもおすすめです。
アルコール度数:37.5%
原産国:ポーランド
参考価格:1,885円
おすすめウォッカ6.エリストフウォッカ
ペルシャ語で「狼の地」を意味するグルジア(現ジョージア)の貴族のイワン・エリストフが開発したピュアウォッカ。
ボトルの狼と、ピュアな味わいを追求するため厳選されたライ麦を使用しているのが特徴です。おすすめの飲み方は、ロックにレモンの組み合わせや、トニック割りやソルティドッグなど。
柑橘の風味でさっぱりといただくと美味しさが際立つウォッカです。
アルコール度数:37.5%
原産国:ジョージア(製造はフランス)
参考価格:1,204円
おすすめウォッカ7.アブソルート ウォッカアブソルート シトロン
ピュアウォッカから様々なフレーバードウォッカまで幅広いラインナップを揃えるスウェーデン発ウォッカブランド、アブソルートからおすすめしたいのはレモンフレーバーのシトロン。
糖分が加えられていないため、鼻に抜けるレモンの香りとフレッシュな味わいを楽しめます。
大人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」で有名になったカクテル「コスモポリタン」のベースとしても多くのバーで使われています。香りを楽しむならストレートかロックがおすすめの飲み方!
アルコール度数:40%
原産国:スウェーデン
参考価格:1,851円
おすすめウォッカ8.フィンランディアウォッカ
フィンランドの美しい自然と天然氷河の水で磨き上げたピュアウォッカ。原料の六条麦は、味と香りの障害となる油分が少ないため、クリアでキレの良い味わいが特徴です。
映画007シリーズの「ダイ・アナザー・デイ」の中でジェームズ・ボンドが飲んだウォッカマティーニ使われていたウォッカがこちら。
007のようにウォッカマティーニも良いですが、キンキンに冷やしてストレートもおすすめの飲み方です。
アルコール度数:40%
原産国:フィンランド
参考価格:1,766円
おすすめウォッカ9.グレイグースウォッカ
フランス産で最上級と言われるグレイグースのプレミアムウォッカ。
他ブランドのウォッカが蒸留と濾過の技術を駆使してピュアさを追求するのに対し、こちらは濾過を最小限に留めて味わいあるウォッカを製造するコンセプトに基づいて造られているのが特徴。
ピュアウォッカながら、高級感のある花のようなやわらかな香りがあるため、よく冷やしてストレート、またはロックがおすすめの飲み方です。
アルコール度数:40%
原産国:フランス
参考価格:3,807円
おすすめウォッカ10.シロックウォッカ
フランス産のブドウを原料とした珍しいウォッカ。
高級ワインの製法である低温抽出法を採用し、ブドウの香りを壊すことなく丁寧に造られたこちらは、爽やかな柑橘系の香りとまろやかな味わいが特徴。
ブランデーで有名なコニャック地方の蒸留所で造られているのもお酒好きの心をくすぐるポイントではないでしょうか。
このウォッカの独特な味わいを楽しみたい場合はストレートやロックで、軽い飲み方で楽しみたい場合は、ライムやグレープフルーツなど柑橘系のフルーツを使ったカクテルがおすすめです。
アルコール度数:40%
原産国:フランス
参考価格:3,565円
おすすめウォッカ11.スカイウォッカ
二日酔いの原因となる成分を減らす蒸留法で造られたウォッカ、と聞いたらお酒好きは喜ぶのでは!?
透明度の高いウォッカで味わいも非常にクリア。そのため、ストレートで飲むと少し物足りないかもしれません。
おすすめの飲み方は、トニックや柑橘系のフルーツを使ったカクテルなど。コバルトブルーのボトルも目を引く、サンフランシスコ生まれのスタイリッシュなピュアウォッカです。
アルコール度数:37.5%
原産国:アメリカ(製造はイタリア)
参考価格:1,210円
おすすめウォッカ12.ハリコネプモイ
珍しいベトナム産のフレーバードウォッカ。黄色もち米を原料とし、さらにシナモンやフェンネルなどのスパイスやハーブが加えられているため、エキゾチックな香りと味わいが特徴です。
ベトナム料理をはじめとしたアジア料理との相性抜群のウォッカ!ストレートやロックで飲んでも美味しいですが、ソーダ割りにして食事と合わせるのがおすすめの飲み方です。
アルコール度数:40%
原産国:ベトナム
参考価格:2,218円
おすすめウォッカ13.ニッカカフェウォッカ
カフェウォッカの名前の由来は、ニッカウイスキーが持つ蒸留機「カフェスチル」で造られたウォッカということから。コーヒー味のウォッカではなく、ピュアウォッカです。
原料であるモルトとコーンの甘い香りとコクのある味わいに、フローラルで華やかな香りは、合わせるものを選ばない汎用性と個性を併せ持つ優秀選手。
世界的なお酒の品評会のウォッカ部門で最高賞のトロフィーを受賞(2018年)した実力派でもあるこちらは、ストレートやロックでシンプルに味わう飲み方がおすすめです。
アルコール度数:40%
原産国:日本
参考価格:4,524円
おすすめウォッカ14.サントリージャパニーズクラフトウォッカ白(Haku)
サントリーのジャパニーズクラフトシリーズから出ているウォッカ、白(ハク)。
名前の由来は、原料の白米から。特許を取得した独自の濾過製法により、不純物を取り除き、雑味がない、米の自然な甘さと繊細な香りを楽しめるのが特徴です。
マイルドな口当たりのため、ウォッカ初心者にもおすすめ。飲み方は、焼酎のようにストレートやロックで飲むのがおすすめです。
アルコール度数:40%
原産国:日本
参考価格:3,067円
おすすめウォッカ15.三和酒造WAPIRITSTUMUGI(つむぎ)
大分の麦焼酎「いいちこ」のメーカー、三和酒造が打ち出す「和」のスピリッツシリーズWAPIRITSのフレーバードウォッカ。
原料の麹のふんわりとした香りと豊かな風味に、5種類のボタニカルを漬け込んだユニークな味わいが特徴です。
おすすめの飲み方は、ストレートやロック、ソーダ割り。シンプルな飲み方で麹の味わいが引き立つウォッカです。
アルコール度数:40%
原産国:日本
参考価格:1,945円
奥が深いウォッカの世界を堪能しましょう!
シンプルなだけに、深掘りしてみるとそれぞれ味わいや製法の違いが際立ち、とても面白いお酒であるウォッカ。
飲み比べていくと、これといった特徴のないクリアなお酒、という印象も覆るはず!
お酒好きにこそ、シンプルな飲み方で味わいの違いを楽しんでほしいお酒です。
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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】三野 勝博
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ミラノに本社のあるワインショップ「ワインティップ」を運営。
ワインを学ぶためイタリアミラノに5年間在住。在住時にイタリアソムリエ協会認定ソムリエ資格取得。
現在は日本でオールドヴィンテージのイタリアワイン販売サイトを運営している。
>>ワインティップジャパンWEBページ