Every Little Thingが2002年にリリースした「nostalgia」。水野美紀さん主演のドラマ「お義母さんといっしょ」の主題歌です。

ボーカル持田香織さんのこれまでの楽曲とは一味違った、穏やかで柔らかな歌声が堪能できる一曲。歌詞の中に「お母さん、ママ」の言葉はないものの、随所に母の愛が感じられる名曲です。また、大好きなお母さんにだからこそ感情をぶつけてしまった、という歌詞には、思わずうなずいてしまう人も多いはず。

1971年リリースの「おふくろさん」は、森進一さんのシングルです。タイトルのまま、お母さんに宛てた渾身の一曲。「お前もいつかは 世の中の傘になれよと 教えてくれた」との歌詞からは、昭和のお母さんが彷彿されますね。

人のために役に立つ人間になってほしいと願うのは、平成、令和の時代とはまた異なったお母さん像で、涙を誘います。ストレートにありがとうを伝えるのが照れ臭い人や若い人で変化球を狙いたいなら、昭和の名曲を贈ってみても良いかもしれません。