津和野のハナショウブ・カキツバタ
微妙な色合いの白や紫の花が水辺を彩る
いずれもアヤメ科の花で、湿地や水辺に生育するので見分けはむずかしいが、ハナショウブは花が比較的大きくて弁元が黄色い。カキツバタは弁元に細長い白い筋がある。小京都・津和野の殿町通りは、6月にハナショウブが咲いて風情たっぷり。
殿町通りのハナショウブ(トノマチドオリノハナショウブ)
風情を添えるハナショウブ
立派な門構えの武家屋敷跡が並び、堀割にはコイが泳ぐ日本情緒あふれる通り。6月には白壁の土堀沿いの堀割に約2000株の白や紫のハナショウブが咲き、通りに彩りを添える。