一等丸
森鴎外が使ったといわれる漢方胃腸薬
津和野の伊藤博石堂で作られている漢方薬で、100年以上の歴史をもつ。食べ過ぎや二日酔い、食あたりなどに効能があるとされ、現在も広く愛用されている。幼い頃の森鴎外が使ったともいわれる。
高津屋 伊藤 博石堂(タカツヤイトウハクセキドウ)
寛政10(1798)年創業老舗薬店。店内に昔の調剤用具もあり
寛政10(1798)年創業の老舗薬舗。食べ過ぎ、胸焼けなどに効く漢方胃腸薬の一等丸は、森鴎外が日露戦争へ出征する際に持参したという。店内の昔の調剤用具も興味深い。