能登のミズバショウ
湿原を可憐に彩る純白のミズバショウ
湿原に群れ咲くサトイモ科の多年草。低地では4月~5月、高地では融雪後の5月~7月に開花する。花は、香りの良い小さな花が集まった棒状の肉穂花序で、純白の仏炎苞(ぶつえんほう)に包まれている。開花途中から伸び出す葉の緑との対比が美しい。輪島市の三蛇山では群生が見られる。
三蛇山のミズバショウ(サンジャヤマノミズバショウ)
数千株のミズバショウ群生地が貴廟のミスバショウと呼ばれている
三蛇山山頂近くの天池を中心とした湿地帯には約4000株のミズバショウ群生地があり、「貴廟のミスバショウ」と呼ばれている。
来入寺(ライニュウジ)
約1000株のミスバショウと400年の歴史をもつ古寺
400年以上の歴史をもつ古刹。能登の苔寺と呼ばれることもある。約1000株のミスバショウが咲き、古寺との対比が美しい。