
更新日:2020年4月13日
ハワイに出雲大社!?マナが宿るパワースポット!
ハワイの古代信仰と深い関わりを持つパワースポットは、自然のエネルギーに満ちた場所。見学には敬意を払ってマナーを守ろう。
「マナ」と神聖な「ヘイアウ」
ハワイの文化を知るうえで欠かせない言葉が「マナ」である。マナとは自然が宿す「霊力」や「生命エネルギー」のこと。古代ハワイ人はすべてのものにマナが宿ると考え、レイのようにして身につけることで、そのもののマナを取り入れることができると信じていた。また各地に残されている「ヘイアウ」と呼ばれる場所は、かつての神殿跡であり、祭祀が行なわれていたところ。ヘイアウにはさまざまな種類があり、雨乞いのためや、病人を癒すため、また生け贄を捧げるためのヘイアウもあった。今でも神聖な場所であることに変わりない。
ヘイアウには今もレイなどが捧げられる
カネアナ洞窟 Kaneana Cave
魂の誕生と死をつかさどる女神の子宮
ケアヴァウラ湾に面し、浸食によって約15万年前にできたと考えられている。洞窟の奥行は約140mあり、古代ハワイ人は女神の子宮としてあがめ、人類はここで生まれたと信じられていた。内部は暗いので見学は明るいうちに。
魂はここからカエナ岬を通って黄泉へ行くと信じられた
プウ・オ・マフカ・ヘイアウ Puu O Mahuka Heiau
今も供養されるオアフ最大のヘイアウ
戦いの神クーを祀るために造られたヘイアウで、かつて生け贄が捧げられていた。1792年に漂着したイギリス人船員3名も生け贄となった。ワイメア湾を見下ろす約2万㎡の広大な敷地には石垣の神殿跡が残されている。
かつては神像が置かれていた石の台座跡
マカプウ・ヘイアウ Makapuu Heiau
エメラルドの海を望む2つのヘイアウ
男性神と女性神を祀った2つのヘイアウがあり、男性神のヘイアウは豊漁を、女性神のヘイアウは漁の安全祈願をした。今は旅の安全祈願をする人も。すぐそばの海岸にはヒーリングプールと呼ばれる天然の岩場のプールがある。
漁の安全を祈願した女性神のヘイアウ。目の前の島はラビット島だ
クカニロコ(バース・ストーン) Kukaniloko(Birth Stone )
オアフ島の真ん中にある聖なる石
古代の王族女性は産まれてくる子に強いマナが授かるよう神聖な場所で出産した。クカニロコはまさにそうした聖なる場所で、ほかの島の王族女性も出産のためにオアフに渡ってきたほど。現在は子宝祈願をする人も多い。
バース・ストーンにはペトログリフ(線画)が描かれている
まずは大きな石が迎えてくれる。ここにもマナが宿っている
ペレの椅子 Pele's Chair
心身を浄化して新たなスタートを
火の女神ペレがオアフ島を造ったあと休息のために座ったと伝わる岩。近くに行くには、マカプウ・トレイルの入口から片道約20分の軽いトレッキングを。ストレスや悩みを浄化してリスタートを切りたいときに祈願するといい。
ここに足を運んで海を眺めるだけでもストレスを発散してリフレッシュできそうだ
ウルポ・ヘイアウ Ulupo Heiau
オアフ島最古で2番目に大きな神殿跡
オアフ島最古の神殿といわれ、伝説の小人「メネフネ」が手渡しで石を運んで高さ約10mの神殿を一晩で築いたとされる。かつては王族の出産場所としても使われたが、後年は戦勝祈願のために生け贄を捧げるヘイアウに。
【関連リンク】
神殿は北極星に向けて造られていて、古代人の知識がうかがえる
ワイキキ 魔法の石 Wizard Stones of Waikiki
ヒーリングパワーを宿す石
ワイキキ交番の隣にある4つの石。16世紀にタヒチから来た4人のカフナ(祈祷師)が人々の病を癒し、帰る際にこの石にヒーリングパワーを込めたという伝説が残る。ワイキキの賑わいはこの石の強いマナのおかげだとも。
石には直接触れられないが柵の外からでも効果があるそう
カヴェヘヴェヘ Kawehewehe
海底から淡水が湧く癒しの海
ハレクラニとアウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾートの前に広がる海で、ここは地下から淡水が湧き出て海水と混ざり合う場所。古代ハワイアンは病の根源となる過去の罪を祓うために、この海に入って身を清めたといわれている。
今は遊歩道が築かれているが眺めているだけで癒される
ハワイ出雲大社 Izumo Taishakyo Mission of Hawaii
強力な縁結びの御利益は本社同様
大國主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀る出雲大社の分社として1906年に建立。縁結びの御利益はハワイでも評判。ハワイの出雲大社らしいお守りやステッカーが人気。マラソンやスポーツなど、アルファベットのお守りもある。
本社に訪れてから、ハワイでもお参りすれば2倍の効果が得られる!?
クナワイの泉 Kunawai Spring
神聖な湧き水に宿るマナのパワー
住宅街にあり、水が湧く池の周囲が公園として整備されている。かつては女性のカフナが、この泉の底の泥を使って皮膚病を治したり、頭皮を清めたりした。周辺一帯は、昔から湧き水が湧く神聖な土地でもある。
ケアイヴァ・ヘイアウ Keaiwa Heiau
病を癒した古代の医療センター
かつてハワイの医者にあたるカフナ・ラパアウが病人を癒したヘイアウ跡で、17世紀に建立されたと考えられている。また、ここは弟子たちを育成する医療学校でもあった。当時カフナたちが薬草を探した森は州立公園になっている。
【関連リンク】
一帯は公園になり、ハーブが植えられ、トレイルも整備されている
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【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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