
更新日:2020年4月13日
ミラノグルメ!ハイセンスな街で味わう料理はワインと合わせたい
各国からハイセンスな人々が集まるミラノでは、老舗も新店も料理のレベルが上がるのは必然といえる。内陸部ならではの食材を生かした北イタリア料理は選りすぐりのイタリアワインとともにいただきたい。
最先端トレンドが味わえるリストランテ
ファッションの都・ミラノのリストランテでは、スタイリッシュな最先端の料理が堪能できる。
イル・リベルティ(Il Liberty)
独自の感覚を貫くシェフ渾身の一皿
コルソ・コモにほど近いこぢんまりとしたリストランテ。シェフのアンドレア・プロヴェンザーニは、わが家のようにくつろぎながら料理を味わってほしいという。ていねいに作られた一皿一皿は美しいプレゼンテーションと滋味にあふれる。
カラスミとトマトの相性が絶妙な前菜のブルスケッタ
オステリア・ディ・ポルタ・チッカ(Osteria di Porta Cicca)
インテリアも素敵なナヴィリオの人気店
150年以上の歴史を持つオステリアが2008年に新感覚のリストランテとして生まれ変わった。若手シェフが供するのは野菜や魚介を中心とするライトな料理。アンティークの家具や小物を配した田舎家風のインテリアも素敵な、昨今人気の店だ。
イカ墨を練り込んだパスタにバッカラのソース
バグッタ(Bagutta)
文化人に愛されたミラノ中心地の老舗
ブランド店が建ち並ぶモンテナポレオーネのすぐ近くで、老舗の立地としては意外。1924年の創業以来作家や画家たちに愛され、「バグッタ文学賞」までも創設した。クラシックな料理をベテラン・カメリエーレがサービスするのも老舗ならでは。
北イタリアの伝統の味、ラディッキオのリゾット
トラサルディ・アッラ・スカラ(Trussardi alla Scala)
国外からも評価される最先端の料理
イタリアを代表する最先端リストランテのひとつ。素材をできるだけ生の状態で、その持ち味を最大限に引き出すことで評判を呼んでいる店。スカラ座の隣でエレガントなインテリアの店内。ドレスアップして出かけたい高級店。
素材は生、もしくは最低限の加熱で持ち味を引き出す
ジャコモ・アレンガリオ(Giacomo Arengario)
ドゥオモを眺めるロマンチックなひととき
20世紀美術館の最上階・3階にあり、ドゥオモをすぐ間近に眺められるという絶好のロケーションが話題の店。アール・デコ様式のインテリア、新鮮な魚介料理やモダンにアレンジした伝統料理など、特別な気分が味わえる。
特別な時間が過ごせる旬のリストランテ
関連リンク
食通も満足する絶品トラットリア料理
高感度人間が集まるミラノはトラットリアもハイレベル。シンプルでおいしい料理に出会える。
オステリア・デル・トレーノ(Osteria del Treno)
稀少な食材と伝統の郷土料理
昼は気軽なセルフサービス、夜はアラカルトを提供。近隣のビジネスマンにも評判のレストランは、稀少な食材を使い、失われた郷土料理の再現にとくに力を注ぐ。イタリア各地から取り寄せたサラミ、手間のかかる煮込み料理などを味わいたい。
ていねいな料理が地元民に評判。夜は混むので必ず予約を
ラルトロ・ルカ・エ・アンドレア(L'Altro Luca e Andrea)
気取らずに本格派の味が楽しめる
ナヴィリオで、おいしい食事が楽しめるカフェとして有名な「ルカ・エ・アンドレア」の姉妹店。素材にこだわり、より進化したトラットリア料理を提供する。熟成具合も抜群のサラミ盛り合わせ、自家製のドルチェも絶対に欠かせない。
シンプルなだけにおいしさが際立つトマトソースパスタ
サー・サイモン(Sir Simon)
ミラノの「今」がわかるビストロ料理
ミラノで有名なリストランテ「ジョイア」で修業したシェフが営む、カジュアルに本物を楽しめるトラットリア。上質な素材を的確に調理し、おいしさを引き出す。イタリア全土の伝統料理にヒントを得た、この街ならではの料理だ。
タルトタタンなど自家製ドルチェにはファンも多い
トラットリア・ロンディネ(Trattoria Rondine)
魚介を豪快に食べたいときにおすすめ
ファッション業界やデザイン関係の顧客も多いミラノの隠れ家的トラットリア。気取りのない素朴な内装で一見変哲もない店だが、鮮度抜群の魚介料理が食べられることで知られる。魚介以外にも肉、野菜料理が豊富で誰でも楽しめるのも◎。
新鮮な魚介がボリューム満点のシンプルな料理で登場
ラ・ベットラ・ディ・ピエロ(La Bettola di Piero)
人気の隠れ家トラットリア
1960年代に創業、今は笑顔のやさしい奥さんと一見強面のご主人が2006年から営んでいるが、昔ながらの雰囲気を忠実に守っている。自慢のロンバルディア料理はボリュームもたっぷり、お腹をすかせてから訪ねたい。
赤のギンガムチェックのテーブルクロスが伝統
ラ・タヴェルネッタ・ダ・エリオ(La Tavernetta da Elio)
トスカーナ料理の伝統を守り続ける店
スピーガ通りのすぐ近くにある、1957年からトスカーナ料理一筋の店。トスカーナの生ハムに始まり、パッパ・アル・ポモドーロ、ビステッカにいたるまで徹頭徹尾伝統を守る。バリエーションも豊富な前菜は野菜たっぷりで体にもやさしい。
ビュッフェ式の前菜は、イタリア野菜が盛りだくさん
マドンニーナ(Madonnina)
ミラノの古き良き家庭的なトラットリア
ナヴィリオからもほど近い、ミラネーゼにとっては懐かしの雰囲気いっぱいの店。アットホームなサービスでテーブルクロスはピンクのギンガムチェック。ボリュームたっぷりの肉の煮込みやコトレッタ・ミラネーゼが楽しめるのがうれしい。
とろけるようにやわらかいミラノ風オッソブーコ
郷土料理を食べるならココ!
最先端の街にも、伝統料理は存在する。ロンバルディアの質実剛健な滋味を試そう。
ビストロ・デッラ・ペーサ(Bistrot della Pesa)
正統派ミラノ伝統料理を提供する
ミラノ伝統料理の老舗アンティーカ・トラットリア・デッラ・ペーサの姉妹店でメニューはほとんど同じ。雰囲気がより気さくでワンプレートでもOK。自家製の手打ちパスタやドルチェは近隣のビジネスマンに人気。
皿からはみ出しそうなコトレッタ・アッラ・ミラネーゼ
アンティーカ・ボッティリエリア・ダ・ピノ(Antica Bottiglieria da Pino)
ランチどきの皿出しの速さは随一
ビジネス街にひっそりとたたずむ古くからの店。入口からはバールのように見えるが、奥は天井も高い大食堂。伝統料理はランチタイムのみだが、格安で素早く食べられるので旅行者にも使い勝手がいい。
注文から1分足らずで現れるローストビーフ
トラットリア・ミラネーゼ(Trattoria Milanese)
1933年創業の老舗トラットリア
ミラノの中心で昼も夜も大賑わいの老舗。年季の入った家具調度品に囲まれ、ベテランのカメリエーレがサーブするのは、ミラノ風オッソブーコやリゾット、手打ちパスタなど、どれもボリュームたっぷりだ。
ロースト肉ラグーのタリオリーニは定番メニュー
カラフリア・ウニオーネ(Calafuria Unione)
グリルからピッツァまで種類豊富
20世紀初頭からトスカーナ料理をはじめ、イタリア各地の伝統料理を提供している。グリル、魚介料理、ピッツァなどメニューはバリエーション豊富。モダンで広い店内は使い勝手もよく、地元客が多い。
自慢は海の幸たっぷりのパスタ「ウニオーネ」
種類豊富に揃うピッツェリアで満腹
ミラネーゼもピッツァは大好き。それだけにピッツェリアはよりどりみどり、食べ比べも楽しい。
スポンティーニ(Spontini)
1953年創業、切り売りの老舗でできたてを
戦後、トスカーナから移住し、薪窯で焼いたフォカッチャを出していた店が起源の切り売りピッツァの店。種類は「ノーマル」と「アッポンダンテ(たっぷり)」、大きさ違いのマルゲリータのみ。ボリューム満点の一品を求めていつも店は大賑わいだ。
「アッボンダンテ」は「ノーマル」の1.5倍の大きさがある
フレスコ(Fresco)
ドゥオモのすぐそばの本格ナポリピッツァ
ナポリとミラノにあるピッツェリア・トラットリア・バール。モダンでハイテクなデザインの店内はいつも多くの人で賑わう。ナポリ式のもちもちの生地のピッツァやボリューム満点の魚介料理、おいしいナポリ・ドルチェが楽しめる。
ナポリ人スタッフが作るもちもちのナポリピッツァ
プレミアータ・ピッツェリア(Premiata Pizzeria)
カジュアルな店なので気軽に立ち寄れる
懐かしい雰囲気漂うエントランス、広々とした店内では皆が思い思いにピッツァを楽しんでいる。カジュアルなブティックが多いこの界隈でおいしいピッツァとドルチェが楽しめると人気の店だ。ショッピングの合間に立ち寄れるのもまた魅力。
人気の4種類の具がのる「クアットロ・スタジョーニ」
朝も夜も、ミラネーゼが集まるバール
ミラネーゼも大好きなバール。一日のいろんな場面で一杯のカフェとともにおしゃべりに興じる。
バスティアネッロ(Bastianello)
スイーツ好きの著名人も訪れる名店
朝食のブリオッシュから、ビジネスマンで賑わうランチ、ショッピングの合間のひと休みにも利用してみたいパスティッチェリア。冬でも10種類は常備する、旬のフルーツやチョコレートをふんだんに使ったジェラートも人気。
花をあしらったジェラート・プレートがかわいらしい
モスカテッリ(Moscatelli)
自慢のグラスワインが種類豊富に揃う
店名にワインの名前をつけるだけあってワインにはこだわりをみせ、グラスワインは常時47種類も揃う。ワンドリンクで食べ放題となるハッピーアワーは毎日大賑わい。おつまみには、ピッツァやフォカッチャ、生ハムなどがたっぷり用意されている。
種類豊富なグラスワインとスナックで夕食代わりにも
カフェ・マルケジーノ(Caffè Marchesino)
スカラ座隣のシックなカフェ・バール
イタリア料理界の巨匠、グアルティエロ・マルケージがコンサルタントを務めるシックな雰囲気のカフェ。プロセッコやカクテルなどを注文すると一口サイズのかわいいスナックが付いてくる。オペラの前後に立ち寄るときは必ず予約を
カクテルに付いてくるかわいいフィンガーフード
ヴィスコンテア(Viscontea)
ミラノ伝統の味をゆったりと楽しむ
長年、老舗のビッフィやサン・アンブレで修業した店主が作るショーケースいっぱいの自慢のミラノ伝統スイーツをはじめ、ランチやアペリティーヴォも楽しめる。落ち着いた内装の店奥の席は隠れ家的でくつろげる。
カフェとともに、彩り鮮やかなプチ・ケーキも楽しめる
ジー・ラウンジ(G Lounge)
食前の一杯にもってこいの店
ミラノ初のラウンジバーとして誕生し、 カジュアルな雰囲気に若いミラネーゼが集まる。1ドリンク€8でピッツァや野菜スティックなど、人数に合わせたつまみの盛り合わせを運んでくれる。ドゥオモ見学の帰りにも立ち寄りやすい。
各種の酒に合わせた軽めの料理がサービスされる
ビストロ・サン・カルロ(Bistrot San Carlo)
大通りをちょっと入った穴場でゆっくり
サン・カルロ教会の向かって左のこのバールには、裏にまわると知る人ぞ知る、隠れ家のようなもうひとつのカウンターとオープン席がある。きめ細かく泡立てたミルクでマッキアートにしたオリジナル、カフェ・エスティーボもぜひ試したい。
ランチどきにはおしゃれなミラネーゼで賑わっている
都会的な街のカフェでのんびり過ごす
最先端ファッションの街ミラノは、ドルチェもどことなくエレガント。見目麗しいスイーツにうっとり。
グッチ・カフェ(Gucci Cafe)
ファッショナブルなカフェ・スイーツを
ヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアの中にある、グッチ直営のおしゃれなカフェは店構えもスマート。有機栽培のコーヒー豆を自家焙煎したエスプレッソ、フルーツたっぷりでさくさく生地のタルトなど、クオリティの高さもグッチならでは。
ミックスベリーとカスタードクリームのタルトが美味
トリエンナーレ・デザイン・カフェ(Triennale Design Café)
デザインと緑の借景が心地よいカフェ
デザイン・ミュージアム内のカフェは、真っ白な空間と窓の外の緑のコントラストが気持ちいい。オープンキッチンを眺めながら、アーティストがデザインした椅子に座ってカフェタイム。トラディショナルな定番ドルチェを楽しみたい。
ドルチェは奇をてらわないクラシックな味とスタイル
タヴェッジャ(Taveggia)
ベル・エポックの雰囲気漂う老舗
1909年創業のカフェ・パスティッチェリア。古き良き時代そのままのインテリアで、変わらぬ味を守り続ける老舗として広く知られている。朝のブリオッシュ、ランチのパニーノ、そして白眉はやはりドルチェ。小ぶりサイズがとくに人気だ。
一口で食べられるミニョンサイズのフルーツタルト
ペック(Peck)
ミラノ随一の高級食料品店のスイーツ
ミラノでいちばんの高級食料品店。1階は生鮮食品とデリカテッセン、2階がコーヒーと紅茶、スイーツのフロアで、カフェ・スペースではオリジナルのスイーツが楽しめる。端正な姿形のケーキは常時30種類が揃う。こだわりのエスプレッソもおすすめ。
フランボワーズのタルトとロゴ付チョコレートケーキ
カンパリーノ(CAMPARINO)
1867年の創業でガッレリアのシンボル
ドゥオモの正面左、ガッレリア入口に建ち、約150年の歴史を誇るカフェ。優雅な内装はかつて紳士淑女の社交場だったことを物語る。ドルチェも変わらずクラシックなスタイル。素朴でしっかりとした甘さに、イタリアらしさがにじみ出る。
ノスタルジックなパイやアプリコットジャムのタルト
ニュー・アート・カフェ(New Art Café)
ブレラのランドマーク的存在
ブレラ美術館のすぐ近く、テラスがいつも人で賑わう、この界隈のランドマーク的なカフェだ。店内にはさまざまなアートが飾られ、カジュアルで気取らない雰囲気が若いミラネーゼに人気。ティータイムや夕方のカクテルタイムを楽しみたい。
開放的なテラスとフレンドリーなサービスで人気がある
サンタンブルーズ(Sant Ambroeus)
高級パティスリーカフェ
モンテナポレオーネ通りに近い、ミラネーゼのサロン的存在のカフェ。ベル・エポックの雰囲気の落ち着いた店内には高級感が漂う。繊細で美しいと評判のスイーツとともにティーブレイクを満喫したい。ランチやアペリティーヴォも楽しめる。
風格が漂う店内で目にも鮮やかなスイーツをいただく

【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!
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