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まっぷるマガジン編集部

更新日:2020年4月13日

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スペイン旅の基本情報Q&A 知っておきたい滞在の常識

国が違えば習慣もさまざま。トラブルを避けるためにも、スペインならではの注意点をおさえておこう。

チップは必要?

基本的に不要なので神経質にならずに
チップはあくまで心づけという位置付け。良質なサービスを受けたと思ったら渡せばよい。目安はタクシーやバルならおつりの小銭、レストランは料金の5%程度(サービス料が加算されている場合は不要)。ホテルで荷物を運んでもらったら€1など。

「シエスタ」って?

店舗や公共機関は14〜16時は昼休み
昼食後にとる長時間の昼休み「シエスタ」。とくに大都市ではすたれつつある習慣だが、この時間帯に閉まる観光スポットや店舗はまだ多い。休憩にあてるなど、うまく対応したい。

喫煙事情は?

公共の場の屋内は喫煙は禁止されている
禁煙法により、空港や駅などの公共交通機関、レストラン、バルの店内など、公共の屋内施設は全面禁煙。屋外でも子供の通う学校、児童公園、病院などとその出入口付近は禁煙。そのほかの屋外は基本的には喫煙可能だが、吸う前に確認するほうがよい。

食事の時間が違う?

昼は13〜15時、夜は21〜23時と遅め
レストラン利用の際は、営業時間に注意。日本と同じ時間にとろうとすると、開いていないことも多い。バルのタパスなど、終日用意されているものをうまく利用したい。

バルってどんなところ?

一日中利用できる旅行者の強い味方
バル=BAR、ということで日本ではお酒を飲める場所、夜のイメージがあるが、スペインのバルは朝から晩まで開いており、いつでも楽しめる。お酒以外の飲み物も豊富で、カフェとして利用してもよい。

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治安が悪い?

心配し過ぎなくてよいが日本と同じ感覚では危険
犯罪は減少傾向にあるが、日本人観光客はスリやひったくりのターゲットに選ばれやすい。荷物から目を離さない、財布はバッグの底など見えない場所に持つなどの用心を。とくに観光地やバル、市場など、人混みのなかでは荷物から手を離さないように。注意を怠らないのがいちばん

階数表示が日本と違う?

階数は0から数える。日本の2階は1Fに
日本でいう1階はスペインでは0FまたはGF(Ground Floor=地上階)、2階は1Fと表示。

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奥付:
この記事の出展元は「トラベルデイズ パリ」です。掲載されている電話番号、営業時間、料金などのデータは2016年7〜9月の取材・調査によるものです。いずれも諸事情により変更されることがありますので、ご利用の際には事前にご確認ください。また、掲載の商品は取材時のもので現在取り扱っていない可能性があります。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。