
更新日:2020年4月13日
ドイツ【ボン】かつての首都の新たな姿
20年余り前まで西ドイツの暫定首都であったボン。今日では国際的な経済と文化の都市、活気と落ち着きが同居した街として、政治の舞台としても活躍し続けている。
インフォメーション
●ボン観光案内所 (Bonn Information)
0228-775000、Windeckstraße 1、10:00〜18:00 (土曜は〜16:00) 日曜、祝日10:00〜14:00、無休
www.bonn.de
アクセス
フランクフルト中央駅 (Frankfurt Hauptbahnhof)からICEでケルン中央駅 (Köln Hauptbahnhof)まで約1時間。そこからICで約20分。
芸術の街としての名声も広く鳴り響く
ジーベンゲビルゲ山脈の北部、ライン川沿いのケルンの南約20㎞に位置するボン。第二次世界大戦後の1949年から1990年まで、西ヨーロッパ随一の経済大国だった西ドイツ(ドイツ連邦共和国)の暫定首都だった。暫定首都決定時、金融の中心地フランクフルトも有力な候補だったが、「ドイツの首都はベルリンでなければならない」という西ドイツ国民の思いが強く、将来再統一されたときに戻しやすいよう、当時人口10万人の小さなボンが選ばれたという。作曲家ベートーヴェンの生誕の地、シューマンの終焉の地としても知られており、多くの音楽ファンが訪れる。若くしてウィーンに移ったベートーヴェンは、クラシック音楽の巨匠として市民に愛され、毎年音楽祭も開催される。野外博物館のように公共建物や広場で見応えのある芸術作品を見ることができるのも魅力。
東西ドイツ統一後、首都はベルリンに移されているが、旧暫定首都への配慮として、ベルリンと並んで国家の中枢機能を保持することが定められ、市内には16の省庁が置かれている。毎年5~9月に花火大会が行なわれ、歴史的な名所がロマンティックな光で染まる。
ハリボーショップの量り売り
晩年のシューマンも過ごした地
雄々しく立つベートーヴェン像
ベートーヴェン・ハウス Beethoven-haus
偉大な作曲家の背景とその生涯
世界最多のベートーヴェンコレクションを有する記念館であり、ボンとウィーン時代の品々から選択された150以上のオリジナル文書および記録を展示。後方にはベートーヴェンの誕生からしばらくの間一家が暮らした生家が残る。
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
大衆向けの作品を発表する音楽家として後世にも影響を与え続ける、音楽史上極めて偉大な作曲家のひとり。持病の難聴を抱えながらもその音楽は古典派からロマン派への橋渡しとなった。
デジタル・コレクションも必見
ライン州立博物館 Rheinishes Landesmuseum
考古学・美術史から現代美術まで
ヨーロッパの中心であったライン川沿岸の一帯「ラインラント」文化史を紹介する唯一の施設にして地域最大の博物館。
美術館建築としても興味深い
【立ち寄り】ハリボー Haribo Shop Bonn
グミキャンディ工場兼ショップ黄色い子グマがシンボルの有名メーカー、ハリボーのショップは、グミの量り売りから袋入り・缶入り、カップやナプキンなどのオフィシャルグッズなどでいっぱい。

【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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