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まっぷるマガジン編集部

更新日:2020年4月13日

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ドイツでの滞在を快適にするために

レストランやショップなど、滞在中に必ず訪れることになる場所だが、基本的なマナーは日本と同じ。ちょっとした違いやルールを知っておけば、安心して旅を楽しめるはず。

レストランを利用する

ドイツ料理といえば、肉料理やソーセージがまず頭に浮かぶが、伝統料理にはパスタやホワイトアスパラガスを使ったものも有名で、地方ごとに食材や調理法の異なった味覚が楽しめる。隣国と国境を接した地域では、さらに異国のエッセンスも加わるなど、意外に奥が深い。また、ビールやワイン、スイーツなどは、行く先々で違ったおいしさに出会うことができる。

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店を選ぶー種類と営業時間

レストラン(Restaurant)

伝統料理からアレンジを加えたドイツ料理店まであるほか、大都市では近隣の欧州各国料理、本格アジア料理など世界中の味が楽しめる。
営業時間の目安 11:00~0:00

ガストシュテッテ(Gaststätte)

気取らない食堂といった雰囲気の店。値段も安く、ガストホーフのように2階以上がホテルになっている店も多い。
営業時間の目安 11:00~0:00

ブロイハウス(Bräuhaus)

自家醸造ビールを出すビアホールで、ビールに合うドイツ料理を提供。春頃からは中庭や通りでビアガーデンも営業。緑に囲まれた公園内のビアガルテンBiergartenも人気。
営業時間の目安 9:00~翌1:00

ケラー(Keller)

ワイナリーやワイン貯蔵庫を指すが、醸造所が経営するレストランの意味としても使われる。ドイツワインは、近年ワイン好きにも注目されている。
営業時間の目安 10:00~0:00

コンディトライ(Konditorei)

ドイツ語で「ケーキ屋」を意味し、カフェを併設している店も多い。
営業時間の目安 8:00~19:00

予約する

電話で希望日、時間、人数、名前を告げれば予約可能。ただし英語が通じない店もあるので、ホテルの人に、必要事項を書いたメモを渡して予約を頼むのもよい。日本からインターネットで予約できる店もある。

入店から会計まで

入店して席に着く

スタッフが案内に来ないカフェなどの気軽な店以外は、席案内を待つ。予約していれば名前を告げる。席ごとに担当が決まっているので、支払いまですべてその人にお願いすることになる。

ドリンクを注文する

日本のように無料の水は出てこないので、飲みたい場合は注文する。炭酸入りは「ミッテ・ガス・ビッテ」、炭酸なしは「オーネ・ガス・ビッテ」。または、ビールやワイン、ジュースなどを注文してから、じっくり料理を検討する。

料理を注文する

メニューのなかから前菜、メインの2品を注文する。ドイツ語のメニューしか置いていない店もあり、内容がわからないときや、とくに目当ての料理がない場合は、その日の定食ターゲスメニューTages Menüを頼むとよい。値段も手ごろで、料理が出てくるのも早い。

デザートを注文する

メインの料理を食べ終わる頃に、担当のウェイターがデザートやコーヒーの注文を聞きに来てくれる。欲しくなければ注文しなくてもよい。

会計をする

会計はテーブルで済ませる。担当のウェイターに「Zahlen,bitte(ツァーレン・ビッテ)」と頼んで、チップを加えて渡すか、つり銭からチップを渡す。サービス料込みの場合は不要だ。

忙しいときは気軽にインビス

インビスは広場や駅周辺に出て軽食を売るスタンド。ヴルスト(ソーセージ)やケバブが中心で、小腹がすいたときに最適。
営業時間の目安 8:00〜20:00

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レストランのマナー

●テーブルマナー 
大声で騒がないなどの基本的なテーブルマナーはもちろんだが、ドイツでは鼻をすする行為ははとくに不快に思われる。食事中でも、鼻はかむのが正しいマナー。食後のゲップもマナー違反だ。

●服装 
高級ホテルのダイニングや一流レストランなどでは、昼間はカジュアルな服装でも入ることができるが、夜には男性は襟付のシャツ、女性はワンピースといった基準を設けているところがある。男性はジャケット着用のところもあるので、予約時に確認しておくとよい。

●チップ 
基本的にはレストランの請求書にサービス料が加算されているため、チップは不要。ただし高級レストランなどでは飲食代の10%程度をチップとして渡したい。比較的手ごろな料金の店なら、端数を切り上げる程度でよい。

● 喫煙 
禁煙法で、レストランやカフェなどの店内は禁煙になっている。違反すると最高€5000の罰金を徴収されることもある。屋外のビアガーデンやテラス席などは喫煙可能だ。

メニューの見方

英語メニューが用意されていることもあるが、参考にドイツ語に慣れよう。

Menü

ドイツ語で「メニュー」は「定食」を意味し、日本語でいうところの「メニュー」は 「Speisekarten シュパイゼカルテン」。日替わりのおすすめ料理(Spezialitäten des Tages シュペツィアリターテン・デス・ターゲス)はたいてい一番最初に書かれている。

A la carte(アラカルト)

メニュー(定食)に対し、単品料理のこと。高級レストラン以外は1皿だけでもOK。

Vorspeisen(フォアシュパイゼン)

前菜冷たい前菜と温かい前菜に分かれていることも。さらに、スープ(suppen ズッペン)やサラダ(salateザラーテ)とある場合も。

Hauptspeisen(ハウプトシュパイゼン)

メインディッシュ一皿の分量が多いので、前菜はやめてメインだけにしたり、ハーフポーションがあればそれを選択するとよい。

Nachspeisen(ナッハシュパイゼン)

デザートクーヘンとはケーキのこと。デザートとはいえ、ボリュームたっぷりなのが普通。

ショッピングを楽しむ

フランクフルトやベルリンなどの大都市には世界中の有名ブランドショップが軒を連ねるエリアがあり、地方都市には郷土色豊かな市場や、パッサージュと呼ばれるアーケードなど、さまざまなスタイルでショッピングを楽しむことができる。マイセンやヘンケル、シュタイフといったドイツ生まれのブランドも、ぜひチェックしておきたい。おみやげにはビアマグやクルミ割り人形、蚤の市で掘り出し物を探してみるのも楽しそうだ。

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奥付:
この記事の出展元は「トラベルデイズ ドイツ」です。掲載されているデータは、2015年12月〜2016年3月の取材・調査によるものです。掲載している情報、商品、料理、宿泊料金などに関しては、取材および調査時のもので、実際に旅行される際には変更されている場合があります。 最新の情報は、現地の観光案内所などでご確認ください。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。