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「バリ・アガ」の住む村、トゥンガナンへ

ジャワ島からの大移民時代を経ても、バリ島古来の伝統文化を守り続けた人々。彼らの住む村を訪ねれば、古きバリ島の姿が見えてくる。

チャンディ・ダサから北へ6㎞ほど行くと現れる小さな村。バリ・アガと呼ばれるバリ島先住民が暮らすトゥンガナン村だ。バリ・アガの村は風葬の村トゥルニャンなどいくつかあるが、彼らはみな独特の習慣、アニミズムの色が濃いバリ島古来の宗教と文化を今も守りながら暮らしている。石壁に囲まれたトゥンガナンはやや観光地化されていてみやげ物屋も多いが、集会所や市場などに村人たちの昔と変わらぬのどかな暮らしを垣間見ることができる。

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入口近くにあるグドン・サリ寺院は素朴な外観

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集会所
バレ・アグンは結婚した男女が利用できる集会所

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寺院
北の門を出た外にあるアニャール寺院

トゥガナンの2つの工芸品

アタ雑貨のルーツはトゥンガナンにあり
トゥンガナン村は、バリの伝統工芸として有名なアタ製品の発祥地。もともとアタは男たちが戦う伝統儀式「プラン・パンダン」で盾として使われていたもの。約30年前、同村に住むヌンガー・ケデップがこのアタで小箱を作製したのが始まりで、以来さまざまなアタ雑貨が作られるようになった。ケデップの自宅はアタ製品の店舗になっており、村周辺にも多くの店が並んでいる。

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アタ雑貨が安く入手できる

幻の織物と呼ばれるグリンシンに出会う
グリンシンは世界的にも珍しいダブル・イカットの織物で、縦糸と横糸を自然染料で丹念に染め、イカットよりも複雑な模様を織り上げる。糸を紡ぎ、何度も染色する手のかかる製造工程のため、仕上げまでに何年もの月日を費やす。

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儀礼の際、村の若者が身にまとう伝統の織物。値段は約5000~25万円

勇壮な戦いの儀式「プラン・パンダン」

トゥンガナン暦第五の月に行なわれる儀礼ングサバ・サンバ。その祭りの際に行なわれるのが、トゥガナン最大の催し「プラン・パンダン」だ。スロンディンのガムラン演奏にのって、刺のあるパンダンの葉を武器に男たちが戦う。自然界の調和を守るために血を奉納する儀式ともいわれる。

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村に自生する刺だらけのパンダン

トゥガナン

現地名:
Tenganan
住所:
Tenganan Villege, Karangasem
地図を見る »
アクセス:
ウブド中心部から車で1時間30分
営業時間:
9:00~18:00
定休日:
無休 

COLUMN CULTURE

カマサン・スタイル

伝統の画法を今もなお受け継ぐ絵画の村
カマサン・スタイルとは、王宮や寺院の装飾画として発展してきた古典的な絵画技法。その発祥地である村には、今も多くの画家が集まり、工房を構えている。なかでも、世界的に名高いニョマン・マンドラ氏のアトリエ兼ギャラリーはぜひ訪れたい。

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伝統的なカマサン・スタイルで描かれた絵画

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巨匠ニョマン・マンドラ氏のギャラリー

カマサン

現地名:
Kamasan
アクセス:
ウブド中心部から車で1時間

天日製塩が行なわれるクサンバ

昔ながらの製法で作る天然ミネラルたっぷりの塩
塩田の村として知られるクサンバ。海水を天日干しして塩の結晶を作る、昔ながらの製法で現在も作られている。かつては村一帯に塩田が広がったが、最近では継承者不足ですっかり廃れてしまった。

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結晶の粒が大きいのがクサンバの特徴

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アメッドでもこの光景が見られる

クサンバ

現地名:
Kusamba
アクセス:
ウブド中心部から車で40分
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筆者

奥付:
この記事の出展元は「トラベルデイズ バリ島」です。掲載している情報は、2017年11〜2018年1月にかけての取材・調査によるものです。掲載している情報、商品、料理、宿泊料金などに関しては、取材および調査時のもので、実際に旅行される際には変更されている場合があります。最新の情報は、現地の観光案内所などでご確認ください。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。