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2017年8月12日

シンガポール

シンガポール建築、多民族国家を象徴する建築

by mapple

風水学に基づいた近代都市

シンガポールを守る風水の力シンガポールではさまざまなことが、風水学に基づいて決定されるという。高層ビルが建ち並ぶマリーナ地区の南部は、良い気の流れが集まる龍穴とされる場所。コインの八角形も風水でお守りとされる形だ。

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ファウンテン・オブ・ウェルス(富の噴水)
サンテック・シティは手の形に5棟のビルが建ち、手のひらにあたる部分に風水で「富」を意味する噴水がある。右手で水を触りながら噴水を3周すると願いが叶うという。

ショップハウス (Shophouses)

1階を店舗に、2階を住居として使っていた伝統的な長屋式住宅の一種。パステル調のプラナカン様式の建物は、まるで童話の家のようだ。

カラフルなプラナカン建築

15世紀後半からシンガポールに移住してきた中国人とマレー人の子孫のことを「プラナカン」という。中国の伝統を重んじながらも、マレーやヨーロッパの建築様式を融合させたプラナカン建築は、ショップハウスと呼ばれる。壁は明るいピンクやブルーのパステルカラーで彩られていることが多く、間口が狭くて奥行がある造りが特徴。表玄関側にはファイブ・フット・ウェイと呼ばれる屋根付歩行者用の通路が続く。よろい窓やスイングドアは、ネオ・ゴシック様式、バロック様式などの西洋風やマレー風の瀟洒なレリーフで彩られ、花柄タイルもよく使われる。エメラルド・ヒルやジュー・チアットRd.、クーン・センRd.、チャイナタウン周辺のニールRd.やブレアRd.などの通りには、シンガポールの昔の姿を彷彿とさせるショップハウスが連なっている。再生されたショップハウスはボート・キーやクラーク・キーなどで見ることができる。

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クーン・センRd.
窓を飾る花模様のレリーフとパステルカラーが印象的なプラナカン建築群が集中するクーン・センRd.

現代建築

「ガーデンシティ」と呼ばれる美しい国土に林立する近代的な高層ビル群は、都市国家シンガポールを象徴する景観になっている。

斬新な新名所が続々登場

近代的な超高層建築が林立するラッフルズ・プレイス周辺とマリーナが、シンガポールの現代建築の中心地。国土が狭く、空港を市街地から離れた場所に建設できないシンガポールでは、構造物の高さが280mまでに制限されている。そのため、シンガポールで最も高い日本人設計のリパブリック・プラザやUOBプラザ、OUBセンターの高さは、いずれも280mとなっている。大規模な再開発を行なっているマリーナには、複合リゾート施設「マリーナ・ベイ・サンズ」が2010年に誕生。対岸のエスプラネード・シアター・オン・ザ・ベイなど、個性的なデザインの建物が桁違いのスケールで建築美を競い合っている。ショッピングセンターが並ぶオーチャードにも、曲線を生かした未来的なデザインのアイオン・オーチャードをはじめ、個性的な現代建築が多く並んでいる。

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エスプラネード・シアター・オン・ザ・ベイ
ドリアンを連想させるドーム型の外観が目印の複合シアター。巨大劇場と2つのコンサートホールを備えている

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マリーナ・ベイ・サンズ
3つのタワーからなる55階建てのホテル屋上のスカイパークにある、インフィニティ・プールは新名所

筆者 : mapple

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奥付:
この記事の出展元は「トラベルデイズ シンガポール」です。掲載している情報は、2015年4月〜8月にかけての取材・調査によるものです。掲載している情報、商品、料理、宿泊料金などに関しては、取材および調査時のもので、実際に旅行される際には変更されている場合があります。最新の情報は、現地の観光案内所などでご確認ください。