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まっぷるトラベルガイド編集部

更新日:2024年4月8日

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アルメニアってどんな国?世界で最初にキリスト教を国教にした歴史深い国

みなさんは、アルメニアがどんな国かご存じでしょうか?

ニュースで見聞きしたあの国が、実際はどんな国なのかを探っていく本シリーズ。今回はアルメニアの基本情報をお届けします。

アルメニアっていったいどんな国なのか、一緒にチェックしていきましょう!

アルメニアはどこにある?

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アルメニアはユーラシア大陸の南、コーカサス山岳地帯にある内陸国。西アジアのアルメニア高原に位置しています。

西にトルコ、北にジョージア、東にアゼルバイジャンとアルツァフ共和国(2024年現在、事実上の独立国。領土は国際的にはアゼルバイジャンの一部として認識されています)、南ではイランとアゼルバイジャンの飛び地ナヒチェヴァンに国境を接しています。

アルメニアの基本情報

アルメニアの首都や人口、言語など基本的な情報をご紹介します。

■アルメニアの基本情報
国名 アルメニア共和国
面積 約29,800㎢
人口 約280万人
首都 エレバン
国旗

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言語 アルメニア語
主要産業 (自動車をはじめとする)機械工業、化学工業、観光業
通貨 ドラム(1ドラム=0.39円/2024年4月現在)
時差 日本よりマイナス5時間

参考:外務省HP「アルメニア共和国基礎データ」

アルメニアの人気観光スポット

アルメニアに行ったら訪れたい人気の観光スポットはこちら!

アルメニアの人気観光スポット:ゲガルド修道院

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世界遺産に指定されたゲガルド修道院は岩を削って作られた洞窟修道院で、元々はキリスト教が国教に指定された際に建てられた小さな教会が始まり。地震や戦争で壊れてしまったその教会の隣に、長い年月をかけて作られたのがこの修道院です。

「ゲガルド」とはアルメニア語で「槍」。キリストを刺した「ロンギヌスの槍」が保管されていたことに由来します。

食堂も洗礼堂もすべて岩の中にあり、洞窟内に流れる水を体の悪いところにかけたり、岩の窪みに小石を投げ入れる願掛けに挑戦したりと見どころもいっぱい。ぜひ立ち寄りたいスポットです。

アルメニアの食事情

2,000年以上の歴史を持つアルメニア料理。2,500年前にはパンの焼き方と発酵過程に深い見識があったとされています。高原の恵みを生かした料理はトルコやイラン、アゼルバイジャンの料理の基盤となり共通点も多いようです。

アルメニアがどんな国なのか、食事情からも探っていきましょう。

アルメニアの代表的料理①:ホロヴァツ

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アルメニアでよく食べられている肉料理といえばホロヴァツ。肉に味付けして串焼きにしたシンプルな料理で、トルコのケバブに似ています。豚肉を用いることが多いのですが、牛や鶏、羊を使ったり、また野菜や魚で作ることも。ラバシュという紙のように薄いパンが敷かれており、ちぎったラバシュで肉をつかみ串から引き抜いていただきます。

バーベキューや結婚式には必ず出てくる、アルメニアの代表的な料理です。

アルメニアの代表的料理②:ハリサ

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主食である小麦をローストして鶏肉と一緒にとろけるまで煮込んだのがハリサ。かなり濃厚なおかゆのような料理です。アルメニアでは乳製品がよく食べられますがハリサにも仕上げにバターを溶かし、さらに濃厚なコクを楽しみます。

アルメニアでは、寒い冬はハリサのようなカロリーの高い料理で体を温めるのが一般的です。

アルメニアの雰囲気を味わってみよう

今回はアルメニアがどんな国かをご紹介しました。
今も情勢が不安定なエリアがあるアルメニア。行ってみたいけれど今すぐには難しいですよね。

そんなアルメニアの雰囲気を味わうためには、アルメニアの日常的食品である「ザクロ」と「ブドウ」を使ったザクロワインを楽しんでみるのがおすすめです。
ワイン発祥地の一つとされるアルメニア。その歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?

 

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