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奈良県のおすすめの見どころ・体験スポット
奈良県のおすすめの見どころ・体験スポットをガイドブック編集部が厳選してご紹介します。全長26kmにもおよぶ日本最古の自然道「山の辺の道」、泥板岩に線彫りした2体の歴史ある石仏「金屋の石仏」、平安歌人・在原業平ゆかりの寺「不退寺」など情報満載。
奈良県のおすすめスポット
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山の辺の道
全長26kmにもおよぶ日本最古の自然道
奈良の春日山の山麓から桜井市の海柘榴市跡に至る日本最古の自然道。全長は26kmにもおよぶ。山間と平野を縫うように進む道には、いくつもの歌碑や古社寺が点在する。
金屋の石仏
泥板岩に線彫りした2体の歴史ある石仏
古墳石棺の蓋だった泥板岩を利用して浮き彫りされた、釈迦如来像と弥勒如来像が祀られている。いずれも高さが2.14m、幅が83.5cm、厚さ21.2cmで、平安時代後期~鎌倉時代の作といわれている。
不退寺
平安歌人・在原業平ゆかりの寺
平城天皇が退位後に隠棲した地とされ、それを受け継いだ孫の在原業平(ありわらのなりひら)が、みずから刻んだ仏像を安置して寺としたのが始まり。業平自作とされる聖観音立像や、五大明王像、本堂などの建造物が重要文化財に指定されている。境内には業平にちなんだ椿やビナンカズラなど四季折々の花が咲く。
不退寺
- 住所
- 奈良県奈良市法蓮町517
- 交通
- 近鉄奈良線新大宮駅から徒歩15分
- 料金
- 拝観料=大人500円、中・高校生300円、小学生200円/特別展=大人600円、中・高校生400円、小学生300円/業平忌(5月28日)=大人700円、中・高校生500円、小学生300円/ (20名以上の団体は割引あり)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:50頃
大安寺
全国から参拝者が訪れる
開基は聖徳太子と伝えられる古刹で南都七大寺のひとつ。ガン封じの寺として有名。本尊の十一面観音は多くの人が参拝する秘仏で、秋に特別公開される。
大安寺
- 住所
- 奈良県奈良市大安寺2丁目18-1
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通大安寺方面行きバスで10分、大安寺下車、徒歩10分
- 料金
- 拝観料(本堂・収蔵庫)=大人400円、高校生300円、中学生200円、小学生100円/秘仏特別開扉時期拝観料(3・10・11月)=大人500円、高校生400円、中学生300円、小学生200円/ (30名以上の団体は1割引)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉門17:00)
あすかいちご狩りパーク
アスカルビーのイチゴ狩りが楽しめる
奈良県明日香村にある14ヶ所のイチゴ園でアスカルビーのイチゴ狩りが楽しめる。高設栽培なので大人の腰の高さにイチゴがあり、摘みやすい。トイレは村内各所の公衆トイレを使用する。
あすかいちご狩りパーク
- 住所
- 奈良県高市郡明日香村一帯
- 交通
- 近鉄橿原線橿原神宮前駅から奈良交通飛鳥駅行き「赤かめ」(明日香周遊)バスで26分、岡寺前下車すぐ
- 料金
- イチゴ狩り(1月上旬~5月下旬、30分食べ放題)=中学生以上1100~1500円、小学生900~1200円、3歳~未就学児600~800円/ (時期により異なる、障がい者手帳持参で入園料10%割引)
- 営業期間
- 1月上旬~5月下旬
- 営業時間
- 10:00~15:30(閉園16:00)
大願寺
火災厄除の観音で有名
創建は推古時代と伝えられる古刹で真言宗御室派、本尊は十一面観音菩薩像。十薬やウイキョウなど、周囲の山に自生する薬草を使った精進料理が食べられる。
大願寺
- 住所
- 奈良県宇陀市大宇陀拾生736
- 交通
- 近鉄大阪線榛原駅から奈良交通大宇陀行きバスで20分、終点下車、徒歩3分
- 料金
- 拝観料=無料/薬草料理(要予約)=3800円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由(薬草料理11:00~14:00<閉店15:00、要予約>)
手向山八幡宮
静かにたたずむ東大寺の鎮守社
天平勝宝元(749)年、東大寺の建立にあたって宇佐八幡宮より勧請された、東大寺の守護神。現在の場所に遷ったのは建長2(1250)年のこと。紅葉の名所としても有名で、菅原道真の和歌にも詠まれている。
手向山八幡宮
- 住所
- 奈良県奈良市雑司町434
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通市内循環外回りバスで5分、大仏殿春日大社前下車、徒歩15分
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 7:00~16:30(閉門)
薬師寺休ヶ岡八幡宮
薬師寺を守護する神社
薬師寺の南大門の南に位置する、薬師寺を守護する神社。寛平年間(889~898)に大分県宇佐から現在地に勧請された。現在の社殿は慶長8(1603)年の建物。社殿は全体に西に面し、本殿・脇殿とも小高い石積みの壇上に建つ。僧形八幡神、神功皇后、仲津姫命の三神を祀る。三神像は奈良国立博物館に寄託。
頭塔
まるでピラミッドのような土塔
インドのストゥーパの様式を伝える石積の塔。お水取りを初めて行った東大寺の僧実忠が国家安泰を祈って築いたといわれる。天平石仏が22体残っている。国の史跡。
頭塔
- 住所
- 奈良県奈良市高畑町921
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通市内循環外回りバスで6分、破石町下車すぐ
- 料金
- 協力金=300円/ (学生は無料、10名以上の団体は1人200円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉場17:00)、仲村表具店で申込みの際は前日までに要予約
長谷山口坐神社
路地を抜けて長谷山を見守る山神のもとへ
長谷寺への参道の路地奥にある、見晴らしの良い神社。奈良時代の文書にも名が残る歴史ある古社だ。長谷山の神として、大いなる山の神という意味の大山積神と、周辺の字名でもある天手力雄神を祀っている。
吉野山の桜
日本を代表する桜の名所
シロヤマザクラを中心に3万本ともいわれる桜が谷や尾根に群生する。随所に桜群や名桜が見られ、多くの文人墨客に詠まれている。麓から下千本、中千本、上千本、奥千本へと咲き上がり、4月上旬から下旬まで美しい風景が楽しめる。
神武天皇陵
古事記や日本書紀における初代天皇・神武天皇の陵墓
大和地方を平定したといわれ、古事記や日本書紀における初代天皇、神武天皇の御陵で、周囲の直径33m、高さ5mの円形墳。参道には玉砂利が敷き詰められており、荘厳な大鳥居が立っている。
洞川温泉の町並み
現在も古風な行者宿が立ち並ぶ、レトロな温泉街
今でも女人禁制の行場、大峯山がある洞川。その山の麓は、古くから行者を迎えた宿場町だった。登山口の洞川には、今も古風な行者宿が建ち並ぶ。レトロな温泉街としても人気。
洞川温泉の町並み
- 住所
- 奈良県吉野郡天川村洞川
- 交通
- 近鉄吉野線下市口駅から奈良交通洞川温泉行きバスで1時間18分、終点下車すぐ
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
般若寺
奈良の秋を彩るコスモスの寺
平城京の鬼門を守るため飛鳥時代に創建され、その後般若経の学問寺として栄えた寺院。十三重石塔や三十三観音石像といった文化財があり、季節の花が観賞できる名所としても知られる。
般若寺
- 住所
- 奈良県奈良市般若寺町221
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通青山住宅行きバスで10分、般若寺下車、徒歩3分
- 料金
- 拝観料=大人500円、中・高校生200円、小学生100円/花期特別拝観料(アジサイ5~7月頃・コスモス9~11月頃)=大人700円、中・高校生300円、小学生200円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門17:00)、短縮拝観時間(1~4・7・8・12月)は~15:30(閉門16:00)
箸墓古墳
女王・卑弥呼の墓との伝説も
全長約280mの前方後円墳。『日本書紀』には、崇神天皇のころに造られた倭迹迹日百襲姫命の墓とされる。『日本書紀』によると、この古墳を昼は人が造り、夜は神が造ったと伝えられている。卑弥呼の墓との説もある。
葛城一言主神社
願いを一言だけ聞いてくれる「いちごんさん」
願い事を一言だけ聞いてくれる神様として地元では「いちごんさん」の愛称で親しまれている。一言主大神を祀る神社で、境内には樹齢約1200年の大イチョウがある。
法隆寺五重塔
日本を代表する五重塔は斑鳩の里のシンボル
法隆寺の境内には、世界最古の木造建築である金堂をはじめ大講堂など国宝の建築物が立ち並ぶ。なかでも五重塔は斑鳩の里のシンボルともいえる存在。
法隆寺五重塔
- 住所
- 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1法隆寺
- 交通
- JR大和路線法隆寺駅から奈良交通法隆寺参道行きバスで5分、終点下車徒歩3分
- 料金
- 西院伽藍内、大宝蔵院百済観音堂、東院伽藍内(共通券)=大人1500円、小学生750円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~17:00(閉門)、11月4日~翌2月21日は~16:30(閉門)
亀形石造物
水を流すための巧みな装置
近年発掘され、話題をよんだ石造物。亀の甲羅の部分には、水をためるようなくぼみがあり、水を流す装置の一部だったと考えられている。
亀形石造物
- 住所
- 奈良県高市郡明日香村岡
- 交通
- 近鉄橿原線橿原神宮前駅から奈良交通飛鳥駅行き「赤かめ」(明日香周遊)バスで20分、万葉文化館西口下車すぐ
- 料金
- 協力金=大人300円、小人100円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~16:45(閉門17:00)


