柳生
柳生のおすすめの観光スポット
ガイドブック編集部が厳選した柳生のおすすめの観光・旅行スポットをご紹介します。一刀石の伝説が残る「天乃石立神社」、体にしみ入る素朴なおそば「十兵衛食堂」、柳生の里のシンボル的存在「十兵衛杉」など情報満載。
柳生の魅力・見どころ
剣術家の宗矩、剣豪の十兵衛で知られる柳生氏の里
江戸時代初期の剣術家である柳生宗矩(むねのり)が徳川家に剣術指南役として仕えた後、柳生藩藩主となり治めた地。その長男・三厳(みつよし)が、数々の逸話で有名な剣豪・柳生十兵衛だ。現在の柳生は緑豊かな山里で、江戸末期の創建の姿を残す「旧柳生藩家老屋敷」や藩庁だった「旧柳生藩陣屋跡」、十兵衛が諸国漫遊の前に植えたと伝わる「十兵衛杉」などが残る。
- スポット:8 件
- 記事:2 件
柳生の新着記事
柳生のおすすめスポット
1~20 件を表示 / 全 8 件
天乃石立神社
一刀石の伝説が残る
天乃石立神社は本殿はなく、巨石をご神体として拝する古社。一刀石は約7m四方ほどの巨石で、中央から2つに割れている。境内には一刀石以外にもたくさんの巨石があり、いずれも山の中腹にひっそりとたたずむ。
十兵衛食堂
体にしみ入る素朴なおそば
店名は柳生一族の侍、柳生十兵衛からきている。うどん、そばなどの麺類や、丼物のほか、山菜定食など田舎料理風のメニューが豊富。梅干し、かつお、昆布のおむすび弁当はテイクアウト可能。
十兵衛食堂
- 住所
- 奈良県奈良市柳生町83-3
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通柳生行きバスで50分、終点下車すぐ
- 料金
- 十兵衛うどん=600円/十兵衛そば=600円/とろろ定食=1080円/山菜定食=1080円/ぼたん鍋(冬期)=1730円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉店)
柳生花しょうぶ園
初夏の美しい花園
休耕田を利用して造られた花しょうぶ園。6月には約1万平方メートルの園内に約400種、80万株の白や紫の花ショウブが咲き競う。アジサイ、スイレンなども見られる。
柳生花しょうぶ園
- 住所
- 奈良県奈良市柳生町403
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通柳生行きバスで50分、終点下車、徒歩10分
- 料金
- 入園料=650円/
- 営業期間
- 6月上旬~7月上旬
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉園)
芳徳寺
高台に建つ柳生藩藩主の菩提寺
寛永15(1638)年に柳生宗むねのり矩が建立した臨済宗の寺院で、柳生家の菩提寺。本尊釈迦如来木像や宗矩の木像があり、本堂の裏には一族の墓が並ぶ。明治時代の廃藩置県後は荒廃したが、大正から昭和初期にかけ関係者の尽力により再興。
芳徳寺
- 住所
- 奈良県奈良市柳生下町445
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通柳生行きバスで50分、終点下車、徒歩15分
- 料金
- 拝観料=大人200円、高校生150円、小・中学生100円/ (障がい者手帳、療育手帳持参で割引あり)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門17:00)
旧柳生藩家老屋敷
柳生藩の家老・小山田主鈴の旧邸
柳生藩の財政再建に力を尽くした小山田氏の屋敷。母屋はほぼ嘉永元(1848)年に創建された当初の姿をとどめている。屋敷内には当時の武具や生活用具などが展示されている。
旧柳生藩家老屋敷
- 住所
- 奈良県奈良市柳生町155-1
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通柳生行きバスで50分、終点下車、徒歩7分
- 料金
- 入館料=350円/ (高齢者は奈良市老春手帳持参で無料、障がい者無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00)
旧柳生藩陣屋跡
少し遅めの桜見物ができる
もとは柳生宗矩が寛永19(1642)年に建設した藩主の陣屋だが、延享4(1747)年に全焼。現在は史跡公園として整備され、春は奈良の中心部より遅れて桜見物ができる名所として人気。
旧柳生藩陣屋跡
- 住所
- 奈良県奈良市柳生町339
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通柳生行きバスで50分、終点下車、徒歩15分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
疱瘡地蔵
疱瘡よけを祈願し彫られた磨崖仏
3m近い岩に彫られた大磨崖仏で、疱瘡よけを祈願して彫られた。一揆のときに農民が記した「正長元(1428)年より以前の負債は消滅した」という意味の碑文が地蔵の下に刻まれている。