奈良・斑鳩
奈良・斑鳩のおすすめの観光スポット
ガイドブック編集部が厳選した奈良・斑鳩のおすすめの観光・旅行スポットをご紹介します。巨大な大仏さまと建造物に圧倒される「東大寺」、全国に3000社ある春日神社の総本社「春日大社」、壮大な塔がそびえる古都奈良の文化空間「興福寺」など情報満載。
奈良・斑鳩の魅力・見どころ
平城京が置かれた古都には、2つの世界遺産指定地域が
奈良盆地の北部、県都・奈良を中心とするエリア。『古都奈良の文化財』と『法隆寺地域の仏教建造物』の2つの世界遺産指定地域を含む。奈良は平城京が開かれて以来の長い歴史を有する古都。世界遺産に登録された多数の寺社や、古くからの風情ある街並みが残る。斑鳩は聖徳太子ゆかりの里。現存する世界最古の木造建造物である「法隆寺」を中心に多数の寺社が点在する。そのほかトラの寺「朝護孫子寺」のある信貴山や、金魚の養殖で知られる大和郡山なども訪ねてみたい。
- スポット:723 件
- 記事:68 件
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奈良・斑鳩のおすすめスポット
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東大寺
巨大な大仏さまと建造物に圧倒される
早世した基皇太子の菩提を弔うために、聖武天皇が建てた金鍾山寺が前身。天平19(747)年に東大寺の寺号が用いられはじめた。平安時代や戦国時代に戦乱で被災したが、鎌倉時代と江戸時代、多くの人々からの寄進を受け修復される。天平仏と鎌倉仏の宝庫であり、境内各所のお堂内の仏像はもちろん、東大寺ミュージアムでもじっくり鑑賞を。「古都奈良の文化財」として奈良市内の他8件とともに世界遺産に登録される。


東大寺
- 住所
- 奈良県奈良市雑司町406-1
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通市内循環外回りバスで5分、大仏殿春日大社前下車、徒歩5分
- 料金
- 大仏殿拝観料=大人(中学生以上)600円、小学生300円/法華堂拝観料=大人600円、小学生300円/千手堂拝観料=大人600円、小学生300円/東大寺ミュージアム入館料=大人600円、小学生300円/大仏殿と東大寺ミュージアムのセット券=大人1000円、小学生400円/ (高齢者は奈良市老春手帳またはななまるカード持参で無料、障がい者手帳持参で本人と同伴者1名大人300円、小学生150円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由(大仏殿は7:30~17:30<閉門、時期により異なる>、法華堂・千手堂は8:30~16:00)
春日大社
全国に3000社ある春日神社の総本社
平城京遷都の頃、国の繁栄と国民の幸せを願って、茨城県の鹿島から武甕槌命を御蓋山に迎えたのが始まり。このとき白い鹿に乗って来たことから、奈良公園周辺の鹿が神の使いとされ大切にされているという。のちに称徳天皇の勅命で、藤原氏が社殿を造営し、以降は式年造替制度により、20年ごとに建物や調度品を新調または修繕してきた。そのため檜皮葺き屋根も朱塗りの柱も、美しい。社紋は下がり藤で、境内の砂ずりの藤も有名だ。


春日大社
- 住所
- 奈良県奈良市春日野町160
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通春日大社本殿行きバスで10分、終点下車すぐ
- 料金
- 本社参拝=無料/本殿特別参拝=500円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 本社参拝時間7:00~17:00(季節により変動あり)、本殿特別参拝9:00~16:00
興福寺
壮大な塔がそびえる古都奈良の文化空間
法相宗の大本山。前身は藤原京にあった「厩坂寺」で、平城遷都の際に現在地へ移され、寺名も興福寺と改められた。藤原氏の庇護のもと、中世には大和国を支配する寺院となり、大きな影響力を持った。鎌倉時代には、運慶などの仏師が多くの仏像を造像。今日も五重塔や東金堂などの名建築や阿修羅像などの美しい仏像が、参拝者の心を魅了し続ける。


興福寺
- 住所
- 奈良県奈良市登大路町48
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から徒歩5分
- 料金
- 中金堂=大人500円、中・高校生300円、小学生100円/東金堂=大人300円、中・高校生200円、小学生100円/国宝館=大人700円、中・高校生600円、小学生300円/国宝館・東金堂共通券=大人900円、中・高校生700円、小学生350円/ (中金堂、東金堂、国宝館は団体料金あり、30名以上で中金堂大人400円、中・高校生200円、小学生90円、東金堂大人250円、中・高校生150円、小学生90円、共通券は団体料金適用外、障がい者手帳持参で本人と同伴者1名入館料半額、奈良市老春手帳またはななまるカードの提示で国宝館と東金堂の拝観料無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由(中金堂・東金堂・国宝館は9:00~16:45<閉館17:00>)
法隆寺
聖徳太子の建立と伝わる巨大な寺院
聖徳太子ゆかりの寺で、7世紀頃に建てられたと言われる。五重塔・金堂を中心とする西院伽藍と、夢殿が中心の東院伽藍とに大きく分かれており、広さ約18万7000平方メートルの境内には、飛鳥時代をはじめとする各時代の粋を集めた建築物が軒を連ねる。大宝蔵院を中心に収蔵されている宝物は、国宝・重要文化財指定だけで約190件、総計2300余点に及ぶ。「法隆寺地域の仏教建造物」として法起寺とともに世界遺産に登録。


法隆寺
- 住所
- 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
- 交通
- JR大和路線法隆寺駅から奈良交通法隆寺参道行きバスで5分、終点下車徒歩3分
- 料金
- 西院伽藍内、大宝蔵院百済観音堂、東院伽藍内(共通券)=大人1500円、小学生750円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~17:00(閉門)、11月4日~翌2月21日は~16:30(閉門)
薬師寺
人々の思いを集め取り戻した昔の姿
白鳳時代、天武天皇が皇后の病気平癒を願い発願したのが始まり。天災や兵火により、東塔を残して創建時の姿を失い荒廃していたが、昭和43年からお写経勧進を全国で行ない、復興が始められた。現在はきらびやかな建物が並ぶ壮大な伽藍が甦りつつある。境内には数々の仏像、平山郁夫画伯の大唐西域壁画など見どころにあふれる。


薬師寺
- 住所
- 奈良県奈良市西ノ京町457
- 交通
- 近鉄橿原線西ノ京駅からすぐ
- 料金
- 通常拝観料(東塔・西塔特別公開時)=大人1100円、中・高校生700円、小学生300円/共通拝観料(東塔・西塔特別公開時)=大人1600円、中・高校生1200円、小学生300円/ (時期により拝観料・拝観可能な場所は異なる、25名以上の団体は通常拝観料(東塔・西塔特別公開時)大人1000円、中・高校生630円、小学生270円、障がい者割引あり)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~16:30(閉門17:00)
唐招提寺
鑑真が開いた仏教道場
東大寺を離れることを決意した鑑真和上が、新田部親王の旧宅を賜り、天平宝字3(759)年に戒律を学ぶための修行道場として開いたことが始まり。当初はあくまでも和上の私寺として、講堂や、旧宅を改造した経蔵などのみであったが、徐々に寺としての体裁が整う。8世紀後半に、鑑真和上の弟子の如宝が金堂を完成させた。中世の兵火や明治時代の廃仏毀釈を経ても寺観を失わず、多くの天平時代の伽藍や文化財を今に伝えている。


唐招提寺
- 住所
- 奈良県奈良市五条町13-46
- 交通
- 近鉄橿原線西ノ京駅から徒歩8分
- 料金
- 拝観料=大人1000円、中・高校生400円、小学生200円/特別拝観料(拝観料別途)=大人1000円、中・高校生400円、小学生300円/新宝蔵(拝観料別途)=大人200円、小・中・高校生100円/ (障がい者と同伴者1名半額、学校の引率者は無料、奈良市老春手帳(ななまるカード)の提示で5月19日、6月5~7日以外は拝観料無料、30名以上の団体は大人800円、中・高校生320円、小学生160円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~16:30(閉門17:00)
平宗 奈良店
創業は江戸時代歴史ある老舗の味
吉野に本店をおく平宗は、160年以上この素朴な寿司をていねいに作り続けている。米は地元奈良県産のヒノヒカリを使用、秘伝の酢でまろやかな風味を醸し出す。文豪・谷崎潤一郎も絶賛したという名店だ。


平宗 奈良店
- 住所
- 奈良県奈良市今御門町30-1
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から徒歩8分
- 料金
- 八重桜=3878円/柿の葉ずし(鯖、鮭)=1499円(8個入)/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:30~20:00(L.O.)、物販は10:30~20:30
奈良国立博物館
国内屈指の仏像コレクションは必見。正倉院展の会場
仏像、仏画、経典、仏教工芸など、仏教にまつわる美術品や考古遺品などの収蔵は約1800件と日本随一。「なら仏像館」、「青銅器館」など4つのギャラリーがあり、心ゆくまで名品を鑑賞できる。現在「なら仏像館」となっている建物は、明治中期の代表的西洋建築として国の重要文化財に指定されている。


奈良国立博物館
- 住所
- 奈良県奈良市登大路町50
- 交通
- 近鉄奈良駅から徒歩15分、またはJR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通市内循環外回りバス氷室神社・国立博物館前下車すぐ
- 料金
- 入館料=大人700円、大学生350円、高校生以下および18歳未満無料、特別展は別料金/仏像のスタンプ(全23種)=330円/A4クリアファイル=275円/ (70歳以上名品展無料、障がい者手帳またはミライロID(スマートフォン向け障がい者手帳アプリ)持参で本人と同伴者1名名品展・特別展無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~16:30(閉館17:00)、時期により異なる
ゐざさ 夢風ひろば店
大仏殿を望む席で名産寿司を
2階の食事処で、笹の葉で鮭を包んだゐざさ寿司や奈良名物の柿の葉寿司、三輪そうめんを盛り込んだ御膳などが味わえる。1階は柿の葉寿司の製造直売店になっている。


ゐざさ 夢風ひろば店
- 住所
- 奈良県奈良市春日野町16夢風ひろば内
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から徒歩15分
- 料金
- ゐざさ天ぷらセット=1700円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~16:00(閉店17:00)、物販は10:00~
中川政七商店 奈良本店
進化を続ける手織り麻の老舗
享保元(1716)年、高級手織り麻「奈良晒」の卸問屋として創業した中川政七商店。温故知新の想いを根底に、日本の工芸をベースにした機能的で美しい生活雑貨を取りそろえている。
中川政七商店 奈良本店
- 住所
- 奈良県奈良市元林院町22鹿猿狐ビルヂング
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から徒歩7分
- 料金
- 鹿猿狐みくじ=495円/手彫りの花鹿飾り=1100円(小)、1650円(大)/花鹿のくつした=1650円/しかじか米こがし=648円/花ふきん(桜・藤)=各1320円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~19:00
カナカナ
大人気の古民家カフェ
古民家を利用した店内は、欄間や梁、すりガラスなど古き良き空間が広がる。ヘルシーなおかずたっぷりの人気ランチを楽しみに訪れたい。店主特製のケーキやカレーもおすすめ。


カナカナ
- 住所
- 奈良県奈良市公納堂町13
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から徒歩15分
- 料金
- カナカナごはん=1595円/コーヒー=495円/焼きプリン=440円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:30~18:30、変更の場合あり
春日荷茶屋
神聖な春日大社の境内で旬の恵みにほっとひと息
春日の杜に包まれた風流な茶店。白味噌仕立ての万葉粥が名物で、3月は菜の花、10月は栗と芋など月替わりの具材を楽しみに通う人も。天気の良い暖かい日は、手入れが行き届いた四季折々の花が美しい庭園の屋外席にて味わいたい。


春日荷茶屋
- 住所
- 奈良県奈良市春日野町160
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通春日大社本殿行きバスで10分、終点下車すぐ
- 料金
- 大和名物膳=1650円/万葉粥=1100円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:30~16:00(閉店)
粟 ならまち店
奈良の恵みを味わう
本店がある清澄の里で自ら育てた大和伝統野菜を、コース仕立ての御膳でいただく。近隣農家との交流を大切にしているからこそ、野菜本来のおいしさだけでなく作り手のぬくもりを感じる。昼夜ともに予約制。


粟 ならまち店
- 住所
- 奈良県奈良市勝南院町1
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から徒歩12分
- 料金
- 粟「収穫祭」御膳(昼)=3500円/昼の粟「大和牛と野菜」コース=4600円/夜の粟「大和と世界の野菜」コース=4600円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:30~14:30、17:30~21:00(要予約)
興福寺国宝館
国宝や文化財の数々に酔いしれる
興福寺所有の国宝や重要文化財の大半を収蔵。白鳳期の遺産である銅像仏頭、天平彫刻の傑作として名高い阿修羅像、十大弟子像、慶派造像の木造金剛力士像などが展示されている。


興福寺国宝館
- 住所
- 奈良県奈良市登大路町48
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から徒歩5分
- 料金
- 入館料=大人600円、中・高校生500円、小学生200円/ (障がい者手帳持参で半額)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:45(閉館17:00)
奈良公園
有名社寺が集まる見どころ満載の緑の公園
長い歴史を語る古社寺と文化施設が隣接し、芝生や木々など周囲の自然が調和した公園で、約1100頭の野生の鹿が生息している。桜や紅葉の名所としても知られ、季節を通して賑わっている。


元興寺
庶民信仰に支えられた古刹
平城遷都にともない、養老2(718)年、飛鳥の法興寺が移されて元興寺となる。奈良時代は東大寺や興福寺と並ぶ大寺院で、猿沢池の南端から現在のならまち一帯は元興寺の旧境内だった。浄土信仰の隆盛とともに極楽堂内にあった智光曼荼羅に信仰が集まる。鎌倉時代以降、智光曼荼羅に加え聖徳太子、弘法大師への民間信仰の寺院となっていく。1998年に世界遺産に登録されている。


元興寺
- 住所
- 奈良県奈良市中院町11
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から徒歩15分
- 料金
- 拝観料=大人500円、中・高校生300円、小学生100円/拝観料(秋季特別展期間)=大人600円/ (奈良市内在住の70歳以上見学料無料、障がい者手帳持参で本人と同伴者1名見学料半額、20名以上の団体は400円(秋季特別展期間中540円))
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門17:00)
寧楽菓子司 中西与三郎
老舗が生み出す奈良らしい創作和菓子
創業約100年の老舗。徹底した素材選びとていねいな仕事で、地元にちなんだ創作和菓子に力を注ぐ。大和茶、小豆、白味噌の3色の奈良町だんごが名物。


寧楽菓子司 中西与三郎
- 住所
- 奈良県奈良市脇戸町23
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から徒歩10分
- 料金
- 庚申さん=380円(生菓子)・1300円~(10個、干菓子)/奈良町だんご(1本)=200円/奈良町だんご(お抹茶とセット)=730円/上生菓子とお抹茶=980円/六坊=8000円/吉野本葛餅=1100円/ぜんざい=850円/かき氷=850円~/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~18:00(閉店)、喫茶は10:30~17:30(L.O.)、土・日曜、祝日は10:00~18:00(L.O.)