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日帰り登山用ザックおすすめ10選。迷ったらこれ! 軽量タイプから万能タイプまで。

まっぷるライフスタイル編集部

更新日: 2022年12月23日

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日帰り登山用ザックおすすめ10選。迷ったらこれ! 軽量タイプから万能タイプまで。

健康維持や運動習慣のために、ハイキングや登山を始めてみたい!という方も多いのではないでしょうか。その際、登山装備を買い揃えるタイミングでよく話題になるのが、「登山用ザックをどれにするのか?」問題です。

ひとえに登山用ザックといっても、メーカーごとに味付けが違い、さらには容量のバリエーションも広く用意されています。そこで今回は、日帰り登山用ザックの選び方とオススメのモデルをご紹介します。

登山用ザックの特徴

登山用ザックの特徴

登山用ザックは、長時間歩行の負担にならないようにデザインされています。そのため軽く、クッション性のあるショルダーを採用しているのが特徴です。容量が大きくなると肩への負担が増すため、ウエスト(ヒップ)ベルトも採用されるようになります。

また厳しい自然環境で使用するので、頑丈に作られているモデルも多いです。雨天時にはレインカバーを装着します。基本、レインカバーは別売りですが、標準で付いてくるモデルもあります。

容量と用途

容量と用途

冒頭で触れたとおり、ザック選びで一番悩むポイントが、ザックの容量です。日帰り登山用ザックには15・20・25・30・32・40というように、幅広い容量のバリエーションが設けられています。

「どの容量が最適か?」については、実際の日帰り登山でどのような使用シーンを想定するか?によって変わってきます。高低差の少ない短時間の山行であれば容量の少ないもの。逆に歩行距離や時間が長く、水分が多く必要であれば、30Lなどある程度の容量が必要です。

15〜20L:ハイキング・トレイルラン

15〜20L:ハイキング・トレイルラン

日帰り登山用ザックの中で、もっとも軽量と言えるのが15〜20Lです。この容量に最適な使用シーンは、ハイキング・トレイルランになります。

ウエスト(ヒップ)ベルトを採用しているモデルの品揃えが少なく、3〜4時間の歩行に適したモデルが多いです。使用シーンには、高尾山(東京都)、知床五湖(北海道知床)・白谷雲水峡(鹿児島県屋久島)などがあります。

この容量のザックでも、6時間以上の登山へ携行可能ですが、装備を絞り、コンパクトにパッキングする必要があり、やや登山中級者向けです。

25〜30L:入門・本格登山

25〜30L:入門・本格登山

日帰り登山用ザックの中で、汎用性が高いと言えるのが25〜30Lです。この容量に最適な使用シーンは、歩行時間が3時間〜6時間ほどの本格登山(入門編)になります。

クッション性の高いショルダーが標準的に採用され、ウエスト(ヒップ)ベルトを採用したモデルも多いです。この容量から少しずつ、ザックの収納性も充実してきます。使用シーンには、筑波山(茨城県)、伊吹山(岐阜県・滋賀県)、乗鞍岳(岐阜県・長野県)などがあります。

どのようなシーンでも重宝し、一つ持っておいて間違いない容量だと言えるでしょう。

32〜40L:本格登山

32〜40L:本格登山

日帰り登山用ザックの中で、余裕を持って使用できるのが32〜40Lです。この容量に最適な使用シーンは、距離10km以上かつ標高差1,000m以上の高負荷なコースの多い本格登山になります。

1泊以上の登山用ザックと、かなり似た形状になってくるのがポイントです。クッション性のあるショルダーやウエスト(ヒップ)ベルト、各種収納もかなり充実したモデルが多いです。使用シーンは、八ヶ岳(長野県・山梨県)、燕岳(長野県)、大雪山(北海道)などがあります。

また一つ難易度の上がる、1泊2日の山小屋泊の登山に最適なため、ステップアップを見据える方は、ぜひ検討したい容量と言えるでしょう。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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