中津川の栗きんとん
栗の名産地・中津川ならではの一品
恵那山の麓に位置する中津川は栗の産地。栗きんとん発祥の地ともいわれており、独自の栗文化が根付いている。9月になると中津川の和菓子屋では店頭に栗きんとんが並ぶ。

栗きんとん本家 すや(クリキントンホンケスヤ)
栗きんとんで有名な江戸時代創業の老舗
江戸時代に酢の店として創業し、旧中山道沿いに店を構える。栗の名産地として知られる中津川の秋の銘菓、栗きんとんや栗きんつばが人気。栗きんとんは9月から1月ごろまで味わえる。

栗きんとん本家 すや
- 住所
- 岐阜県中津川市新町2-40
- 交通
- JR中央本線中津川駅から徒歩5分
- 料金
- 栗きんとん(9~翌1月)=237円(1個)/栗蒸し羊羹(期間限定)=1512円(1本)/栗こごり=1533円(6個)/
道の駅 きりら坂下(ミチノエキキリラサカシタ)
そば打ちにお菓子作りと楽しい手作り体験が充実
木曽川の右岸に位置し、周囲の自然に溶け込んだ道の駅。そば打ちや五平餅作りなど、楽しい手作り体験メニューが充実している。

御菓子所 川上屋本店(オンカシドコロカワカミヤホンテン)
伝統の手仕事を守る老舗
元治元(1864)年の創業以来、手作りの伝統を守り続ける。8月下旬から12月に販売の栗きんとんはしっかりとした甘さで、栗を裏ごししたなめらかな食感が特徴だ。

御菓子所 川上屋本店
- 住所
- 岐阜県中津川市本町3丁目1-8
- 交通
- JR中央本線中津川駅から徒歩10分
- 料金
- 栗きんとん(8月下旬~12月下旬)=237円(1個)、1555円(6個)、2538円(10個)/ささめささ栗(通年)=1674円(1本)/栗蒸羊羹(9~11月)=1620円(1本)/嬉しの栗=928円(3個)/
栗菓匠 七福(クリカショウシチフク)
厳選した素材が生み出す繊細な味が評判
日本銘菓大賞受賞の栗きんとんは9~翌1月限定だが、小豆のこし餡で栗きんとんを包み蒸した、福ぐりなどはいつでも楽しめる。繊細な和菓子を表現するために素材を厳選している。
満天星 一休(ドウダンイッキュウ)
四季の趣を伝える栗菓子
美しい庭園風景が眺められる茶房も備え、季節感に富んだ栗菓子が人気の和菓子店。干し柿の中に栗きんとんが入った冬期限定の「杣の木洩日」をはじめとする、オリジナル商品が季節ごとに登場。

満天星 一休
- 住所
- 岐阜県中津川市苗木岡田2531-1
- 交通
- JR中央本線中津川駅から北恵那バス付知・加子母方面行きで15分、苗木下車すぐ
- 料金
- 森の水鏡=210円/栗きんとん=1540円(6個)/
栗きんとん本家 すや西木(クリキントンホンケスヤニシキ)
ふんわり甘い栗しるこに舌鼓
元禄年間(1688~1704)に創業した老舗。9月から翌1月に販売の栗きんとんは、細かくきざんだ栗を混ぜほど良い食感に。10月から12月は併設の甘味処で栗しるこが味わえる。

道の駅 花街道付知(ミチノエキハナカイドウツケチ)
木の香り漂う総檜造りの駅。手作りせんべいや栗きんとんが名物
樹齢300年以上の天然檜を柱にした檜造りの駅舎が見事。木製品の土産から実用品まで揃う地元製品の特産品コーナーや、無料の温泉足湯がある。キャンプ場は車で20分。

道の駅 加子母(ミチノエキカシモ)
清流白川のせせらぎに沿う駅。加子母トマトや朴葉寿司が人気
面積の94%が山林に囲まれた加子母は緑豊かな地。中央自動車道中津川ICから飛騨路への玄関口に位置する。食堂では加子母の季節感あふれる数量限定メニュー「加子母三昧」が人気。

道の駅 五木のやかた・かわうえ(ミチノエキゴボクノヤカタカワウエ)
地元の木で建てられた、木の香漂う駅舎で休憩
建物にヒノキやサワラなど木曽五木の尺角柱が使われている。手機織りの体験も可能(要予約・有料)。地元でとれた野菜など販売している「いきいき市場」までは車で2分。
松月堂(ショウゲツドウ)
手仕事ならではの懐かしい味わい
明治40(1907)年創業の和菓子処。伝統の製法を守りながら、栗本来の味わいがある栗菓子作りをモットーにしている。栗と豆を合わせたものや、洋菓子風にアレンジした菓子もそろう。

松月堂
- 住所
- 岐阜県中津川市太田町2丁目5-29
- 交通
- JR中央本線中津川駅から徒歩3分
- 料金
- 栗きんとん(9~翌2月下旬)=237円(1個)/創作栗きんとん栗苞=237円(1個)/和風もんぶらん栗花落=1836円(3個入)/
神坂パーキングエリア(下り)(ミサカパーキングエリア)
山里にある小さなPA
もつ煮かラーメンか迷ってしまう魅力的なフードメニュー。「栗きんとん」発祥の地、中津川の各種栗菓子、信州名産そばなどの土産をとりそろえている。

神坂パーキングエリア(下り)
- 住所
- 岐阜県中津川市神坂
- 交通
- 中央自動車道園原ICから中津川IC方面へ車で12km
- 料金
- 唐揚げ定食(フードコート)=800円/白樺の大地(売店)=410~1188円/
恵那峡サービスエリア(上り)(エナキョウサービスエリア)
「寄り道」して地元のみやげをゲット
フードコート、テイクアウトコーナーは人々が集い安らげる「現代版峠の茶屋」として、地元色豊かな商品を多数取り揃えている。

恵那峡サービスエリア(上り)
- 住所
- 岐阜県恵那市大井町
- 交通
- 中央自動車道恵那ICから中津川IC方面へ車で4km
- 料金
- 飛騨牛ひつまぶし(夕照の里)=4600円/恵那鶏親子丼(旅するどんぶりや)=950円/抹茶ラテ(カフェ)=600円/べら(売店)=594円/
新杵堂(シンキネドウ)
創意工夫あふれる栗スイーツが人気
丹念に作られる栗菓子が楽しめる和菓子処。和モンブランなど、洋菓子とのコラボレートも斬新だ。
新杵堂
- 住所
- 岐阜県中津川市千旦林1-15ちこり村内
- 交通
- JR中央本線中津川駅からタクシーで11分
- 料金
- 渋皮栗入栗きんとんロール=2536円(1本)/栗きんとん=1641円(6個入)/
新杵堂 本町店(シンキネドウホンマチテン)
職人の創意工夫が光る和洋の栗スイーツ
昭和23(1948)年の創業以来、栗と砂糖のみで作る昔ながらの栗きんとんがモンドセレクション2014で銅賞を受賞。栗を使った大福やロールケーキなど、オリジナリティあふれる栗菓子作りも意欲的だ。