
更新日:2023年11月30日
ベトナム料理でおすすめの魚料理をご紹介!ベトナムの食べ物を楽しもう!
魚介の安さと新鮮さは折紙付きのベトナム。
エビやカニなどを使った日本人好みの料理も多くあります。
ただし、刺身だけは信用のおけるお店で食べるようにしてくださいね!
ベトナム料理でおすすめの魚料理1.魚の土鍋煮(カーコート)
魚をヌクマムとカラメルソースで煮込んで味付けをしています。濃厚な甘辛味のベトナム家庭料理です。
ベトナム料理でおすすめの魚料理2.ライムの葉でゆでたタニシ(オックルオックラーチャイン)
北部の郷土料理。大ぶりで肉厚だがクセがなく、レモングラスやショウガなどの風味も楽しめる逸品です。
ベトナム料理でおすすめの魚料理3.エビのココナツジュース蒸し(トムスーハップヌックズア)
ココナツジュースで蒸すと、エビの身がやわらかくジューシーに。塩・胡椒・ライムのたれで食べます。
ベトナム料理でおすすめの魚料理4.うなぎの炒め物(ルオンサオラン)
ハノイ名物。脂っぽいので野菜と一緒に食べるのがおすすめです。
春雨と炒めたり、カレー味にする場合もあります。
ベトナム料理の美味しい知識
さまざまなハーブやスパイス、独特な風味をもつ調味料が味の決め手!
おいしさのヒミツを知って、自分好みの味にアレンジしてみましょう。
ベトナム料理にたっぷりハーブは欠かせない
ベトナム料理には欠かせないハーブ。いろいろなメニューで利用され、その用途も多彩。
香りによって好みが分かれるハーブですが、お気に入りを見つけて、地元っ子のようにトッピングを楽しむのもおすすめです。
パクチー

独特の強い香りから、「カメムシソウ」とも呼ばれ、臭み消しとして魚料理などにも使われる
シソ

香りは日本のシソほど強くない。プンボーフエやバインセオ、ヤギ鍋などに使われる
ドクダミ

薬効がありクセが強いが、ベトナムでは生春巻をはじめ、風味づけに頻繁に使われている
ミント

ベトナムでは最もポピュラーなハーブのひとつで、ミントが欠かせない料理が多い
タイバジル

フォーや生春巻には欠かせない。日本で売られているものより香りが強い。茎は赤紫色
カラシナ

かすかに苦みがあり、スープや蒸し物、鶏肉料理、バインセオを巻くときに使われる
ナギナタコウジュ

日本にも自生するシソ科のハーブで、かつては薬草として利用されていた。香りが強い
ベトナム料理らしい味を作る調味料
ベトナムの調味料で真っ先に思いつくのが魚醤のヌクマム。ベトナムらしい独特の風味と味の深みを与えてくれます。
ほかにもベトナムならではの発酵調味料やスパイス類など、日本ではなかなか手に入らないものもあり、おみやげにも人気です。
魚醤(ヌクマム)

小魚を発酵させた魚醤。タイのナンプラーと似た味
チリソース(トゥオンオット)

唐辛子入りの辛い調味料。フォーにもよく合う
甘味噌だれ(トゥオンデン)

大豆を原料とした甘めの味噌。赤いチリソースに対し、黒ソースとも
ベトナム大豆醤油(シーザウ)

大豆が原料のベトナム醤油に砂糖、香辛料を加えたもの
タマリンド(メー)

酸味の強いマメ科の植物。甘酸っぱい料理に用いられ、梅干に近い酸味
胡椒(ティエウ)

ベトナム産は香りが強くスパイシー。粒のまま、あるいは食前に粉にして使う
アミの発酵味噌(マムズオック)

アミ(小さなエビ)の味噌。発酵させているので臭みがある。豚肉に合わせることが多い
ベトナム料理にちょい足しで、もっとおいしく!
お店のテーブルにはいろいろな調味料が置かれています。
麺もスープもあっさり味のフォーの場合は、そのまま食べても十分おいしいですが、ちょい足しでアレンジするのがベトナム流。
ハーブや調味料、具材を足しながら、自分好みの味を完成させましょう。
ヌクチャム(ヌクマムチュアゴット)

ヌクマムに唐辛子、にんにく、ライムが入り、ピリ辛だがさっぱり。生春巻や揚げ春巻に
塩(ムォイ)

ライムの搾り汁、胡椒と合わせて使うのが定番。シーフードや鶏肉との相性がいい
ライム(チャイン)

ライムを搾るとさらにさっぱり味に。香草をたくさん入れた場合、味を緩和する役目も
にんにく(トイ)

必ずあるわけではないが、酢や唐辛子と一緒に生のにんにくを置いている店もある
唐辛子(オット)

料理全体の味をピリっと引き締める名脇役的な存在。少量でも辛いので注意が必要
香草(ザウトム)

ベトナム料理を食べる楽しみのひとつがバラエティ豊かな香草。スープの味がガラリと変わる
もやし(ザー)

湯がいたもやしは、牛肉などのフォーによく合う。シャキシャキとした食感を楽しみたい
ベトナム料理のおすすめ魚料理を味わおう!
濃厚な味付けからさっぱり系まで。さまざまなテイストの魚料理を味わえるのがベトナム料理の良いところ。日本食とは異なる海鮮の調理方法もの料理も多く、旅の楽しみを増やしてくれます。
ハーブや合う調味料をプラスして、自分好みの魚料理を楽しんでくださいね!
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【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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