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まっぷるトラベルガイド編集部

更新日:2024年3月13日

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ワット・アルンの基本情報と見どころをご紹介!バンコクの3大寺院を巡ろう

川岸にそびえ建つ美しいワット・アルンは、タイでも人気の観光スポットです。

暁を意味する「アルン」。三島由紀夫の小説『暁の寺』の舞台でもあり、日本人でも知っている方も多いのではないでしょうか。

ここでは、そんなワット・アルンの基本情報に加え、大仏塔や本堂内の見どころも合わせてご紹介していきます。

ワット・アルンの基本情報

画像:Canva
 ライトアップされる夜の姿も幻想的。時間帯によって表情が変わる

チャオプラヤー川西岸にそびえる美しい仏塔が印象的なワット・アルン。「アルン」とは暁を意味し、日本では三島由紀夫の小説『暁の寺』の舞台として知られています。

創建はアユタヤ王朝時代。トンブリー王朝時代には王室守護寺院の格式を誇り、ワット・プラケーオが創建されるまでの5年間、エメラルド仏はこの寺院に置かれていました。数年に渡る大規模な改装工事が2017年に終了し、美しい白亜の姿に蘇りました。

住所:158 Thanon Wang Doem
アクセス:イサラパープ駅から徒歩10分、王宮からター・ティエン桟橋まで徒歩15分、ター・ティエン桟橋からボートで3分
営業時間:8:00〜18:00(チケット販売は〜17:30)
定休日:無休

ワット・アルンの見どころ1.大仏塔

 クメール様式の見事な仏塔へと続く階段。テラスから眺める景色も見もの

寺のシンボルの大仏塔。塔頂部にはシヴァ神の矛がそびえたっています。四方に急勾配の階段があり、中央部のテラスまで上ることができます。

ワット・アルン 大仏塔のココに注目!

画像:Canva
色とりどりのタイルで装飾されている

仏塔を飾るタイルは、ラーマ3世時代に行われた大改修の際に取り付けられました。

色付きの中国陶器の破片を使い、華麗な花の形をデザイン。陶器の絵柄をそのまま生かしたものや、多数の花びらを立体的に重ね合わせたボタン風の花など、凝った造りになっています。

ワット・アルンの見どころ2.小仏塔

規模は小さいが美しい造り

大仏塔を囲むようにして4基の小仏塔が建っています。建物のデザインや装飾スタイルは大仏塔とほぼ同じで、カラフルな陶片や神々の彫刻などで飾られています。

ワット・アルンの見どころ3.本堂

見応えのある本堂の内部

ラーマ2世の創建。回廊には120体の仏像が並び、本堂の壁には釈迦の生涯が描かれています。本尊はラオスから持ち込まれたアルン像です。

バンコク観光で外せないワット・アルンに訪れよう!

タイの中でもシンプルで美しいデザインのワット・アルン。細分までこだわりの詰まった装飾は、タイの方がいかにこの場所を大切に想っているのかが伝わってきます。

煌びやかな寺院が多いなか、ひと際存在感を放つワット・アルンで仏教の世界に触れてみてくださいね。

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