1・2・3月のシンガポールの気温と服装を徹底解説【2024年版】シンガポール旅行前にシンガポールの気温を知ろう!
1・2・3月のシンガポールの気温は何℃くらいになるのでしょう? シンガポール旅行を考えている方にとって、気温の情報は見逃せませんよね。現地での服装をはじめ、暑さ・寒さ対策に何を持っていけば良いのかな...
更新日:2024年4月10日
シンガポールとはどんな国なのでしょうか?
さまざまなルーツをもつ人々が集い、南国らしい熱気に満ちた街は多種多様の魅力を持っています。
今回はシンガポールの見どころと、旅行の際に知っておくと便利な情報をご紹介します。
旅行前に、習慣やマナーの違いまでしっかりチェックしておきましょう!
正式名称
シンガポール共和国 Republic of Singapore
位置
マレー半島の先端で、ほぼ赤道直下。東南アジア全体の中心に位置する。
人口
約564万人(2022年)
居住者は70%ほどで、外国人労働者に依存する傾向にある。
面積
約734㎢
シンガポール島とその他の小島からなり、東京23区よりもやや大きい。
ラッフルズの上陸とともに始まった海運の要衝シンガポールの歴史
【18世紀以前】古来よりテマセックという名で知られていた。サンスクリット語で「獅子の街」を意味する「シンガプーラ」の名がつけられたのは14世紀頃。16〜18世紀は、漁民や海賊が住む寂れた漁村だった。
【19世紀】1819年、イギリスの国営貿易会社・東インド会社のラッフルズが上陸し、商館を開く。以降、イギリスの管理下に置かれ、インドや中国と本国を結ぶ貿易の一大中継地となり、多くの人々が集まった。
【20世紀〜現在】第二次世界大戦後に内政自治権を獲得し、1963年にマレーシア連邦に参加、イギリスから独立。1965年にはマレーシアから分離し、現在の都市国家・シンガポール共和国が成立した。
公用語は4つある。英語が最も一般的
教育は必修の英語に加えて、母語である中国語やマレー語、タミル語が教えられる。シンガポールで使われる英語は、中国語やマレー語の影響を受けたシングリッシュと称されている。
多様な民族が独自の文化をもつ
19世紀のイギリス領だった時代から、マレー系の先住民、中国系、インド系の移民など、さまざまな人種が居住していた。東南アジアでは唯一中国系が多数を占める国。
歴史と未来が詰まった中心エリア
未来的な高層ビルが内湾を囲むマリーナと、古くから国の中心で歴史的なコロニアル建築が並ぶシティ。ホテルも数多く交通の便も良い、観光の拠点となるエリアだ。
マリーナ/シティの観光キーワード
①ランドマークが勢ぞろい
②伝統ある歴史建築が並ぶ
③美しい夜景に感動
マリーナベイ・サンズは、マリーナ・ベイをバックに建つ壮大なスケールの複合施設。2500もの客室を有するホテルや昼夜にぎわうカジノ、世界の一流ショップやレストランを擁するショッピングセンターと、規模もクオリティも桁違いの施設がそろう。とくに注目されるのが57階のスカイパーク。1.2ha、ジェット機が4~5台入るという広大な空中庭園だ。
マリーナベイ・サンズから歩行者用の橋を渡った先に造られている広大な庭園。現在はその約半分にあたるベイ・サウスが公開されている。シンボルは中心部に置かれた50mにもなる巨大な人工樹、スーパーツリー。ほかにも高原の自然を再現したドームなど、多彩な庭園が造られている。ダイニングも質が高く、わざわざ訪れる価値あり。
上半身は国名の由来となったライオン、下半身は海の国を表す魚という姿は、シンガポールのシンボル。高さ8.6m、重さ70tの大きさは一見の価値あり。マリーナベイ・サンズを正面から見られる立地もあり、連日多くの人が集まる。シンガポール旅行定番の記念写真撮影スポットで、おもしろ写真を撮るのもおすすめ!
海と緑のアドベンチャー・アイランド
シンガポール本島の南に位置する島。リゾート・ワールド™・セントーサを中心として、ここだけで一日中遊べる一大レジャーエリアとなっている。
セントーサ島の観光キーワード
①みんなで楽しむ大型リゾート
②キッズも喜ぶ水族館
③スリルたっぷりのアトラクション
東南アジアで初、そして唯一のユニバーサル・スタジオ・テーマパーク。大好きなキャラクターとふれあったり、アニメや映画の世界を楽しめる。世界でもここだけにしかないアトラクションも多いので要チェック!大人気の映画やTV番組をテーマとしたスリリングな世界、実体験型のライドに乗って、アッと驚く冒険の旅に出かけよう!
東南アジアから東アフリカに至る広大な海の環境を10のゾーンで再現。最大の見どころはオープン・オーシャン・ゾーンにある世界最大級の総水量とアクリルパネルを使った巨大なタンク。約1000種、10万匹以上の海洋生物が泳いでいる。美しい海の生物が悠々と泳ぐ姿に、子供も大人も時間が経つのを忘れてしまうかも!
空中ロープを時速60㎞で滑走するメガジップでは、インビア山からビーチまで一直線に下降!気持ち良い風を全身で感じることができる。他にも約15mの高さから落ちるメガジャンプなど、楽しみが盛りだくさん。大自然を満喫したいアクティブ派におすすめのスポット。身長、体重制限があるので事前に確認を。
インドの香りが通りいっぱいに満ちる
インド系住民が集う。街にはサリーを着た女性が歩き、カラフルな建物が並び、独特の雰囲気が漂う。比較的安い料金のホテルが多い。
リトル・インディアの観光キーワード
①ヒンドゥ寺院の彫刻
②本場のカレー
③メガスーパーのムスタファ・センター
1835年に建立されたヒンドゥ寺院。極彩色の異形の神々が見守る、リトル・インディアのシンボルとして有名。ゾウの頭部をもつガネーシャなど、インドの神々が彫刻された15mのゴープラム(塔門)は街の象徴的存在。多神教のヒンドゥ寺院らしく、8柱の神が祀られており、シヴァ神をはじめ、主神カーリー像など多彩な像が見られる。
赤い飾り提灯と華やかな看板
中国系住民が集まるエリア。ノスタルジックな面影が残り、多様な文化が混在。有名ホーカーセンターや飲食店が多く、食の街としても人気。
チャイナタウンの観光キーワード
①圧倒的グルメ天国
②さまざまな文化に出会える
③ナイトスポットも充実
屋台が集まり、バラエティ豊かなローカルフードが楽しめる。特に味にうるさい中国系住民がおもな常連客とあって、チャイニーズフードが充実しており、味に定評ありの行列店が多数。チキンライスの「天天海南鶏飯」は特に有名で、連日長い行列ができている。人気度は行列を見れば一目瞭然なので、お店選びの参考にしよう!
祈りの声が響きわたるおしゃれタウン
スルタン・モスクを中心に、ムスリムのマレー系住民が集まる。籐製品の雑貨、民族衣装を扱う店や、ハイセンスなショップもある。ブギスは若者向けの商業施設などがある流行発信エリア。
アラブ・ストリート/ブギスの観光キーワード
①神秘的なモスク
②イスラム文化に触れる
③おしゃれなストリートを歩く
1824年にラッフルズ卿の支援を受けて建立された国内最大の巨大モスク。荘厳な空気が漂うモスクの内部は部分的に見学できる。夜は金色に輝くドームがライトアップされ、美しさを増す。肌の露出が多い服装での見学は厳禁なので注意。マナーを守って見学しよう。
文化が融合したプラナカンの街
中国、マレー、欧米など多様な背景のもと発展した、プラナカン文化が息づく街。パステルカラーのショップハウスが建ち並ぶ。
カトンの観光キーワード
①カラフルなショップハウス群
②かわいいプラナカン雑貨をゲット
③ここだけの名物グルメ
ジュー・チアット・ロードとの交差点近くは、ショップハウスが最も多く集まっている。ショップハウスとは、カラフルな色使いが特徴的なプラナカン様式建築の狭く細長い伝統家屋のことで、1900年代に移住してきた中華系の人々の文化と、マレー系の文化などがミックスされて誕生した。建物はそれぞれ住人がいるため、迷惑にならないように静かに鑑賞しよう。
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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