Taiwan. Safe Concept. by fotolia - © xtock

まっぷるマガジン編集部

更新日:2020年4月13日

この記事をシェアしよう!

台湾の治安。知っておきたいトラブル対策

トラブル対策 TROUBLE



治安は良い国だが、油断せずに対処法を知っておきたい

治安 SAFETY

安全な国と評判の台湾だが、近年は都市部を中心に犯罪も増えてきている。台湾では夜市へ出かける機会も多いが、女性の一人歩きは避けたほうがよい。夜市でのスリや引ったくりも増えているので大金は持ち歩かない、荷物はしっかり体の前で持つ、親しげに近づいてくる人に油断しないなど注意をしておこう。盗難に遭ってしまったら110番に連絡するか、「台北市警察局外事服務站」へ。 また、交通マナーは良いとは言い難いので、青信号でもよく確認してから渡り、バイクや車との接触事故にも気をつけたい。

外務省海外安全情報
www.anzen.mofa.go.jp

 

【関連リンク】

台北は旅行する価値あり?お勧め15観光地を検証!

台湾の歴史をもっと深く知る名所スポットめぐり

208638

緊急時の連絡先

警察 Police      110
消防署 Fire      119
救急車 Ambulance  119
公衆電話からかけた場合、上記の緊急の電話は無料でかけられる。

台北市警察局外事服務站 02-2556-6007
緊急事故の処理、盗難証明の発行、24時間体制、日本語可

交流協会(大使館の役割)
台北事務所 02-2713-8000
高雄事務所 07-771-4008

トラブル事例と対策 Trouble Cases & Countermeasures

【空港で】
事例1.
X線を通した手荷物を、ボディチェックを受けている間に盗まれる。また、タクシーやバスを待つ間に足下に置いた荷物を盗まれる。

対策1.
自分の荷物からは目を離さない。また、両手がふさがってしまい、足下に置く場合も両足で挟みこむように置く。

【街なかで】
事例2.
人混みのなかで、ズボンのポケットやバッグに入れておいた財布をすられたり、車道側を歩いているときにバイクや車から引ったくられたりする。

対策2.
財布や貴重品はバッグの中に入れ、しっかり持つ。また車道からは離れて歩き、バッグは車道とは反対側の手で持つ。

【ホテルで】
事例3.
外出時に泥棒が入り、部屋に置いておいた荷物を盗まれる。客室のドアをノックされたので、従業員かと思いドアを開けたら強盗だった。

対策3.
スーツケースは施錠し、貴重品はセーフティボックスへ。部屋にはチェーンをかけ、相手を確認するまでは開けない。

【買物で】
事例4.
支払いを済ませたあと、おつりを歩きながらしまっているところで引ったくりに遭う。買物の最中、置きっぱなしにしていた荷物を盗まれる。

対策4.
現金を持っていることをなるべく周りには見せないようにする。買物もできればクレジットカードで済ませたい。

【食事で】
事例5.
テーブルに荷物を置いたまま席を離れ、置き引きに遭う。知り合ったばかりの人に睡眠薬入りのものをすすめられ、寝ているすきに財布を盗まれる。

対策5.
席を離れるときは必ず荷物を持つ。むやみに人にすすめられたものを口にしない。知り合ったばかりの人ならなおさらだ。

【夜市で】
事例6.
混雑のなかを歩いてスリに遭ったり、バッグを切り裂かれたりする。帰りのタクシーでメーターが作動しておらず、法外な金額を請求される。

対策6.
バッグはしっかりと体の前へ。夜1人でタクシーに乗る場合は、タクシー会社の名前が書かれている流しのタクシーを。

 

【関連リンク】

台湾古典演劇に現代アート 京劇&ミュージアム

台湾名物自慢の一品フード!お手軽で極ウマだから人気

観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。

奥付:
「トラベルデイズ 台湾」が出展元となる記事に掲載している情報は、2014年10月〜2015年1月の取材・調査によるものです。掲載している情報、商品、料理、宿泊料金などに関しては、取材および調査時のもので、実際に旅行される際には変更されている場合があります。最新の情報は、現地の観光案内所などでご確認ください。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。