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まっぷるトラベルガイド編集部

更新日:2021年1月20日

マカオ繁栄の歴史をたどる セナド広場からギア要塞へ

マカオきっての繁華街で中心地でもあるセナド広場から、歴史の証人でもある建物をたどり、ギア要塞へ向かう。

マカオ繁栄の歴史をたどりながら歩く

スタートは、石畳にコロニアルカラーの建物が並ぶ街の中心地で、マカオきっての繁華街でもあるセナド広場。夜遅くまで観光客やローカルで賑わうこの場所も、世界遺産のひとつだ。繁華街の眺めを楽しみながら歩行者天国を進めば、聖ドミニコ教会大堂 (カテドラル)など、歴史ある現役の教会を見ることができる。このコースのハイライトは、なんといっても聖ポール天主堂跡だろう。マカオのシンボル的存在でもあり、朝から多くの観光客で賑わっている。

そこからカモンエス広場カーザ庭園に足を延ばせば、都会の喧騒を忘れさせる静かな空間が。モンテの砦ギア要塞は、17世紀に使われていたポルトガル軍の施設だ。丘の上にあり、市内を一望する眺望スポットでもある。

街歩きコース 移動時間 約1時間
START
1 セナド広場
↓ 1分
2 仁慈堂大楼
↓ 2分
3 三街会館
↓ 4分
4 大堂 (カテドラル)広場
↓ 1分
5 大堂 (カテドラル)
↓ 2分
6 盧家屋敷
↓ 2分
7 聖ドミニコ広場
↓ 1分
8 聖ドミニコ教会
↓ 5分
9 イエズス会記念広場
↓ 1分
10 聖ポール天主堂跡
↓ 1分
11 ナーチャ廟
↓ 1分
12 旧城壁
↓ 3分
13 聖アントニオ教会
↓ 1分
14 カモンエス広場
↓ 2分
15 プロテスタント墓地
↓ 1分
16 カーザ庭園
↓ 15分
17 モンテの砦
↓ 20分
GOAL
18 ギア要塞

1 マカオを代表する場所 セナド広場

モザイク模様のカルサーダス(石畳)に、コロニアルカラーの建物が建ち並ぶ。文様を描くカルサーダスは、1990年代前半にポルトガルから職人を呼んで敷いたもの。イベントが開催される日も多い。

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美しい文様を描くカルサーダスが、ポルトガルを思わせる

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一歩路地裏に入ると、静かな空間が広がる

2 アジアで初めての福祉施設 仁慈堂

1569年築。初代マカオ司教ドン・ベルキオール・カルネイロが、アジア初の慈善福祉施設として設立したもの。現在は、1階が公証役場となっており、2階の博物館には宗教芸術品や古文書が保存されている。

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小道にある入口から2階へ上ると、仁慈堂博物館がある

3 かつての中国市場 三街会館

かつては市場や商工会議所などとして、中国人コミュニティの間で重要な役割を果たしていたが、現在は寺院となっている。派手な装飾もなく、街なかにひっそりとたたずむ。

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ひっそりと街なかに溶け込む建物

4 噴水を囲む市民憩いの場 大堂 (カテドラル)広場

大堂(カテドラル)の前の広場。噴水の周りが広場になっており、ローカルの人たちにとって休息の場となっている。

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Cathedral Square, by andryn2006, CC BY-SA

教会や通りが見渡せる見晴らしの良い広場

5 マカオ司教区アジア拠点の場 大堂 (カテドラル)

16世紀半ば、マカオ司教区が開かれ、ここが日本や中国など近隣諸国での活動拠点となった。外壁はグレー一色だが、中には美しいステンドグラスがある。

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カトリック布教の拠点だった大堂 (カテドラル)

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白い壁にステンドグラスが映える内部

6 細部に見どころの多い富豪邸宅 盧家屋敷

1889年に建てられた、中国広東省出身の貿易商・廬華詔の屋敷。2階建てレンガ造りに中庭がある伝統的な中国式住居だが、ステンドグラスをはめ込んだ窓など、西洋文化が取り入れられている。

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レンガの壁は伝統的な広東省の建築スタイルだ

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窓にはガラスの代わりにカキの貝殻を利用している

7 南国風情が漂う賑やかな広場 聖ドミニコ広場

聖ドミニコ教会の前にある広場。ショップが建ち並ぶ通りにある。ヤシの樹が南国情緒を醸し出している。

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St Dominic's, by y entonces, CC BY

一日中、ローカル市民や観光客が行き交う

8 マカオで最も美しい漆喰彫刻 聖ドミニコ教会

クリーム色の外壁に施された繊細なスタッコ(漆喰彫刻)があり、美しいファサード(正面外壁)で知られる。

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濃い緑の扉が外壁に映える

9 みやげ物店が並ぶ観光スポット イエズス会記念広場

聖ポール天主堂跡前の階段を下りたところにある広場。アンティーク家具店やみやげ物店などが並んでいる。

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つねに観光客で賑わう

10 マカオのシンボル的存在 聖ポール天主堂跡

かつてはイエズス会の教会と神学校が建っていたが、度重なる大火により、現在はファサードのみが残る。1602~1640年にかけて建築され、施工には、幕府の弾圧を逃れて渡ってきた日本人キリスト教徒も携わっている。また、江戸時代に天正遣欧少年使節もここで学ぶなど、日本とのつながりも深い。地下の納骨堂のプレートには、長崎で殉教した日本人教徒の名が刻まれている。

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ファサード裏手の地下には天主教芸術博物館と納骨堂があり、聖ミカエル像など貴重な宗教画も展示されている

11 小さくかわいらしい寺院 ナーチャ廟

1888年の建築。聖ポール天主堂跡の隣にひっそりとある、間口5mの小さな廟。『西遊記』にも登場するやんちゃな男の子の神様ナーチャを祀っている。

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疫病が流行した際、厄払いに建立された

12 マカオを弾丸から守った壁 旧城壁

ナーチャ廟のすぐ左手に続く城壁跡。土砂や藁、カキの貝殻を混ぜ、木製の枠に流し込んで押し固めたものを、何層にも重ねている。1569年、ポルトガル人の居留が始まった頃に造られた。

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_IGP2839, by INABA Tomoaki, CC BY-SA

弾丸をのみ込むような仕組みの城壁

13 マカオ最古の教会 聖アントニオ教会

1930年に再建、さらに1959年に床と祭壇が改修されている。前庭の十字架にはユダヤの王を意味する「INRI」の文字が刻印されている。

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石の質感がおごそかな雰囲気を醸し出す

14 ローカルな雰囲気たっぷり カモンエス広場

聖アントニオ教会とカモンエス公園の間にある広場。ローカルの人たちがのんびりと中国将棋を楽しむ姿も見られる。

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15 ギャラリーも併設されている プロテスタント墓地

カトリック施設が中心のマカオでは珍しいプロテスタントの墓地。1821年、英国東インド会社によって建てられた。イギリスやアメリカの宣教師、貿易商人など、約150人が眠る。

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Old Protestant Cemetery in Macau, by Jack at Wikipedia, CC BY-SA

マカオで活躍した著名人もここに眠る

16 白い外壁の教会も建つ カーザ庭園

ポルトガルの豪商マヌエル・ペレイラが1770年に建てた邸宅跡。大航海時代の陶磁器やアジア系アーティストの絵画を展示するギャラリーもある。

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庭には大きな池や熱帯の木々が生い茂る

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かつては英国東インド会社の本部として使われた

17 海を一望する絶景スポット モンテの砦

1617~1626年に築かれた防御施設。建設当時は軍部宿舎のほか、兵器工場や貯蔵庫も設けられていた。見晴らしの良い丘の上にあり、市内と隣接する中国大陸まで一望できる。

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大砲がある砦の下には博物館を併設

18 マカオでいちばん高い場所にある ギア要塞

17世紀に築かれた、海抜92mにある要塞。頂上にはギア教会とギア灯台が建つ。1996年の補修工事の際、教会から約300年前のフレスコ画が見つかって話題となった。教会内は見学可。

 

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白亜の美しい灯台と教会が高台に並んで建つ

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街を一望する山の上に建つ

マカオ半島でアミューズメントを楽しむ

街の中心部を少し離れると、多様なアクティビティが楽しめるタワーや、世界各地の街並を再現したテーマパークがある。ぜひ足を延ばしたい。

絶景とアクティビティを満喫 マカオ・タワー

マカオ半島の南端にそびえる、高さ338mのタワー。展望台は高さ233mと223mのところに設けられており、マカオ全域が一望できる。内部にはショップや映画館、回転するレストランなどもある。

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夜にはライトアップされ、周辺の夜景も楽しめる

こんな楽しみ方も

タワーの高さと形状を生かした、スリル満点のアクティビティが用意されている。体験するには事前の予約が必要だ。

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バンジージャンプ
233mの高さからの落下速度は時速200㎞に達する

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スカイジャンプ
減速器を利用し、時速40~50㎞の速度で落下する

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スカイウォークX
手すりも壁もない233mのタワーの外部通路を歩く

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マストクライム
タワーの頂上まで、105mのはしごを自力で登る

世界各地の遺跡や建築を再現 フィッシャーマンズ・ワーフ

マカオ半島の東側にあるテーマパーク。約12万㎡の敷地内には、古代中国や中世ヨーロッパなどをイメージした街並が広がっている。そのほか、ショッピングモールやカジノも設置されている。

 

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