
更新日:2020年4月13日
クアラルンプールから日帰りトリップ!【イポー】風光明媚な山あいの街
クアラルンプールから鉄道で約2時間半の距離に位置する街。近年は映画『セカンドバージン』のロケ地としても有名になった。全土で評判のグルメも味わいたい。
イポー Ipoh
美しい街並みと洞窟寺院都会の喧騒から離れた街
ペラ州の州都で、19世紀後半にキンタ渓谷でスズが産出されて発展し、ペナンとK Lを結ぶ交通の要衝として栄えた。現在はマレーシア第3の都市として知られ、市街地は南北に流れるキンタ川を挟んで旧市街と新市街に分かれる。街を南北に流れるキンタ川の西側が歴史的建造物が多い旧市街。鉄道駅をはじめ、優美なコロニアル調の建築物が残り、散策にもぴったり。橋を渡った川の東側の新市街にはホテルや商店が建ち並び、市場もあり活気に満ちている。華人が多く住む美食の街としても知られ、街歩きやご当地グルメが楽しめるのも魅力のひとつだ。また、郊外に足を延ばせば、市街を囲む石灰岩の丘に、ペラ・トンやサン・ポ・トンなど、中国仏教の洞窟寺院が点在している。
ローカルグルメが味わえるダトゥ・タウィル・アザール通り
ショップハウスのカラフルでレトロな街並が広がる 新市街
コロニアル建築が美しい旧市街。イポー鉄道駅周辺は見どころが多い
ACCESS
KLから約200km 鉄道で約2時間30分
●鉄道
KLセントラル駅からマレー鉄道ETS(KL〜イポー間の高速電車)がある。列車種別により所要や料金が異なり、ゴールドは約2時間20分、RM35、シルバーは約2時間30分、RM25。
●バス
KLのプドゥ・ラヤから所要約3時間30分、RM20前後(バス会社により異なる)。
●市内の移動
小さな街なので市街は徒歩でまわれるが、郊外へは交渉制のタクシーが便利。少しの移動ならRM15程度、郊外へはRM30~40程度。
1DAY モデルプラン
①KLを朝6時に出発
ETSで約2時間20分でイポーへ。鉄道駅など旧市街のコロニアル建築の建物を見学する。
②午前中は旧市街から新市街へ
キンタ川を隔てて旧市街と新市街に分かれる小さな街を散策。新市街にある市場に立ち寄ってもいい。
③ナム・ヘオンでランチタイム
地元の人たちで賑わうナム・ヘオンで、イポー名物のクイティアオやホワイトコーヒーを味わう。
④郊外の中国寺院を訪ねる
午後はタクシーを使って、郊外の洞窟寺院を訪ねる。往復で1スポットはRM30~40程度必要だ。
⑤夕食は名物料理で舌つづみ
郊外から戻りオン・キー・レストランで夕食。KLへは18時または21時のETSで帰る。
関連リンク
旧市街から新市街へ美しい歴史建築ウォッチング
イギリス統治時代の面影を残すイポー。なかでも鉄道駅は街を代表するコロニアル建築だ。キンタ川西側の旧市街に見応えのある建物が多い。
イポー鉄道駅 Ipoh Railway Station
白亜の宮殿風の壮麗な建物
クアラルンプール鉄道駅と同じ、英国人A.B.ヒューバックの設計で1917年に完成。ムーア建築とゴシック様式を取り入れた建物。併設されたホテルは現在休業中。
スズの産出で繁栄した当時のイポーを象徴する
旧消防署 Former Ipoh Fire Station
2色使いが特徴の建造物
ペラ州の交通警察、1992年までは消防署として利用された建物。現在はマレーシアの企業が所有している。
1936年に建造された建物
ペラ州立モスク Masjid Negeri Perak
茶色のドームが目印
たくさんのドームとミナレットが印象的なモスク。内部見学の際はスカーフの貸し出しをしていないので持参しよう。
祈りの声が聞こえることも
タウンホール Town Hall
英統治時代の面影を残す
大通りを隔てて鉄道駅の正面に建つコロニアル様式の建物。
1916年完成。ネオ・クラシック・スタイルの建物
バーチ記念時計塔 Birch Memorial Clock Tower
街のシンボルとして時を刻む
ペラ州初代英国総督J.W.W.バーチを記念して1909年に建てられた時計塔。
ヴィクトリア調の彫刻が施された時計台だ
足をのばして!タクシーを使って郊外の不思議な洞窟寺院へ向かう
ペラ・トン Perak Tong/霹靂洞
小高い山にあり見晴らしが良い
市街の北約6㎞。標高122mの石灰岩の丘にあり、1926年の創建とされる。洞窟内には本尊である12.8mの黄金色の仏像などが鎮座。展望台からはイポーの街を一望できる。
東南アジアの芸術家による壁画もある
サン・ポ・トン San Poh Tong/三寶洞
イポーの洞窟寺院では最大最古
市街の南約5㎞にある。19世紀後半の創建とされ、鍾乳石や石筍がそそり立つ巨大な洞窟にいくつもの仏像を安置。洞窟の先に、中国建築の建物とカメが棲む池がある。
池の岩にも小さな仏像を安置している
GOURMET イポー名物を味わうならココ!
オン・キー・レストラン Onn Kee Restaurant/安記芽菜鶏沙河粉
イポー名物の、茹でた鶏肉のアヤムとモヤシ炒めのタオゲイが食べられる。はす向かいにも店があり、同じメニューを提供している。
アヤム2人前RM18。毎日新鮮な食材を独自のルートで仕入れている
タオゲイ2人前RM4。シャキシャキとした歯ごたえが評判の一品
ナム・ヘオン Nam Heong/南香茶餐室
ホワイトコーヒー発祥の店
1958年創業、6つの屋台が集まったコーヒーショップという形態の店で、イポーの名物的存在。
ホワイトコーヒーRM1.70
STAY
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キンタ・リバーフロント・ホテル&スイート
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【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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