Panoramic view of Beirut, Lebanon capital. 画像:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日:2024年4月20日

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レバノンってどんな国?オリエント地域の民族と宗教をおさめた国

みなさんは、レバノンがどんな国かご存じでしょうか?

気になるあの国が、実際はどんな国なのかを探っていく本シリーズ。今回はレバノンの基本情報をお届けします!

ニュースで見聞きする機会が増えたレバノン。どんなことが起きているのかは理解できても、どんな国での出来事なのかは詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。

レバノンとはいったいどんな国なのか、一緒にチェックしていきましょう!

レバノンはどこにある?

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レバノンは西アジア、中東のレバントに位置する共和制国家。北と東はシリア、南はイスラエルと国境を接し、西には地中海を挟んでキプロスがある場所に位置しています。

レバノンの国土面積はアジアの大陸側にある主権国家としては最も小さく、岐阜県と同じくらいの広さです。人口の約7割がイスラム教徒、約3割がキリスト教徒、その他にも少数のユダヤ教徒など多くの宗派が存在しており、それぞれ生活するエリアが異なります。

レバノンの基本情報

ここではレバノンの首都や人口、言語など基本的な情報をご紹介します。

■レバノンの基本情報
国名 レバノン共和国
面積 約10,452㎢
人口 約529万人
首都 ベイルート
国旗

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言語 アラビア語(仏語及び英語が通用)
主要産業 金融業、観光業、食品加工業等
通貨 レバノン・ポンド(1レバノン・ポンド=約0.0017円/2024年4月現在)
時差 日本よりマイナス6時間

参考:外務省HP「レバノン共和国基礎データ」

レバノンの人気観光スポット

5,000年以上の歴史と美しい自然が見どころのレバノン。どんな観光名所があるのでしょうか?

レバノンの人気観光スポット:ビブロス遺跡

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フェニキア人の発祥の地として知られる古代都市・ビブロスの遺跡群は、1984年に世界遺産に登録されました。アルファベットの元となったフェニキア文字が生まれたことから「アルファベット発祥の地」ともいわれています。

その歴史は紀元前3千年にさかのぼり、守護神であるバアラト・ゲバルを祀った神殿や住居、ローマ劇場、要塞などが遺跡から発見されています。また、ビブロス遺跡周辺には「オールドスーク(市場)」があり、飲食店や伝統工芸品などショッピングも楽しめます。

レバノンの食事情

野菜を使ったメニューが多いといわれるレバノンにはどんな料理があるのでしょうか?

今度は食の面からレバノンはどんな国なのか探っていきましょう!

レバノンの代表料理①:ファラフェル

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ファラフェルは中東地域で食べられているひよこ豆のコロッケのこと。ひよこ豆のペーストに玉ねぎ、ニンニク、パセリ、コリアンダー、クミンなどを加えて揚げられています。

主食である「ホブス」という全粒粉を使った薄く丸いパンに、トマトなどの野菜と一緒に挟んでいただくのが一般的。肉や卵を使っていないので、ベジタリアンやヴィーガンの方からも人気のある料理です。

レバノンの代表料理②:タブーリ(タブーレ、タブリ)

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タブーリはパセリを使ったアラブ風サラダです。刻んだパセリ、トマト、玉ねぎ、ミントと茹でた「ブルグル」というデュラム小麦から作られた「挽き割り小麦」を、オリーブオイルやレモン、塩、コショウで味付けした料理。

とてもシンプルな一皿ですが、ブルグルのプチプチとした食感や爽やかな味がクセになる人も多く、栄養価も高いため人気のあるメニューです。

レバノンの雰囲気を味わってみよう!

今回はレバノンがどんな国なのかをご紹介しました。

かつては「中東のパリ」と称され美しい自然や街並みが魅力的なレバノンですが、情勢が不安定なためすぐに行くことは難しいですよね。

レバノンの雰囲気を感じたい方には、代表料理でご紹介したブルグルを取り寄せてのタブーリ作りがおすすめです。お家でタブーリを味わって、レバノンを身近に感じてみてはいかがでしょうか。

 

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