
更新日:2020年4月13日
ウィーンで活躍した音楽家たちが眠る墓地を訪ねて
ウィーンで活躍した音楽家たちの多くは、今もこの街で静かに眠っている。墓地を訪ねると、それぞれに趣向を凝らした墓碑が並び、故人の個性や人生観が伝わってくるようだ。
名だたる巨匠たちの墓が集まる場所 中央墓地 Wiener Zentralfriedhof
1874年、市内に5カ所あった墓地をひとつにまとめて開設。ウィーンゆかりの音楽家をはじめ数多くの著名人が埋葬されており、それぞれに個性的な墓碑が並ぶ。モーツァルトの碑もあるが、これは記念碑で実際の墓ではない。
中央墓地
音楽家たちの墓があるのは名誉地区と呼ばれるエリア。第2門から入ると左側にある32Aという区画で、モーツァルト記念碑を中心として墓が集まっている
ベートーヴェンの墓(上)のすぐそばには、彼を敬愛して近くに葬られることを望んでいたシューベルトの墓(下)がある。
華麗な墓碑がひときわ目をひくのはヨハン・シュトラウス2世の墓
関連リンク
モーツァルトが人知れず埋葬された地 ザンクト・マルクス墓地 Friedhof St. Marx
シュテファン寺院の礼拝堂で葬儀が行なわれたあと、モーツァルトの遺体はこの墓地の共同墓穴に葬られた。家族や友人の付き添いもなかったため正確な埋葬場所は不明で、推定される場所に記念碑が立つのみである。
天使が寄り添うモーツァルトの記念碑
マーラーの人柄をしのばせる質素な墓 グリンツィング墓地 Grinzinger Friedhof
マーラーが埋葬されている墓地。一切飾りのない墓石に名前だけが小さく刻まれている。これは本人の希望によるもので、「私の墓を訪ねる人なら私が何者かわかるはずだ。それ以外の者に用はない」と言ったという。
潔いほど簡素に造られたマーラーの墓碑

【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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