スペイン【アンダルシア】の知られざる生活
スペインで一番世界遺産(UNESCO)の多いアンダルシアは、スペインらしい建造物が1番残っていると言われています。 イスラム文化とローマ人の歴史が今も残るところ。 日本からのツアーなどでは、あっとい...
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カタルーニャ料理 温暖な気候風土に恵まれ、海の幸、山の幸を豊富に使う。フランスやイタリアの影響も受け、独特の食文化を展開。
カスティーリャ料理 夏は暑く、冬は寒い内陸部。名物は肉料理で、仔豚の丸焼きや内臓料理カジョスなどが代表として挙がる。
アンダルシア料理 豊富な野菜や魚介を使っており、揚げ物も多い。イスラム文化の影響を受けた調味料も残っている。
温暖な気候風土に恵まれ、海の幸、山の幸を豊富に使う。フランスやイタリアの影響も受け、独特の食文化を展開。
サルスエラ Zarzuela
スペイン版オペレッタと同じ名前のこの料理は、イカ、あんこう、ムール貝などをトマトベースのソースで煮込んだもの
エンサラダ・デ・マリスコス Ensalada de Mariscos
豊かな漁場を持つこの地方ならではのシーフードサラダ。新鮮なエビをたっぷりと使っている。地元の野菜との相性も抜群
エスケイシャーダ Esqueixada
戻したバカラオをトマト、玉ねぎ、オリーブ、パセリなどと合わせサラダ仕立てにした料理。冷やして夏に食べる
エスピナカス・ア・ラ・カタラーナ Espinacas a la Catalana
ほうれん草とガルバンソ(ひよこ豆)をオリーブオイルとにんにくでさっと炒めたバルの定番おつまみ料理
ブティファラ Butifarra
松の実が入った、カタルーニャ特有の豚肉のソーセージ。レストランではムンジェタスという白いんげん豆が付くことも
アバス・ア・ラ・カタラーナ Habas a la Catalana
そら豆をタイムやミントなどの香草と黒ブティファラで味わい深く煮込んだ料理
フィデワ Fideua
パエリアの米の代わりに細かいスパゲッティのようなパスタを使って炊き上げたもの。魚介類との相性は抜群
コカ Coca
カタルーニャ地方の特徴的なお菓子。少し硬めのパイといった感じで、表面には砂糖と松の実がまぶしてある
エスカリバーダ Escalivada
ナス、赤ピーマン、玉ねぎをオーブンで焼き、オリーブ油とビネガーで漬け込んだ、カタルーニャ風野菜のマリネ。野菜の甘みが絶品だ
クレマ・カタラーナ Crema Catalana
スペイン版のクレームブリュレといっていい。クリーミーなカスタードクリームがたっぷり入った、濃厚な味わいのデザート
夏は暑く、冬は寒い内陸部。名物は肉料理で、仔豚の丸焼きや内臓料理カジョスなどが代表として挙がる。
コチニージョ・アサード Cochinillo Asado
生後3週間までの仔豚を3時間以上かけて焼き上げる、セゴビアの名物。皮はパリパリ、肉はジューシー
ソパ・デ・カスティーリャ Sopa de Castilla
ハムとにんにく、パンが入ったカスティーリャ地方独特のスープ。卵を落とし、半熟になったところで、アツアツを食べるのがポイント
カジョス・ア・ラ・マドリレーニャ Callos a la Madrileña
マドリード風モツ煮込み。牛の内臓をチョリソ(腸詰)、パプリカ、トマト、玉ねぎなどと一緒にトロトロになるまで煮込んだもの
コシード Cocido
ひよこ豆、野菜、肉をじっくりと煮込んで作る素朴な家庭料理。まずはヌードル入りのスープ、そのあとで取り出した具を食べる
ロモ・デ・バカラオ・アル・アホ・アリエーロ Lomo de Bacalao al Ajo Arriero
たら(バカラオ)の塩漬けをトマトとにんにくで煮込んだ料理。風味豊かで体が温まる。スープはパンにつけて味わうとよりいっそう美味
マサパン Mazapan
アーモンドの粉とはちみつで作るトレドの銘菓。13世紀にイスラムから伝わった伝統の焼き菓子
ピスト・マンチェゴ Pisto Manchego
スペイン版ラタトゥイユともいえるラ・マンチャ風野菜の煮込み。冷めてもおいしいので付け合わせの定番
豊富な野菜や魚介を使っており、揚げ物も多い。イスラム文化の影響を受けた調味料も残っている。
ガスパチョ Gazpacho
トマトやきゅうりをオリーブオイル、酢、にんにくで味付けし、ミキサーにかけたさっぱり味の冷製スープ
ピオノノ Pionono
グラナダ郊外、サンタ・フェの郷土菓子。スポンジの上に甘いクリームがのっている。ローマ法王ピウス9世の頭の形をかたどったといわれる
ラボ・デ・トロ Rabo de Toro
牡牛(トロ)のしっぽをやわらかく煮込み、トマトなどのソースで味付けしたシチュー。コルドバの名物料理だ
サルモレホ Salmorejo
ガスパチョの一種。つぶしたトマトに、水に浸してやわらかくしたフランスパンを入れてとろみをつけたもの。パンのお粥のよう
広大なスペインならではの、郷土色豊かな地方料理がいっぱい。忘れてはならない代表料理がまだまだあります!
プルポ・ア・ラ・ガリェーガ Pulpo a la Gallega
じゃがいもと一緒に煮込んだタコを薄く切り、オリーブオイルと塩、パプリカをふったもの
ガンバス・ア・ラ・プランチャ Gambas a la Plancha
小さめのエビを殻ごと鉄板で焼き、塩と胡椒で味付けしたもの
パエリア・バレンシアーナ Paella Valenciana
パエリア発祥の地バレンシアの、元祖パエリア。オリジナルの具材は、ウサギの肉やカタツムリ、いんげん豆が基本
オルチャータ Horchata
カヤツリ草の根から作った乳白色のジュース。甘く爽やかな口あたり
ファバーダ・アストゥリアーナ FabadaAsturiana
白いんげん豆とチョリソの煮込み。冬に定番の家庭料理で、こってりとした味わい
メルルーサ・ア・ラ・シードラ Merluza a la Sidra
白身魚のメルルーサをシードラで煮込んだもの。シードラが料理の風味をひき立て、味もよくしみている
ラペ Rape
ラペ(あんこう)を炭火で焼き、にんにくを効かせたオリーブオイルをかけた一品
アングラス・デ・アギナガ Angulas de Aguinaga
うなぎの稚魚(アングラス)を土鍋に入れ、オリ一ブオイルと唐辛子で炒めたもの。ぷりぷりとした歯ごたえが楽しめる
バカラオ・アル・ピルピル Bacalao al Pilpil
たら(バカラオ)をにんにく、唐辛子、オリーブオイルで煮込んだ料理。煮立ったときに“ピルピル”と音がすることからこの名がついた
土地の特徴を生かした創造性あふれるワインが多く造られる。世界の注目を集めるスペインワインの代表をご紹介。
スペインワイン ひとくちmemo
スペインは世界第3位のワイン生産量を誇り、ブドウの栽培面積は150万ha(国土の約3分の1)と世界一。バルで気軽に飲めるものから高級志向のワインがそろう。カタルーニャの名産である発泡ワインの「カバ」は、近年日本でも人気を高めている。
ヘレス Jerez
ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ周辺地域の総称。シェリー酒の産地として有名で、辛口のフィノや甘口のオロロソなどがある。
シェリー酒 TIO PEPE
リアス ・バイシャス Rias Baixas
ガリシア地方を代表する国内最高の白ワイン産地。アルバリーニョ種のワインは桃のような味わい。
白ワイン CONDES DE ALBAREI
カバ Cava
カバのDOは瓶内二次発酵によるスパークリングという製法を指す。とくにカタルーニャ地方に産地が多い。
発泡ワインⅢ LUSTROS
リオハ Rioja
1991年、初のDOに認定。スペインのブドウで最高品種テンプラニーリョ種を使用し、オーク樽で熟成させたワインが有名。
赤ワイン FERNÁNDEZ DE PIÉROLA
チャコリ Chacoli
バスク地方特産のワイン。雨の多いゲタリア、ビスカヤ、アラバの3か所で棚作りのブドウを栽培。微発泡で酸味の効いたフレッシュな白が楽しめる。
白ワイン AMESTOI
リベラ・デル・ドゥエロ Ribera delDuero
リオハと並ぶ高品質の赤ワイン産地。黒ぶどうが主体で、世界的に有名なボデガを擁する。
赤ワイン ARZUAGA
ナバーラ Navarra
ピレネー山脈にほど近い渓谷に広がる地域。フルーティなロゼが有名な産地だが、良質の赤ワインも生産している。
ロゼ HOMENAJEROSADO
リベイロ Ribeiro
長い歴史をもつ名産地。白はアルバリーニョ種、赤はガルナッチャ種が主体。アルコール度が低めのエンバラートと呼ばれるワインも生産している。
白ワイン VIÑA MEIN
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。
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