更新日:2020年4月13日
シンガポールでカジノを楽しむための基本情報!
登場以来、高い人気を誇るシンガポールのカジノ。初心者でも簡単に遊べるゲームがあるので、気楽に大人の遊び場を楽しめる。レストランの利用で雰囲気を味わうのもよい。
大人だけの非日常世界を体験
シンガポールには24時間遊べるカジノが2つある。セントーサ島のリゾート・ワールド・セントーサはシンガポール初の政府公認カジノ。またマリーナ・ベイ・サンズにはラスベガス系の大型カジノが入る。地元客の入場は有料だが、外国人の観光客は無料。日本では経験できない華やかな世界へ足を踏み入れよう。
カジノを楽しむための基本知識・注意点
基本的なルールやマナーをおさえておけば、あまり恐れなくても大丈夫。
● 入場は21歳以上
入場が許可されているのは21歳以上。乳幼児連れは見学のみでも入場できない。
● 手荷物、貴重品に注意
大きな荷物やペットボトルは館内に持ち込めないので、クロークに預ける。ソフトドリンクは無料スタンドなどで入手できる。
● 服装はスマートカジュアルで
ドレスコードが定められている。タンクトップなどノースリーブのシャツ、ビーチサンダル、ショートパンツなどカジュアルな服装では入場を断られる。冷房が効いているので、上着が1枚あるとよい。
● 写真撮影は禁止
写真撮影、携帯電話の使用、飲食物の持ち込みは禁止されている。
● 予算の上限は決めておこう
あらかじめ「ここまでは負けてもいい」という額を決めておけば、負けを取り戻そうと、旅の資金まで使ってしまうこともないはず。
関連リンク
カジノが楽しめるのはこちら
リゾート・ワールド・セントーサ (Resorts World Sentosa)
シンガポール初の政府公認カジノ
カジノ(リゾート・ワールド(TM)・セントーサ)
- 現地名:
- Casino
- 住所:
- Resorts World Sentosa
地図を見る » - TEL:
- 6577-8888
- 営業時間:
- 24時間
- 定休日:
- 無休
- Webサイト:
- http://www.rwsentosa.com
マリーナ・ベイ・サンズ (Marina Bay Sands)
ラスベガス式の本格的大型カジノ
カジノ(マリーナ・ベイ・サンズ)
- 現地名:
- Casino
- TEL:
- 6688-8868
- 営業時間:
- 24時間
- 定休日:
- 無休
代表的なゲーム
初心者は雰囲気に慣れるまでは、スロットなど運次第のゲームがおすすめ。台やテーブルごとに、最低ベットが決められているので、低い額でも賭けられるところから始めよう。なお、シンガポールのカジノでは、配当率は元手を含まない表示になっている。「1 wins 1」などの表記は、日本で一般的に使われる元手を含む表記だと2倍に相当する。
ルーレット (Roulette)
運命の輪を回るボールの行方は?
ディーラーが回転盤に投げ入れたボールが、どの番号に止まるかを予想する。1つの番号、赤か黒か、奇数か偶数か、1列賭け、数字の前半か後半かなど、さまざまな賭け方があり、配当が違う。回転盤が止まると玉が落ちて、出目が決まる。ほかのプレイヤーと賭け金でもめないために、自分用のベットカラーチップが用意され、各テーブルごとに専用のチップとなっている。
スロット (Slot)
ボタンを押すだけで簡単に楽しめる
紙幣を入れたら、LINE(列)とBET(賭け)の数を選び、SPINボタンを押す。マシンは機械制御になっているものが多く、抽選も自動的に行なわれる。スロットが止まったとき、絵が揃うとクレジットが加算される。ゲーム後は払い戻しのボタンを押す。プリントアウトされたレシートを窓口に持っていけば現金と交換できる。マシンを替えたいときは、TITO(現金券)を紙幣の代わりに投入して続行できる。
大小 (Big or Small)
3つのサイコロの目を予想する
古くからある中国のゲームで、サイコロの出目の合計を「大(11~17)」か「小(4~10)」かに賭けるのが基本。ディーラーがスイッチを押すと、3つのサイコロが入った箱が振られる。その間、プレイヤーは、どんな目に賭けるかを決め、賭ける分のチップをテーブルに置く。ディーラーが終了のベルを鳴らしたら、賭け時間終了。ディーラーが箱を開けてサイコロの目を確認し、ゲームが終わる。
バカラ (Baccarat)
プレイヤー対バンカーで勝負
プレイヤーとバンカーがカードの合計の1の位が9に近づけるように争う。参加者はプレイヤーとバンカーのどちらが勝つかを選んで賭ける。初心者でもほかのゲームに比べ勝てる見込みが高く、ほかのプレイヤーがどんな賭け方をしても自分のベットに関係ないので、自分のペースで楽しめる。プレイヤーに賭けて勝った場合の配当は1:1だが、バンカーに賭けて勝った場合の配当は勝ち分から5%引かれた額となる(ただし、ノーコミッション台もある)。
ゲームの進行
①チップを置く
プレイヤーの勝ち、バンカーの勝ちのほか、引き分けやそれぞれのカードがゾロ目になることにも賭けることができる
②ディーラーがカードを配る
プレイヤー、バンカーともに伏せられたカードが2枚配られる
③カードをオープンする
プレイヤー、バンカーとも点数は手札の合計の1の位の値。少なくとも一方の点数が8か9の場合、あるいは双方とも6か7の場合は、そこでゲーム終了。点数が多いほうが勝ち(同点は引き分け)。それ以外の場合、プレイヤーは5点以下なら3枚目のカードを引く。バンカーは右下の表に従って3枚目のカードが配られるか決まる。この時点で点数が多いほうが勝ち(同点は引き分け)
④勝敗確定
的中した場合はディーラーから配当が渡される
ブラックジャック (Black Jack)
ディーラーとのかけひきを楽しむ
配られたカードの合計が21に近いほうが勝ちというルールはおなじみ。カジノでは、ほかのプレイヤーとではなく、ディーラーとの一騎打ちで勝ち負けが決まる。有利な数字が出たときにもう1枚引いて2倍賭けを行なうダブルダウンや、同じカードが出たときに2つの手に分けるスプリット、勝ち目がないときに勝負を下りて賭け金の半額を返してもらうサレンダーなどさまざまな追加ルールがあり、上級者向き。シンガポールでは、カードが自動的にシャッフルされるシャッフルマシンが使用されている。
ゲームの流れ
①チップを置く
②ディーラーがカードを配る
プレイヤーにはオープンした状態で2枚が配られ、ディーラーのカードは2枚のうち1枚がオープンされる
③プレイヤーがカードを追加するか決める
カードが不要の場合(ステイ)は軽く手を振り、カードを追加する場合(ヒット)は2本の指で軽くテーブルをたたく。ヒットはカードの合計が21を超えない限り何度でも可能だが、21を超えてしまうと自動的に負けとなる(バースト)
④ディーラーが自分のカードをオープンする
2枚の合計が17以上ならカードの追加はなく、16以下なら17〜21になるまで追加していく。21を超えるとバーストで負け
⑤勝敗確定
ディーラーよりカード合計が大きいと勝ち、小さいと負け、同じなら引き分け
最強の組み合わせブラックジャックとは?
1枚がA、もう1枚が10もしくは絵札という組み合わせ。配当が1.5倍になる。
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。
- 奥付:
- この記事の出展元は「トラベルデイズ シンガポール」です。掲載している情報は、2015年4月〜8月にかけての取材・調査によるものです。掲載している情報、商品、料理、宿泊料金などに関しては、取材および調査時のもので、実際に旅行される際には変更されている場合があります。最新の情報は、現地の観光案内所などでご確認ください。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。