ただ通り過ぎていませんか?プラハの観光名所カレル橋の見所スポット
筆者撮影

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日:2020年4月13日

この記事をシェアしよう!

ただ通り過ぎていませんか?プラハの観光名所カレル橋の見所スポット

中世の歴史的な街並みが今も残る古都プラハは、どこを切り取っても美しい景色が広がる街。旧市街やプラハ城周辺エリアの移動は徒歩も可能なので、気が向くままに街を散策して見るなんて過ごし方もおすすめ。


ユネスコの世界遺産に登録されている、「プラハ旧市街」と「プラハ城」の二つのエリアの間を流れるウルタヴァ川に掛かるカレル橋はプラハで一番古い石橋。


今回はただ美しいだけでなく、たくさん見どころを持つカレル橋をご紹介します。



プラハ最古の石橋「カレル橋」

全長500メートル以上、幅が10メートルにも及ぶプラハ最古の石橋カレル橋は、世界中の観光客が訪れる名所。橋の上にはお土産の露店やアーティーストが絵や写真等をずらりと並べています。
カレル橋から眺めるプラハの美しさは格別な物で、絶好の写真スポットでもあります。世界最古で最大の城であるプラハ城は、圧倒的な存在感。

image007

筆者撮影

image005

筆者撮影

image009

筆者撮影

立派な橋塔に注目!

カレル橋の特徴である橋塔とは橋の両端の立派な塔のことで、かつては通行税を徴取したり敵から街を守る為の役割を果たしていました。塔の外観は個性的なもので、旧市街側の塔には聖人の像が飾られており、展望スペースや内部を見学することも可能です。

image011

筆者撮影

屋根の無い美術館!迫力の彫刻の数々

カレル橋の両側には、全部で30体の聖人像が飾られています。カレル橋自体は14世紀後半から15世紀始めに建設されたゴシック様式の橋ですが、彫刻はそれより後の時代の17世紀から19世紀にかけて作られたので、バロック様式のものが多く見られます。

聖書の重要なシーンなどをモデルに作られた彫刻は、今にも動き出しそうな迫力。また辺りの風景の美しさと融合し、何とも神秘的で不思議な空気感が流れる場所です。

プラハ城と旧市街を繋ぐカレル橋は、何気なく通りすぎてしまいそうになりますが、見どころが多くあるので注目したいスポット。

image013

筆者撮影

カレル橋の隠れた人気スポット

頭上に星のレリーフを持つ聖ヤン・ネポムツキー像は、数ある彫刻の中で一番の人気です。彫刻の前には、ちょっとした順番待ちができていることも。この像の足元にあるレリーフを左手で触れると願いが叶うなんて言い伝えがあります。その為、人々が触れた場所が磨かれれ金色に輝いていました。
聖ヤン・ネポムツキーが殉教したと言われる場所にも小さなレリーフがあり、こちらも触れると幸せになると言われています。

image015

筆者撮影

image017

筆者撮影

image019

筆者撮影

プラハ城下町マラー・ストラナ

旧市街と反対側のマラー・ストラナ側にも、橋塔が立っています。ここがかつての城下町マラー・ストラナ地区の入り口。プラハ有数の美しい地区で、カラフルな建物や歴史的な建物が多く残されています。壁に残された古い壁画などからも、歴史の流れを感じ取ることが出来ます。

image021

筆者撮影

image023

筆者撮影

まとめ

いかがでしたか?今回はプラハ市内を流れるウルタヴァ川に掛かる「カレル橋」の見どころをご紹介しました。ぜひプラハを訪ねる時に、立ち寄って見てくださいね。

筆者:まっぷるトラベルガイド編集部

まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。

皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!