by Christian Benseler, used under CC BY

更新日: 2020年4月13日
ドイツは地方色がとても豊な国。訪れる場所によりいろいろな風景や文化に触れることができます。
ドイツと言えば思い浮かべるのが『ビール』。ミュンヘンで開催される世界最大のビール祭りオクトーバーフェストは世界各国からの観光客で大賑わい。でもビール以外にも見所がたくさんの南ドイツ。おすすめスポットを紹介します。
1.- ルードヴィッヒ2世投資大成功!ドイツでトップクラスの観光収入 –
ノイシュヴァンシュタイン城(白鳥城)
ロマンチック街道の終点フッセンにあるこの美しいお城は夏の観光シーズンには大混雑。贅の限りを尽くしこのお城を建てたルードヴィッヒ2世。当時は評判悪かったようです。でも今ではこのお城のおかげで多額の観光収入が入ってきます。
by ビッグアップジャパン, used under CC BY-SA, licensed by CC BY-SA
お城見学にはチケット売り場から30分程坂道を登ります。歩くのが苦手な方にはシャトルバスや馬車もありますが、降りたところからまた5〜10分(馬車)、10〜15分(バス)歩くことになります。歩きやすい靴でどうぞ。またフッセンの町もとても素敵な雰囲気があるので是非立ち寄って下さい。
by Tim Dorr, used under CC BY-SA, licensed by CC BY-SA
2.-ドイツで住みたい町No1に選ばれた町 -ミュンヘン
美術館、博物館、教会そして劇場。やはりミュンヘンには観光スポットが盛りだくさん。ミュンヘンを楽しむには最低でも3日は必要です。運がよければオペラの当日券を安く手に入れて本場のオペラ鑑賞も楽しめます。さてビール好きには憧れのオクトーバーフェスト。おつまみなしで何リットルものビールを飲むドイツ人にはただ感動します。そしてミュンヘンはあの名門サッカーチーム『バイエルンミュンヘン』のお膝元。試合があった日には熱狂的なファンの群れに出くわすかも。ミュンヘン名物白ソーセージはあっさり味で日本人好みです。甘いマスタードを付けて頂きます。
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3.- 登りきった時は疲労感よりも満足感が -ウルムの大聖堂
ミュンヘンに比べると小さくてちょっと地味目の町ウルム。しかしこのウルムにある大聖堂は世界一の高さを誇っています。大聖堂の展望所に行くためには狭い階段をひたすら上り続けます。途中でギブアップしたくなるけれど、頑張って30分程たつとようやく展望所に到着です。161メートルの高さから見えるかわいいウルム街並は忘れられない風景になるはず。
この地方のおすすめ郷土料理は『マウルタッシェン』。パスタ生地の中に具が入っていてジャンボラビオリみたいな食べ物です。ウルムはのんびりと歩いて観光するには丁度よい大きさの町。大都会は苦手という人におすすめです。
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4.- 山頂からアルプスの山々を眺めてのビールは最高 -ツーグシュピッツェ
標高2,962メートルのドイツアルプスの最高峰ツーグシュピッツェ。登山電車とケーブルカーで頂上を目指します。山頂付近には夏でも雪がありスキーを楽しむ人も。晴れた日の眺めは最高ですが、お天気が悪く霧がたちこめていると視界数メートルで何も見えないことも。交通費が高め(大人往復券51ユーロ)ですので晴れた日を目指して登りましょう。
夏でも山頂付近は寒いですので上着を忘れずに。
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【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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