アメリカ・シアトル!トランジット時間を使って小旅行!10時間の一人旅
今回ご紹介するのは、アメリカ・シアトル。ニューヨークやロサンゼルスと比べると、知らない人が多いのではないでしょうか。私もそのうちの一人でした。実際に行くまでは、シアトルといえば何か思い浮かべられないほ...
更新日: 2020年4月13日
独立戦争に関係した場所だけが、ボストンのハイライトではありません。歴史に満ちたボストンには、見所がいたるところに点在しています。その多くは今もしっかり機能していているのが、ボストンならではの魅力といえるでしょう。
アセニアムは簡単にいえば図書館のことで、ギリシャ語アテナイオン(女神アテネに捧げる神聖な場所)が起源のようです。このアセニアムはアメリカで最も古い私立図書館のひとつで、1807年に会員制の図書館としてスタートしました。今でも貴重な文献、芸術を所蔵する図書館として機能しています。一般に公開されているのは1階とギャラリーだけですが、毎週木曜日に行われるツアーに参加すれば、全館を見てまわることができます。館内の美しさ、絵画や彫刻は一見の価値があります。
aehdeschaine, CC BY-ND
NikiSublime, CC BY
NikiSublime, CC BY
ボストンハーバーには、大西洋に出るまでの間にたくさんの島が 浮かんでいます。ボストン灯台は、ボストンハーバーに点在する島のひとつ、ブリュースター島にあります。ボストン灯台を見学するためには、ツアーに参加するのがいちばん簡単な方法でしょう。現在アメリカで実際に機能している灯台では2番目に古いもので、最初に建設されたのは1716年です。灯台には湾岸警備隊員がいて、ツアーのガイドをしてくれます。灯台まで行かなくても、夜になれば灯台の明かりが海岸、高台などから見ることができます。
David Ohmer, CC BY
David Ohmer, CC BY
この図書館は1895年に開設された、アメリカで最も古い図書館です。DVDといったものも含めると蔵書、資料は230万点にも上ります。その規模は国会図書館に告ぐものだそうです。しかも公共図書館なので、他の図書館と同様、州内に住んでいる人は自由に本を借りることができます。もちろん貴重な書籍や資料は例外で、閲覧だけで貸し出しはしていません。贅沢に装飾された館内も、この図書館の魅力のひとつになっています。貴重な文献や新聞、芸術品などが展示されているので、観光客でも十分楽しめる、人気のスポットになっています。
JasonParis, CC BY
ハーバード大学のメインキャンパスはケンブリッジにありますが、このスタジアムはチャールズ川を挟んで反対側のボストン、オールストンにあります。徒歩では行きにくい場所ですが、地下鉄レッドラインのハーバードからなら、徒歩で15分くらいです。建設されたのは1903年、アメリカではじめてのアスリートのための大型スタジアムで、以降のスタジアム設計に大きな影響を与えました。ボブ・マーリーやジャニス・ジョプリンが、歴史に残るコンサートを開いたことでも知られています。もちろんスポーツの会場としても頻繁に使われています。女子プロサッカー(WPS)のボストンブレイカーズは、つい最近までホームスタジアムとして使用していました。
Richard Howe, CC BY
Blake Johnson, CC BY-SA
ボストンともなると、レストランやバーでさえも長い歴史を持っていることがよくあります。ユニオンオイスターハウスがダイナーとしてオープンしたのは1826年、建物自体が建てられた年はさらにさかのぼり、1704年とも1714年ともいわれています。ケネディー家の氏族や19世紀の政治家ダニエル・ウェブスターといった常連客が、カキを食べにきていました。ユニオンオイスターハウスは今でもカキ、クラム(二枚貝)、ロブスターといった、ニューイングランドの伝統的なシーフードが味わえる、ポピュラーなレストランです。
Steven Isaacson, CC BY-SA
Derek Morrison, CC BY
【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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