おすすめの補助便座10選!パパやママもトイレ・トレーニングを楽しもう!
お子さんのトイレ・トレーニング(以下、トイトレ)をスムーズに行うために必要な補助便座。
補助便座は、大人用の便座にセットすることで、からだが小さな子どもでも大人と同じように座り、用を足せるようサポートしてくれる便利なグッズです!
トイトレはパパやママにとっても、「うまくいくのかな……」と不安や心配が多い育児のステップ。
今回は、トイトレの始め方や補助便座の選び方、さらに現役のパパ・ママに評価の高い補助便座をご紹介します。
ぜひご家庭に合った補助便座を見つけて、楽しくトイトレの時期を乗り越えてくださいね。
この記事の目次
トイレ・トレーニングと補助便座について知ろう!
そもそもトイレ・トレーニング(トイトレ)は何歳ごろを目安に始めればよいのでしょうか?また、トイトレの強い味方「おまる」と「補助便座」の違いとは?ここでは、そんなトイトレと補助便座にまつわるギモンをひとつずつ解消していきましょう!
トイレ・トレーニングは1歳7~8カ月以降がおすすめ
トイトレは、子どもの発達に合わせてはじめるのが大切。時期が早すぎるとからだの機能が追い付かず、スムーズにいかなくなってしまうこともあります。
トイトレに適しているのはおおよそ1歳7~8か月以降といわれています。発達には個人差があるので、1歳代から3歳くらいまでにできればと、パパやママが心に余裕を持って行えるといいですね!
トイレ・トレーニングを始めるためのおもな発達の目安
・自分ひとりでトイレまで歩いて行ける
・補助便座にひとりでしっかり座れる
・パパやママから聞かれたことに「うん」「いや」といった返事で応じることができる
・おしっこの間隔がだいたい2時間以上空く
おまると補助便座の違い
トイトレにつきものなのが、おまるから始めるか補助便座からスタートするかというお悩み。それぞれ適した段階があるので、ご家庭に合った方法を探してみてください。
おまるを使ったトイレ・トレーニング
おまるはからだが小さくても足が床に届くので、1歳代でトイトレをはじめる場合は、おまるを取り入れるのもおすすめです。
子どもにとって使ったことがないトイレは未知の場所なので、最初はトイレを嫌がることも。おまると補助便座が一体型になったグッズも販売されているので、まずはおまるからトイトレをはじめて、補助便座に移行していくのもひとつの方法です。
補助便座を使ったトイレ・トレーニング
補助便座でのトイトレでは、「トイレに入って便座に座る、用を足す、紙で拭く、流す」というトイレの一連の流れを知ることができます。まずは実際に用を足すかは別にして、「大人のトイレに座る」ということから慣れさせていきましょう。
トイレでの一連の動作が可能になるのは、少なくとも2~3歳くらいまで成長が必要といわれています。
参考サイト>> トイレトレーニングはいつから? 時期・やり方・進め方などコツを教えます(ベネッセコーポレーション)
ご家庭によっては、おまるよりも長期間使うことになる補助便座。導入を考えたとき、どのようなポイントをチェックすればよいのでしょう?
補助便座の選び方
ここからは補助便座を選ぶ際に気を付けたいポイントを解説していきます!
補助便座の選び方①:5つのタイプから選ぼう!
補助便座には大きく分けて5つのタイプがあります。それぞれの特徴は以下のとおり。
取っ手付きタイプ
補助便座の前面に取っ手がついているタイプです。取っ手を握りながら安定した姿勢を保てるので、まわりを汚さずに用を足せます。からだが小さな子でも便座から落ちてしまう心配がなく、うんちのときもスムーズに力を入れることができるのがメリット!
ただし、座るたびにパパやママがズボンやパンツをすべて脱がせる必要があり、抱っこして座らせるという手間がかかります。
洋式イス型タイプ
もっともコンパクトなタイプの補助便座です。ズボンやパンツは最後まで脱がなくても、おろした状態で、足を閉じたまま座って用を足すことができます。
収納場所もとらずリーズナブルですが、途中で子どもがあきらめて降りてしまうことがあります。また、安定感がなく力が入りづらいというデメリットも。サイドに持ち手がついたものであれば、姿勢が安定しやすいです。
おまる一体型タイプ
低年齢からトイトレを始めるならおまると補助便座の一体型タイプを選ぶのもおすすめです。まずは部屋の中におまるを置いて、トイレに慣れることから始められます。おまるから補助便座部分を外せば、大人のトイレで使用可能!
長く愛用できてコスパが高いのは利点ですが、おまるとして使用するときには洗う手間がかかります。
踏み台付きタイプ
補助便座はパパやママが子どもを抱き上げて座らせるのが普通ですが、こちらのタイプは自分で踏み台を登って補助便座に座れるスグレモノ!トイトレといっしょに子どもの自立心も育ててくれるグッズです。踏み台部分に足を着けて座れるので、うんちのときにも力を入れやすいというメリットがあります。
ただし、トイレのたびに踏み台を設置するという手間があり、踏み台部分を含めた収納場所も必要なので、その点は考慮しましょう。
折りたたみタイプ
折りたたんで携帯できる補助便座は日常的な使用以外に、外出時や旅行、帰省時にも役立つグッズです。
軽量でコンパクトなサイズになるので、トイトレ中に長期の旅行などに出かけるときにも、トレーニングを中断することなく続けられるのが便利ですね!
補助便座の選び方②:形や大きさが家庭のトイレに対応しているかを確認!
多くの補助便座がO型、U型などのほとんどの家庭用便座に対応していますが、ウォシュレット付きのトイレや特殊形状のトイレには取り付けがむずかしいものもあります。購入前に必ず確認しておきましょう。
また、購入前に収納場所を決めておくこともポイント!
フック付きの補助便座であれば、壁にかけられるので、掃除のときもジャマになりません。フックを付けるのがむずかしい場合には、補助便座用のスタンドもあるのでチェックしてみてください。
補助便座の選び方③:トイレが苦手な子には、音が鳴るものや好きなキャラものを!
トイレは狭い空間なので、なじめず、行きたがらないというお子さんもいますよね。そんなときは、キャラクターものの補助便座を選んだり、元気が出る音楽が流れるものを選んだりするのもひとつの方法です。
最初はおもちゃのように遊んでいるかも知れませんが、そのうちだんだんトイレに慣れていくこともあるので、焦らずに見守りましょう。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
ライター、図書館員。自身が小学生男児の母ということもあり、子供関連記事の執筆多数。
趣味は読書、鉄道旅行、純喫茶めぐり、料理など。電気ストーブのスチーム音(ぽこぽこっ)が好きです。
皆さんの子育ての手助けができるよう、ていねいでわかりやすい記事を心がけていきます。