大井川・金谷で人気& おすすめの観光・グルメ・ショッピングスポット
南アルプスに抱かれた緑深い絶景が広がる大井川。 大井川鐡道のSLや寸又峡など名だたる観光スポットがあります。 一緒にめぐりたい掛川の観光&グルメスポットを一挙ご紹介。...
エメラルドグリーンの湖と鉄橋、青空と緑のコントラストが美しい場所は、SLとローカル線を乗り継いだ先にある秘境。一生に一度は訪れたい、美しい景色に会いに行ってみた〜!
奥大井レインボーブリッジ
大井川上流部、長島ダムの建設で生まれた人造湖「接岨湖(せっそこ)」。その中間付近に、大井川鐵道井川線・南アルプスあぷとライン「奥大井湖上駅」がある。ダム湖にかかる鉄橋は「奥大井レインボーブリッジ」と呼ばれ、列車を下車し、鉄橋脇の遊歩道を歩くこともできる。
秘境への出発点は、大井川鐵道のSLの始発・新金谷駅。南アルプスあぷとラインの始発である千頭駅まで、SLに乗って移動する。出発前には、転車台や機関車の見学もおすすめ。
千頭駅まで約37.2km、大井川に沿って走る列車からは、茶畑や豊かな自然を眺められる。沿線にも絶景ポイント、桜や紅葉の名所が点在し、飽きることがない。
静岡県中部、大井川に沿って延びる鉄道路線。国内で初めてSLの動態保全に取り組み、4両もの蒸気機関車が現役で活躍。年間300日以上もSLが走行する。
SLやアプト式電気機関車は、乗車中もワクワク楽しい。
ただし、窓から身を乗り出さないように注意を。
乗り換え時刻を考えてチケットを手配しよう。
SLは4ヶ月前の予約が確実(ただしトーマス号は別)。
絶景の旅は、天気に左右されるもの。
当日晴れることを祈ろう!
予約方法
SL車両は全席指定。HPまたは電話にて予約をし、発券は乗車当日にSLセンター窓口にて。空席があれば当日駅でも購入可。
運行日&時間
SL列車は春休み〜12月上旬の間、ほぼ毎日運行する(1日1〜3本)。時期や曜日によって本数が異なるので事前に確認しよう。冬期は運休日あり。
料 金
区間乗車券とSL急行券が必要。SL始発・新金谷駅〜終点・千頭駅までは、片道2570円(乗車券1750円+SL急行券820円)。子どもは半額(1290円)。乗り降り自由のフリー切符もあるのでHPを要チェック。
新金谷駅での乗車前に、駅前の「プラザロコ」で駅弁を買っておこう。列車内で味わうと、おいしさは格別だ。
SLの車内だけでしか販売していない、限定商品は必見。ワゴンで回ってきてくれるので、おみやげに購入しよう。
SLの終着駅・千頭駅では、転車台を見学したり、駅のそばにある「道の駅大奥井音戯の郷」で遊んだりとお楽しみが満載だ。
2014年に大井川鐵道へやってきて以来、大人気のトーマス号とジェームス号。2021年は「トーマスのはじめて物語」を再現した、みどりのトーマス号を限定運行されるなど、連日大勢の乗客が訪れた。2022年の運行はまだ未定なので、HPにて詳細を待とう。
千頭駅で、大井川鐵道の本線から井川線に乗り換え。小さな赤い列車に乗って、渓谷をトコトコと走りながら絶景を目指そう。
千頭駅と井川駅を結ぶ25.5kmの線路。鉄道では日本一の急勾配があり、これを上るために国内唯一の「アプト式鉄道」が採用されている。3千頭駅〜奥大井湖上駅大人710円、小人360円
車窓から見える景色が近く、ほのぼのした気分に。風を浴び、鳥の声を聞きながらのんびり過ごそう。
アプトいちしろ駅〜長島ダム駅間は最も急な区間。坂を上るために、列車にアプト式電気機関車を連結する。歯車付きの機関車と歯形のレールを噛み合わせながら、坂道を上り下りする仕組み。
ついに、奥大井湖上駅に到着。湖に浮かぶ半島の上に無人駅があり、駅の上にはログハウス風の休憩スペースもある。
蒸気機関車の維持と継承、さらに地域の交通手段を確保するべく、金谷駅から井川駅までをつなぐ鉄道。SLやアプト式電気機関車のほか、元大手私鉄を引退した車両を整備し、運行を行う。レトロな駅舎や、昔ながらの切符も人気が高い。
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静岡や伊豆、日光、栃木、岐阜エリアの旅行ガイドブックの編集から取材執筆、撮影などに携わっている、静岡を拠点とする編集プロダクションです。
代表の志水は、静岡のローカル情報番組のコメンテーターを歴任するなど、20年以上にわたり旅と暮らしに関わり続けています。乗り鉄&呑み鉄旅が好き。日本各地の手ぬぐい収集癖がある一方、引っ込み思案。
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