
更新日: 2024年8月8日
オリベストリート 多治見・本町で器とカフェ探しの旅!
古くから美濃焼の町として栄えた多治見。
本町オリベストリートには、陶器店やギャラリーが軒を連ねるほか、美濃焼資料館や歴史館が集まるなど見どころが点在しています。
日常使いできる美濃焼のショップをめぐったあとは、地元で大人気のベーカリー、アルティジャーノにも立ち寄ってみましょう。
素敵な器に出会う旅へいざ!
目次
多治見・土岐への行き方
【電車】
岐阜
⇩ JR東海道本線特別快速・新快速 1時間5分 1170円
名古屋
⇩ JR中央本線快速
多治見
岐阜
⇩ JR高山本線 1時間5分 860円
美濃太田
⇩ JR太多線
多治見
※土岐市へは多治見からJR中央本線で6分200円
【車】
中央自動車道 多治見IC
⇩ 248号線 約2㎞
多治見市街
中央自動車道 土岐IC
⇩ 21号線、385号線 約2.3㎞
土岐市街
「多治見・本町」オリベストリートって?
かつて陶器問屋が軒を連ねて賑わった多治見・本町エリアをめぐる全長400mの散策コース。岐阜県出身で茶人でもあった戦国武将、古田織部にちなんで名付けられた。
JR多治見駅から徒歩10分
「市之倉オリベストリート」も
本町の南にある市之倉町にあるのが、市之倉オリベストリート。歴史ある窯元が多く、市之倉さかづき美術館が見ものだ。
ご当地キャラ「うながっぱ」
多治見に伝わるかっぱの伝説と、名物のうなぎにちなんで生まれたキャラクター。趣味は食べ歩き。
本町 オリベストリート
- 住所
- 岐阜県多治見市本町5~6
- 交通
- JR中央本線多治見駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 施設・店舗により異なる
- 休業日
- 施設・店舗により異なる、たじみ創造館は第2・4水曜
- 料金
- 施設・店舗により異なる
【オリベストリート×器探し】情緒あふれる古い商家で美濃の名窯に出会う「織部うつわ邸」
茶室を備えた情緒あふれる旧商家を利用した、器の専門店。美濃を代表する窯元作品のほか、手ごろな和洋陶器や和雑貨を扱う。2階のギャラリーでは、作家にスポットを当てた常設展示が楽しめる。
元は米問屋の商家だった築百余年の建物
「美濃焼」とは?
多治見市、土岐市、瑞浪市など、東濃地方を産地とする陶磁器の総称。代表的な作風に、織部、黄瀬戸、志野、瀬戸黒がある。
玉山窯 織部ぶどう夫婦茶碗、織部ぶどう夫婦湯呑
玉山窯 織部流し抹茶碗
織部の特長である深くつややかな緑色が表情豊かな鉄絵。伝統の風格が感じられる逸品だ
芳州窯 薄墨桜片口半酒器揃
上品に料理を引き立てる淡い色合いの器。桜の絵柄が食卓を鮮やかに彩る
茶室で一服♪
店の奥にある茶室で抹茶が楽しめる
織部うつわ邸
- 住所
- 岐阜県多治見市小路町3-2
- 交通
- JR中央本線多治見駅から徒歩12分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~17:30(閉店)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 玉山窯織部ぶどう夫婦茶碗=5400円/玉山窯織部ぶどう夫婦湯呑=5400円/芳州窯薄墨桜片口半酒器揃=10800円/玉山窯織部流し抹茶碗=12960円/抹茶(菓子付)=540円/
【オリベストリート×カフェ】石窯オーブンで焼き上げる職人パン「アルティジャーノ」
パンの種類に合わせて小麦粉を使い分け、手作りのパン種で生地を作る、という職人のこだわりが詰まったベーカリー。セルフ形式のカフェも併設。
約100種類のパンが並ぶ。人気のため夕方には品薄に
国産牛すじ肉、豚肉入りの自家製カレーフィリングを包み揚げた、カレーパン(数量限定、280円)
チョコカスタードがたっぷり入ったうながっパン (380円)
アルティジャーノ
- 住所
- 岐阜県多治見市本町5丁目34-1タイムビル 1階
- 交通
- JR中央本線多治見駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 7:00~19:00、モーニングは~10:00、売り切れ次第閉店
- 休業日
- 第3水曜(1月1日休)
- 料金
- 伽哩パン(数量限定)=216円/モーニングパンバイキング=ドリンク代+400円/うながっパン=270円/
【オリベストリート×器探し】散策コースの起点にあるショップが多彩な複合施設「たじみ創造館」
美濃焼や雑貨を扱うショップ、絵付け体験ができる展示ギャラリーなど、多彩な見どころが集まる複合施設。1階の多治見市PRセンターでは、周辺の観光情報が手に入る。
美濃を代表する陶芸作家の作品を扱う「○五いづつ」
多治見市キャラクター「うながっぱ」グッズも販売している
フラワー浅鉢
パステルカラーと大胆な花が印象的。やさしい色調で多色使いも楽しめそう(本町陶貨店)
MINOReマグマップ
使用済みの食器を原料として再利用した美濃生まれのエコアイテム(多治見市PRセンター)
陶都創造館
- 住所
- 岐阜県多治見市本町5丁目9-1
- 交通
- JR中央本線多治見駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~18:00(店舗により異なる)
- 休業日
- 水曜、1階は無休(年1~2回臨時休あり、年末年始休)
- 料金
- 入館料=無料/
【オリベストリート×器探し】センスのよいアンティーク雑貨を発掘「三角屋」
手ごろな価格とセンスのよいセレクトが人気の店。昭和初期から中期にかけてのアイテムが充実する。とくに美濃の窯元が輸出用に製作した食器や生活雑貨は必見だ。
店主が各地で仕入れたレトロなアイテムがそろう
大正時代にはカフェだった建物
デミタスカップ
1940年代の海外輸出用
ミルクピッチャー
1960年代にヨーロッパの輸出向けに製作されたデッドストック
三角屋
- 住所
- 岐阜県多治見市本町6丁目10-1
- 交通
- JR中央本線多治見駅から徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 12:00~17:00
- 休業日
- 月~金曜、祝日の場合は営業(GW休、8月14~15日休、1月1~2日休)
- 料金
- ミルクピッチャー=各100円/1960年代北欧向けマグカップ=300円/1960年代北欧向け花瓶=500~1000円/ガラスの小瓶=300円/マグカップ=300円/
【オリベストリート×器探し】美濃焼の伝統を感じられる日常使いの器が所せましと「器の店 やままつ」
明治創業の老舗の陶器問屋。伝統的な美濃焼や、職人のセンスが光るモダンな器がそろう。商品の多くが手の届く価格帯も魅力だ。
問屋業を営む商家の一角が店舗になっている
コーヒーカップ8900円
スプーン250円
器の店 やままつ
- 住所
- 岐阜県多治見市本町6丁目53
- 交通
- JR中央本線多治見駅から徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~17:00(閉店)
- 休業日
- 不定休
- 料金
- マルチカップ=1728円/手付き丸碗=1728円/コーヒーカップ=3240円/作家物志野マグカップ=6264円/
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

【筆者】まっぷるマガジン編集部
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