越後そば
ツルツルとした食感とコシの強さが自慢
新潟のそばとして有名なのは、魚沼地方発祥の「へぎそば」だ。つなぎに布海苔という海藻を使うのが最大の特徴。へぎとは、木の器のことで、手振りというひと口ずつそばを束にして並べて出される。
さらしなの里(サラシナノサト)
素材にこだわった自家製そば。3人前が盛られた大名そばが人気
食材は自然に近いものを使用する。丹塗りの盆に3人前が盛られた「大名そば」が人気。100%ゴマ油で揚げた天ぷらもサクッとおいしい。国産生ロース鴨汁そばもおすすめ。
さらしなの里
- 住所
- 新潟県新潟市中央区女池神明2丁目1-1
- 交通
- JR新潟駅から新潟交通女池愛宕行きバスで20分、女池神明下車、徒歩3分
- 料金
- 大名そば(3人前)=2790円/天付大名そば(3人前)=5190円/天ざるそば=1580円/鴨汁そば=1540円/
手打そばし奈乃 わた膳(テウチソバシナノワタゼン)
季節料理と本格派手打ちそば
つなぎが2、そば粉が8の二八そばを出す、手打ちそばの店。そばをじっくり味わいたい人には「せいろそば」がおすすめ。一番人気は季節料理4品とせいろそばのセットのわた膳だ。
手打そばし奈乃 わた膳
- 住所
- 新潟県新潟市西蒲区岩室温泉557-1
- 交通
- JR越後線岩室駅から新潟交通観光バス間瀬行きで11分、岩室下車、徒歩5分
- 料金
- せいろそば=840円/わた膳=2100円/そば懐石(要予約)=5250円/そば会席昼膳=1500円/天神山城御膳=1785円/
にいがた藪そば(ニイガタヤブソバ)
石臼挽きのそば粉を使った手打ちそばや天ぷらそばが人気
石臼挽きのそば粉で作る手打ちそばや天ぷらそばといった定番メニューに加えて、そば会席もおすすめ。毎月替わる「今月の味」も好評。11~12月の名物、鮭とイクラの親子雑煮も人気メニュー。
にいがた藪そば
- 住所
- 新潟県新潟市中央区古町通八番町1490
- 交通
- JR新潟駅から新潟交通古町方面行きバスで10分、古町下車、徒歩5分
- 料金
- 天付おろしそば=1500円/鳥辛そば=1000円/トマトそば(夏期のみ)=1000円/親子雑煮=1500円/
越後十日町小嶋屋新潟店(エチゴトオカマチコジマヤニイガタテン)
皇族や各界有名人の来店も多い越後名物「へぎそば」の専門店
越後名物の「へぎそば」専門店。魚沼地方特有の海藻つなぎは、なめらかな舌ざわりとコシの強さでよく知られたもの。皇族をはじめ、各界有名人の来店も多い。
越後十日町小嶋屋新潟店
- 住所
- 新潟県新潟市中央区網川原1丁目21-8
- 交通
- JR新潟駅から新潟交通県庁行きバスで15分、県庁前下車、徒歩10分
- 料金
- へぎそば(2人前)=1860円/天ざる=1440円/タレカツ丼=1260円/
高山(タカヤマ)
注文を受けてから打つそば、海藻入りのうどんが人気の食事処
民宿も兼ねる食事処。そばは注文を受けてから打つ。歯ざわりのよいさっぱりした味の海藻入りのうどん(要予約)がおすすめだ。主人手作りの土鈴はお土産に人気。
高山
- 住所
- 新潟県佐渡市宿根木322
- 交通
- 小木港から新潟交通佐渡宿根木線沢崎行きバスで10分、小木民俗博物館前下車すぐ
- 料金
- 海藻入りうどん(前日までに要予約)=600円/ザルそば=600円/かもセイロ=850円/
七右衛門(シチウエモン)
佐渡の厳しい自然で育った十割そば
明治末期創業という老舗のそば店。器に盛られたそばに冷たい汁をかけてたべる。香りの強い手打ちそばは薄味のつゆによく合う。
手打そば 徳平(テウチソバトクベイ)
名産地直伝の香り豊かなそば
相川で一番おいしいと評判のそば店。つゆの加減がそば粉を引き立て、素朴で香り高い味わい。季節によって山菜天ざるやサヨリの天盛りなども楽しめる。
手打そば 徳平
- 住所
- 新潟県佐渡市稲鯨1260-1
- 交通
- 両津港から新潟交通佐渡本線相川行きバスで40分、佐和田バスステーションで新潟交通佐渡七浦海岸線相川行きバスに乗り換えて22分、稲鯨西下車すぐ
- 料金
- かけそば=500円/きそば=500円/天ぷらそば=650円/天ザル=1100円/ザルそば=550円/お刺身(前日までに要予約)=2000円~/
小嶋屋総本店(コジマヤソウホンテン)
96年間守り続けた老舗の味
創業大正11(1922)年の老舗そば屋。新潟名物として知られるへぎそばだが、その特徴である布海苔(海藻)のつなぎを考案したのは、この店の初代・小林重太郎氏といわれる。
小嶋屋総本店
- 住所
- 新潟県十日町市中屋敷758-1
- 交通
- JR飯山線十日町駅から北越後観光バス小千谷行きで15分、川西支所前下車、徒歩10分
- 料金
- へぎそば=756円(1人前)・2268円(3人前)/天へぎ(1人前)=1458円/鴨汁へぎそば=1382円/鴨のつけ汁=680円/天ばら膳=1458円/
名代生そば 由屋(ナダイキソバヨシヤ)
岡本太郎が愛した名店のへぎそば
地元の玄そばを石臼で挽いて打つ。煮干しを煮出した濃いつゆが、ふのりでつないだそばによく合う。人数に合わせてへぎのサイズが選べる。サクサクの天ぷらも人気だ。
そば処 中野屋(ソバドコロナカノヤ)
石臼挽きならではの風味
北海道の玄そばに、石臼で挽いた自家製の粉、つなぎは布海苔を使った喉ごしのいいへぎそば。挽きたて、打ちたて、ゆでたての3たてを店のモットーにしている。
田舎食堂 いろりじねん(イナカショクドウイロリジネン)
雪国の豊かな山の恵みに舌つづみ
春は山菜、秋はきのこと、季節の花や摘み草、山菜や野菜をたっぷりと使った料理は力強い味。天ぷらは天然素材が中心で、毎朝だしを引いているのがこだわり。雪国の豊かな山の幸を堪能できる。
越後十日町小嶋屋長岡店(エチゴトオカマチコジマヤナガオカテン)
ふのりをつなぎに使う「へぎそば」
十日町に本店を構える老舗の新店。魚沼地方独特のふのりをつなぎにしたそばは喉ごしがよく、「へぎ」と呼ばれる四角い木の器に一口分ずつ丸めて盛り付けられる。
越後十日町小嶋屋長岡店
- 住所
- 新潟県長岡市喜多町975-1
- 交通
- JR上越新幹線長岡駅から越後交通中央循環バス外回りで13分、長岡西病院下車、徒歩10分
- 料金
- 花へぎそば(1人前)=980円/天ざる=1380円/