通信 COMMUNICATION

通信料を抑える工夫をしながら利用したい

電話(TELEPHONE)

国際電話(INTERNATIONAL PHONECALL)

国際電話の国番号
33 (フランス)+81 (日本)

日本への国際電話 

ダイヤル直通電話のほか、国際電話会社のサービスも利用可。公衆電話、ほとんどのホテルの客室の電話からかけられるが、ホテルは通話料以外に手数料がかかる。

ダイヤル直通電話

◆一般の電話へ(例)東京03-1234-5678へかける
●-00-81-3-1234-5678
・ホテルからかけるときは、ホテルの外線番号(●部分)
・国際電話識別番号(00部分)
・日本の国番号81
・市外局番の最初の0は取る(3部分)

◆携帯電話へ(例)日本090-1234-5678へかける
●-00-81-90-1234-5678
・ホテルからかけるときは、ホテルの外線番号(●部分)
・国際電話識別番号(00部分)
・日本の国番号81
・識別番号の最初の0は取る(90部分)

◆携帯電話から(例)東京03-1234-5678へかける
+-81-3-1234-5678
・0または*キーを長押し(機種により異なる場合あり)(+部分)
・日本の国番号81
・市外局番の最初の0は取る(3部分)

国際電話会社のサービスを利用する

海外のプッシュホン電話から日本宛に国際ダイヤル通話が利用できる。
KDDIスーパージャパンダイレクトアクセス番号(フランスから)
●-0800-99-0281
・ホテルからかけるときは、ホテルの外線番号(●部分)

KDDIスーパーワールドカード、クレジットカードが利用できる。プッシュ回線の電話からアクセス番号にかけて音声ガイダンスに従い、カード番号、暗証番号(クレジットカードの場合)、相手先の電話番号を押す。1分200〜300円程度。

KDDI
www.001.kddi.com

携帯電話からかける

国際ローミング対応機種なら、普段使っている携帯電話がそのまま利用できる。出発空港でレンタルも可能。いずれも料金は高め。着信の際も通信料がかかるので、頻繁にフランス国内電話を使うならプリペイド式携帯を購入したほうが安い。

IP電話 

インターネット回線を利用して音声通話ができるIP電話を利用すれば、電話回線を利用するより割安。SkypeやLINEが代表的。利用には、申し込みやダウンロードが必要。

スマートフォンのデータ通信に注意

スマートフォンは電源を入れているだけで、メールのチェックなどでデータ通信を行なうことがあり、知らぬ間に高額の料金になっているということも。気軽に利用したければ、海外用Wi-Fiルーターのレンタルも便利。1日1000〜1500円程度。複数の端末で利用できる。

国内電話(DOMESTIC PHONECALL)

フランスの電話番号は、全土を通じて10桁。同じパリ市内への電話でもすべての番号を押す。ホテルからかける際は外線番号を最初に押す。また、06や07で始まる番号は携帯電話。

公衆電話(PUBLIC PHONE)

パリの公衆電話では小銭が使えない。テレホンカードかクレジットカードを使って電話をかける。テレホンカードはTABACやキオスクであらかじめ購入しておく。携帯電話の普及でかなり少なくなっている。

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テレホンカード

テレカルト Télécarteとカルト・テレフォニック Carte Téléphoniqueの2種類ある。テレカルトの使い方は日本のものとほぼ同じ。50度数と120度数がある。主流なのはカルト・テレフォニックで、カード裏面の番号に電話をかけ、カードに記載されているPINコードの認証を受ける。公衆電話だけではなく、固定電話からも使用できる。ただしアナウンスはフランス語だ。

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インターネット╱Eメール(INTERNET, E-MAIL)

インターネット(INTERNET)

街なかにはインターネットカフェがあり、宿泊客が利用できるパソコンを置いているホテルも。フランス語環境でも日本語サイトの表示には問題ないが、キーボードの配列は日本と異なる。自分のパソコンを持ち込むのも一案だ。パリはWi-Fiが発達しており、ホテル、カフェのほか、無料の接続サービスをパリ市も提供している。紫色の看板が目印で、公園や図書館、市立美術館などの公共施設で接続できる。

Eメール(E-Mail)

携帯電話でのEメールやSMSの送受信はWi-Fi経由にすると通信料を抑えられる。パソコンからは、フリーメールのアドレスを取得しておけばブラウザで送受信可能。だだしネットカフェ、ホテルなどフランス語環境のパソコンは日本語の入力ができないことが多い。

国際宅配便(COURIER)

料金は郵便局に比べると割高だが、集荷を頼めたり、梱包資材を購入できたりするので使い勝手がよい。日本の宅配会社なら日本語も通じ、言葉の心配もしなくて済む。

欧州ヤマト運輸 パリ支店
[電話] 01-42-97-58-99
www.yamatoeurope.com/japanese

郵便(POSTAL SERVICE)

郵便を出す(POSTAL MAIL)

●パリの郵便局
いつも混んでいて長蛇の列。はがきを出すだけなら郵便局内にある自動販売機で切手を購入し、街角にあるポストに投函したほうが早い。日本へは右側の「Étranger」に。

●はがき・手紙
日本へ出すはがきや20g未満の封書は€1.25。

●小包 
優先便はChronopost クロノポスト、通常便はColissimo コリッシモ。送料と梱包材(€1.50)がセットになった、Les Emballages à Affranchir レ・アンバラージュ・アフランシールが便利。日本までは0.5kgまでが€23.70、1kgまでが€26.30、5kgまでが€53。免税枠が適用される品を別送品として送る場合は、荷物にはっきりと「別送品」と書き、本人宛に送る。

La Poste
www.laposte.fr

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別送品の通関手続き

日本の空港に到着したら、税関で「携帯品・別送品申告書」を2枚提出する。うち1枚は税関でスタンプを押してもらい、別送品を受け取るまで保管する。別送品が日本に到着すると「外国から到着した郵便物の通関手続のお知らせ」というはがきが税関から送られてくるので「携帯品・別送品申告書」を提出(郵送可)。通関手続きが終了すると、荷物が送られてくる。

電気 ELECTRIC EQUIPMENT

電圧は230V、プラグはCタイプ

電圧(VOLTAGE)

フランスの電圧は230V、周波数は50Hz。日本は電圧100V、50/60Hzなので、日本の電化製品を使うには変圧器が必要。そのまま使うと故障や火災の原因となることもある。最近は240Vまで対応した電化製品も多いので、コンピューターや携帯、カメラの充電器など、使用する製品の電圧を確認しておく。電化製品だけではなく、ケーブルも電圧に対応しているかどうか併せて確認しておくこと。

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奥付:
この記事の出展元は「トラベルデイズ パリ」です。掲載している情報は、2016年5〜7月にかけての取材・調査によるものです。掲載している情報、商品、料理、宿泊料金などに関しては、取材および調査時のもので、実際に旅行される際には変更されている場合があります。 最新の情報は、現地の観光案内所などでご確認ください。

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。