更新日：2020年4月13日

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日帰りで行く、台北の温泉スポット5選

温泉は日本だけのものではありません。特に台湾は、2つのプレートがぶつかる位置にあるため、多くの温泉があります。日本とは少し雰囲気の異なる温泉もあれば、日本の温泉に近いものもあります。旅の疲れを取るもよし、初めての経験を試してみるもよし。台湾で温泉三昧いかがでしょう。

硫黄の匂いと湯けむりが立ち込める温泉郷『新北投温泉』

ドイツ人が発見したと言われる新北投温泉ですが、日本統治期に日本人が温泉旅館を建設したこともあり、日本庭園の温泉旅館があるかと思えば、近代的なホテルもあり、今や、エステメニューが人気のリゾート地になっています。

by x76882, CC BY

by kawanet, CC BY

特に人気は、ロイヤルシーズンズホテル・ホットスプリングですね。温泉とアフタヌーンティーの組み合わせは、日本だと抵抗があるのですが、この地だととってもリッチな感覚を楽しめます。もちろん、お湯の質も良く、浴場もきれいで、申し分ありません。

皇家季節酒店(北投館) Royal Seasons Hotel Taipei(Beitou), Foursquare.com

自然を感じながら温泉に浸かるのはやっぱりホッとします。宿泊まではできないけれど自然と温泉を満喫したいのであれば、陽明山を眺めながらの入浴ができる水都温泉会館がおすすめです。

水都溫泉會館 Spa Spring Resort, Foursquare.com

露天風呂があり、陽明山と自然をじっくりと眺めながら長湯をしてみませんか。のぼせ防止の冷水風呂も完備されていて、うたせ湯もあるといううれしい設備です。お湯は、白湯のヌルヌルとしたお湯で、少し硫黄臭が強いのがまた温泉の雰囲気を強調してくれます。

水都溫泉會館 Spa Spring Resort, Foursquare.com

陽明山のふもとからバスで山に向かって上がっていくと自然のど真ん中に冷水坑温泉があります。ここは、無料の温泉なので、多くの人たちが温泉を楽しんでいるようです。周りは、見渡す限り山や緑や木々、そのため空気も都市部とは全く異なる凛としたおいしい自然の空気です。

温泉は、男湯と女湯の2つの建物に分かれています。お湯は少し高めの温度なのですが、長風呂をする人が多いようです。どの時間もいつも混んでいるので、一人静かに自然を楽しむという設定にはなりにくいですが、陽明山の自然を満喫できます。

山に囲まれたリゾート地で、一つの温泉にゆっくりと浸かるのもいいですが、いろいろな種類の温泉を楽しむのもいいですね。天籟温泉会館は、ゆっくりとリゾート気分になりながら、14種類の温泉を楽しめるという二兎を追って二兎を得ちゃった感のあるうれしい温泉です。

陽明山天籟溫泉會館 Yangmingshan Tienlai Spring Resort, Foursquare.com

100％天然原泉で、白硫黄泉と呼ばれている極上の湯は、まるで牛乳に浸かっているかのような美肌効果が得られることから、牛乳の湯と呼ばれています。ほかにも、バラ風呂、緑茶風呂など、600坪の敷地に露天風呂が点在しています。硫黄のいい香りが、いつまでも体に残っているのが気持ちの良い温泉です。

陽明山天籟溫泉會館 Yangmingshan Tienlai Spring Resort, Foursquare.com

烏来の温泉は、弱アルカリ性重炭酸ナトリウムの重曹温泉です。ですから硫黄の匂いが全くしませんが、とびっきりの美人になれる美人湯で有名です。

by INABA Tomoaki, CC BY-SA

この温泉は、皮膚病、慢性消化器疾患、筋肉痛、関節痛などに効果があるといわれていて、特に保湿効果が高いと言われています。狭い道の両側には温泉宿がずらりと並んでいるので、どこにいくか迷ってします。

by INABA Tomoaki, CC BY-SA

日本とはちょっと違う、けど、そっくりな部分もある台湾ですが、温泉は特に民族間の距離が縮むと思われるほど誰もが楽しめる素敵な旅行の１ページになります。

筆者：まっぷるトラベルガイド編集部

まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。

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