更新日:2024年3月8日
ブルネイってどんな国?豊かな資源と自然にあふれる平和な国
みなさんは、ブルネイがどんな国かご存じでしょうか?
ニュースで見聞きした国が、実際はどんな国なのかを探っていく本シリーズ。今回はブルネイをご紹介していきます!
イギリスから独立し1984年に建国したブルネイ。日本でも認知度が上がってきていますが、まだまだ知らないという方も多いはず。
どんな国なのか一緒にチェックしていきましょう!
ブルネイはどこにある?
ブルネイは東南アジアのボルネオ島(カリマンタン島)北部に位置する立憲君主制国家です。北側は南シナ海に面し、陸地はマレーシアに取り囲まれているような形。
また、ブルネイの国土の約7割は未開発の自然で覆われています。
ブルネイの基本情報
ここではブルネイの首都や人口、言語など基本的な情報をご紹介します。
■ブルネイの基本情報 | |
国名 | ブルネイ・ダルサラーム国 |
面積 | 約5,765㎢ |
人口 | 約44万715人 |
首都 | バンダル・スリ・ブガワン |
国旗 | |
言語 | マレー語(憲法で公用語と定められています) |
主要産業 | 石油、天然ガス |
通貨 | ブルネイ・ドル(1ブルネイ・ドル=約111.88円/2024年3月現在) |
時差 | 日本よりマイナス1時間 |
ブルネイの人気観光スポット
大自然に覆われたブルネイの人気観光スポットを見てみましょう!
ブルネイの人気観光スポット:ウル・トゥンブロン国立公園
豊かな熱帯雨林が広がるブルネイでは、手つかずの自然を満喫できるネイチャーツアーが人気!その中心となるのがウル・トゥンブロン国立公園です。
公園内には歩道や階段が整備されているため特別な装備は必要ありません。広大な森林保護地区内にあるため、ツアーで参加するのが一般的。ジャングルトレッキング初心者でも気軽に楽しむことができますよ。
ブルネイの食事情
敬虔なイスラム教徒が暮らす国ブルネイでは豚肉やアルコール類を口にすることは禁じられています。信仰心が厚く、しきたりや儀式を重んじるブルネイを食の面からも探っていきましょう!
ブルネイの代表料理1:ルンダン(レンダン)
アメリカのニュースチャンネルCNNが発表する「世界一おいしい料理」で、第一位に選ばれたことのあるルンダン。マレー系ムスリム(イスラム教徒)を代表するこちらのメニューは、塊肉を香辛料とココナッツミルクで長時間煮込んだもので、マレー風カレーといった感じの料理。
特に牛肉で作ったビーフ・ルンダンは、ラマダン明けなどのお祝いの席で振舞われます。他にも鶏肉、羊肉、魚を使ったルンダンもあるそうです。
ブルネイの代表料理2:クエ(ニョニャクエ)
甘いものが好きなブルネイの人々が普段よく食べているスイーツがクエ。クエとは、昔からある伝統的なお菓子全般を指しています。
種類も豊富にあり、カラフルな見た目が特徴的。材料に、もち米やココナッツを使ったクエがもっとも多く定番です。ブルネイだけでなく、インドネシアやマレーシアなど東南アジア各国で親しまれているそう。
ちなみに写真のクエは「ラピス・サグ」と呼ばれるもの。ういろうのようなお餅が層になった華やかなスイーツです。
ブルネイの雰囲気を味わってみよう
今回はブルネイがどんな国かご紹介しました。
国内で生産されている天然ガスの大部分は日本に輸出されており、実は普段から大変お世話になっているブルネイ。
そんなブルネイに感謝しつつ、世界一おいしいと言われるビーフ・ルンダンを味わってみるのもいいかもしれませんね!
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【筆者】まっぷるトラベルガイド編集部
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