Nature of Serbia 画像:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日:2024年3月26日

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セルビアってどんな国?バルカン半島の中心にある西洋と東洋が交差する国

みなさんは、セルビアがどんな国かご存じでしょうか?

ニュースで見聞きした国が、実際はどんな国なのかを探っていく本シリーズ。今回はセルビアの基本情報をお届けします!

旧ユーゴスラビアの中心的な役割を担い、長く複雑な歴史を経てきたセルビア。いったいどんな国なのか、さっそくチェックしていきましょう!

セルビアはどこにある?

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セルビアは、欧州南東部のバルカン半島中西部に位置する共和制国家。

北にハンガリー、北東にルーマニア、南東にブルガリア、西にボスニア・ヘルツェゴビナ、北西にクロアチア、南にコソボと北マケドニア、南西にモンテネグロと国境を接している内陸国です。

セルビアの基本情報

ここではセルビアの首都や人口、言語など基本的な情報をご紹介します。

■セルビアの基本情報
国名 セルビア共和国
面積 約77,474㎢
人口 約693万人
首都 ベオグラード
国旗

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言語 セルビア語(公用語)、ハンガリー語など
主要産業 製造業、卸売・小売業、不動産業、農業など
通貨 ディナール(1ディナール=約490.90円/2024年3月現在)
時差 日本よりマイナス8時間

参考:外務省HP「セルビア共和国基礎データ」

セルビアの人気観光スポット

小国でありながら、実はヨーロッパの穴場観光地として人気が高いセルビア。どんな観光スポットがあるのでしょうか?

セルビアの人気観光スポット:ノヴィ・サド

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セルビア北部のヴォイヴォディナ自治州にあるセルビア第二の都市ノヴィ・サドは、19世紀にはセルビア文化の中心地となり「セルビアのアテネ」と称された都市です。オーストリア風の街並みが印象的なノヴィ・サドの旧市街「スタリィ・グラード」では、街のシンボル「聖処女マリア教会」やゼツェシオン様式の市庁舎など、可愛らしい建物に目を奪われるはず。

他にも、ノヴィ・サド近郊にはワインの名産地であるスレムスキ・カルロフチがあります。小さなエリアに13もの醸造所が点在。ワイナリー巡りも楽しめますよ。

セルビアの食事情

オーストリア=ハンガリー帝国やオスマン帝国(トルコ)の支配を受けていた歴史から、食文化にもハンガリーやトルコの影響を受けているセルビア。どんな料理があるのでしょうか?

今度は食事の面からセルビアがどんな国かを探っていきましょう!

セルビアの代表料理①:サルマ

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セルビアのロールキャベツであるサルマは、セルビアを代表する定番料理。ひき肉や米をザワークラウト(キャベツを塩漬けにして発酵させたもの)で巻き、トマトとパプリカパウダーでじっくりと煮込みます。ザワークラウトの代わりにブドウの葉で巻いたり、煮込んだ後にオーブンで焼いたりと、お店や地域によって様々なレシピがあります。

ちなみに、セルビアの人はとにかく肉が大好き!お肉の入っていないセルビア料理はないといわれているほどです。

セルビアの代表料理②:チェヴァピ(チェヴァプチチ)

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セルビアの国民食ともいわれるチェヴァピは、セルビア版ケバブといった料理。ひき肉(牛や豚)を棒状にして焼いたもので、塩、コショウ、ニンニク、パプリカパウダーで味付けされています。

シンプルな料理ですが、地方によって味が異なりそのバリエーションは豊富。セルビアを訪れた際に、チェヴァピは外すことができない料理です!

セルビアの雰囲気を味わってみよう!

今回はセルビアがどんな国なのか、基本的な事柄をご紹介しました。

まだまだ知りたいことがたくさんあるセルビア。もっと詳しくなりたい方は、次は「世界有数の果物の産地」として有名なセルビアの冷凍フルーツを味わってみるのはいかがでしょう。

 

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