北海道旅行を満喫するコツは時間管理。ノープランででかけると、移動時間ばかりがかかって観光の時間がちょっぴりということになりかねません。
今回は効率良く、スムーズに旅が楽しめる、タイムパフォーマンスばっちりの3プランをご案内。ひと足お先に訪れる「北の大地の秋」を満喫しませんか?
\この秋に行きたい! 北海道満喫コース/
新千歳空港を起点に札幌と小樽をめぐる王道プラン。1日目は空港から小樽へ直行して、ノスタルジックな港町を散策。海の幸や小樽スイーツも味わいましょう。2~3日目は札幌の主要観光スポットへ。札幌ラーメン、スープカレー、ジンギスカンなど名物グルメもお見逃しなく。
《1日目》
12:00
魚真
小樽の名物グルメといえば、寿司。小樽駅のそばにある「魚真」は、魚屋直営の寿司店。寿司以外に、焼き物や天ぷらなど魚介尽くしの料理が味わえます。コストパフォーマンスが高いことでも評判です。
《1日目》13:30
小樽運河クルーズ
レトロな街の散策は、小樽観光の目玉のひとつ。小樽運河の中央橋からは、古い石造倉庫やガス灯が並ぶ街並みを眺めながら水上散歩ができるクルーズ船が運航しています。所要は約40分。
《1日目》14:30
小樽堺町通り商店街
小樽観光のメインストリート、堺町通り。「北のウォール街」と呼ばれる旧金融街からメルヘン交差点に向かう約1.2kmの沿道には、古い倉庫や古民家などを再利用したショップが軒を連ねます。ノスタルジックな通りの散策を楽しみましょう。
《2日目》
9:30
小樽芸術村
近現代アートを中心に4つのミュージアムが集まるスポット。名建築物とアートの両方が鑑賞できます。「西洋美術館」は19世紀後半から20世紀初頭に欧米で製作されたガラス器と家具、大きなフランス製ステンドグラスが見どころ。
《2日目》12:00
さっぽろ羊ヶ丘展望台
札幌市街を見渡す展望地でクラーク博士の銅像が建つスポット。敷地は旧農商務省月寒種羊場の一角にあたり、「羊ヶ丘レストハウス」では、この地が発祥とされるジンギスカンが味わえます。
《2日目》13:30
元祖さっぽろ
ラーメン横丁
戦後に誕生した「公楽ラーメン名店街」から数えて70年以上 の歴史をもつ飲食店街で、十数軒のラーメン店が並びます。札幌ラーメンのほか、網走産しじみ だし、鮭 だし、昆布とホタテ のトッピングなど創作ラーメンも人気。深夜営業の店が多いのも特徴。
《2日目》14:30
大通公園周辺
毎年恒例「さっぽろオータムフェスト」の2024年の会期は9月6日(金)~29日(日)。 ご当地グルメやワインなど、北海道のおいしいものが一堂にそろうので、ぜひ足を運んでみて。
《2日目》17:00
もいわ山山頂展望台
「日本新三大夜景」に認定されている札幌の夜景。札幌市街とその先の石狩平野の眺望は、北海道ならではのスケール感で圧倒されます。併設のレストランでの夜景ディナーもおすすめ。山頂まではロープウェイとミニケーブルカーを利用。
《2日目》19:30 その①
サッポロビール園
サッポロビール直営のレストランで、ジンギスカンと工場直送の生ビールの飲み食べ放題が楽しめます。生ビールはレストラン限定、北海道限定の希少なメニューをはじめ6種類をラインナップ。レンガ造りの重厚感漂うホールは広々としていて、クラシカルな雰囲気がグッド。
《2日目》19:30 その②
海味 はちきょう
このお店でぜひ注文したいのが「元祖つっこ飯」。注文すると、「オイサー!オイサー!」というスタッフ全員のかけ声に合わせて、目の前の丼にどんどんイクラをのせてくれます。じゃがバターや鶏ザンギ などの名物料理も豊富。
《2日目》22:00 その③
パフェ、珈琲、酒、佐藤
飲んだあとはパフェで締めるのが札幌の定番。手作りにこだわる極上パフェは、見た目も美しくアートのよう。豆と梅とほうじ茶、塩キャラメルとピスタチオなど素材の組み合わせも個性的。
《3日目》
9:30
札幌市円山動物園
札幌市中心部から車で20分ほど。水中トンネルをダイナミックに泳ぐホッキョクグマや、表情が愛くるしいレッサーパンダのほか、エゾジカなど北海道に土着の動物にも出会えます。
《3日目》12:00
SOUL STORE
鶏ガラや香味野菜、フルーツなど種類豊富な食材を煮だしたスープに、魚介ベースのだしをブレンドしたスープカレーが評判の店。おすすめは「季節の旬菜カリー」。野菜の味が際立った絶品の味わい。
《3日目》13:30
JRタワー展望室T38
札幌駅直結の複合ビルの最上階、地上約160mからの眺望が楽しめる。札幌中心部のほか、晴れた日は石狩川や手稲山が見られます。窓側にカウンター席を設けたカフェで、のんびりひと休みするのもおすすめ。
《3日目》14:30
北海道四季マルシェ
JRタワー内にある、北海道の食のセレクトショップ。プライベートブランドの「DO3TABLE」はおしゃれで話題性の高いラインナップ。焼きたてクッキーサンドやザンギなど、できたての味をテイクアウトできるのも魅力。
《3日目》15:30
北菓楼 札幌本館
北海道を代表する和洋菓子店「北菓楼」のカフェで、建物は大正15(1926)年築の旧北海道庁立図書館。内部のデザインはどこから見ても絵になる空間が印象的です。北海道関係の書籍をぎっしり並べた2階の壁が目を引きます。
1日目は函館空港から五稜郭公園、元町散策を楽しんだあと、夜は夜景を眺めに函館山山頂へ。2日目は日本新三景のひとつ・大沼国定公園や洞爺湖、紅葉の名所・定山渓をドライブして夜は札幌・すすきのを満喫します。3日目は復路の新千歳空港をめざしながら、近場のレジャースポットで遊びましょう。
《1日目》
11:30
五稜郭公園
函館開港後の元治元(1864)年に完成した城郭跡で、函館戦争の舞台。蘭学者の武田斐三郎が、西洋の築城書を参考に設計したもので、一辺約300mの星形五角形の形は西欧の要塞を思わせます。
《1日目》13:30
はこだて塩らーめん
しなの
函館の塩ラーメンは、北海道三大ご当地ラーメンのひとつ。丼の底が見えるほど透明なスープは、うまみが凝縮していてクセになる味わい。「はこだて塩らーめん しなの」では、しょうがの香りが食欲を刺激する「しょうが塩らーめん」が看板メニュー。
《1日目》14:00
ベイエリア散策
(金森赤レンガ倉庫周辺)
函館港沿いのベイエリアには、金森赤レンガ倉庫を中心に、歴史的建造物を活用したショッピングモールがあります。店舗はカフェやレストラン、体験工房などさまざま。
《1日目》14:30
八幡坂~元町散策
日本初の国際貿易港のひとつとして開港した函館は、今も街の随所に往時の面影を色濃く残す地域です。とくに元町地区には古い教会や洋風建築物が多く、歴史散策が楽しめます。元町の入り口付近にある名物坂「八幡坂」はフォトスポットとして話題。
《1日目》17:30
函館山山頂展望台
夜景の名所として有名な函館山。夜になると左右に大きくくびれた独特な地形が光の芸術でくっきりと描き出され、まるで街全体がひとつのアート。4月下旬~11月中旬の夜間は一般車両の通行が禁止のため、函館山山頂展望台まではロープウェイの利用が便利です。
《1日目》19:30
函館ひかりの屋台
大門横丁
夜ごはんは、JR函館駅から徒歩5分の屋台村へGO!個性あふれる26店舗 がズラリと並びます。どの店もカジュアルで気軽に利用しやすい雰囲気。あちらこちらとハシゴしながら楽しめるのが魅力です。
《2日目》
8:00
函館朝市
早朝から買いものや朝ごはんを目当てに多くの人が訪れる朝市。人気食堂「馬子とやすべ」のイチオシは「朝市五色丼」。自家製イクラやルイベにしたサーモンなどがてんこ盛りで、食べごたえ抜群です。
《2日目》10:00
大沼国定公園
126の島が浮かぶ湖沼を中心に整備した公園。大小2つの湖を約30分かけてめぐる大沼遊船やペダルボート、カヌーのほか、初心者でも挑戦できるレジャーが豊富にそろいます。 JR大沼公園駅のすぐ近くにある、大沼に浮かぶ島々をイメージした「沼の家」の大沼だんごはお土産にぜひ。
《2日目》13:00
洞爺湖
のどかな自然に囲まれた洞爺湖湖畔は、周囲に58基 の彫刻が点在していて、アート散策も楽しめます。洞爺湖を望むおしゃれなカフェ「cafe cohum」は、食事やおやつを楽しむのにぴったり。
《2日目》15:00
定山渓
札幌市中心部から車で1時間弱。緑深い山間に位置するこのエリアは、温泉と紅葉が有名な札幌の奥座敷。紅葉は例年9月下旬から色づきはじめ、10月 に見頃を迎えます。
《2日目》19:00
えびかに合戦 札幌本店
えび・かに食べ放題は2人前からの注文で、毛ガニやタラバ、ズワイガニなどのほか、茶碗蒸しやにぎり寿司などを思う存分味わえます。毛ガニは浜茹でしたものを冷凍せずに仕入れるため、本来の自然の甘さが絶品。
《3日目》
10:00
北海道大学
北海道大学のシンボルともいえるポプラ並木。キャンパスには約380mの道の両側に70本ほどのイチョウ を植栽した並木道もあり、どちらも秋になると色づき、ロマンチックな風景のなか散策が楽しめます。
《3日目》11:30
札幌芸術の森
約40haの緑豊かな地に、屋内外の美術館や体験工房などが点在する複合施設。野外美術館にはオブジェや彫刻などのモダンアートが点在していて、自然と融合したユニークな世界観にふれられます。アウトドア体験が楽しめる「芸森ワーサム」を併設。
《3日目》13:30
道の駅
サーモンパーク千歳
鮭関連の食品やグルメが豊富で、サーモンやマグロがたっぷりのった「鮭の遡上丼」や分厚い鮭の身をこんがり焼いた「グリルサーモンプレート」 などのグルメは絶品。千歳川では、秋になると遡上してきた鮭を捕魚車で捕獲する様子が見学できます。
《3日目》15:00
ノーザンホースパーク
かわいいポニーのショーや乗馬体験が楽しめるスポット。1万坪の庭が目の前に広がるレストランや自家製パンとケーキがおいしいカフェ も好評。
1日目は旭川空港からスタートし、旭山動物園や星空観賞へ。翌日は紅葉の名所の大雪山旭岳、話題の美瑛の白金青い池、富良野の花畑をめぐります。最終日は釧路湿原の美しい景色を観光列車で満喫!帰路はたんちょう釧路空港を利用。
《1日目》
13:00
梅光軒 本店
豚骨に魚介を加えたダブルスープの濃厚醤油味が旭川ラーメンの特徴。名店「梅光軒」は創業昭和44(1969)年の老舗。自家製の醤油ダレは風味豊かで、食べたあとの余韻がここちよく、クセになる味わいです。
《1日目》14:30
上野ファーム
ガーデンザイナーの上野砂由紀さん一家が営む庭園。大地を司る小さな妖精をイメージした「ノームの庭」、シラカバの木々の間に季節の花を植え付けた「白樺の小道」など、メルヘンの世界が広がります。テイクアウト専門のカフェやショップを併設。
《1日目》15:30
旭川市旭山動物園
動物の習性を生かした「行動展示」の手法は全国的に知られるところで、生き生きと活動する動物たちの姿を間近で見られます。飼育員がエサを与えながら解説を行う「もぐもぐタイム」は必見です!
《1日目》20:00
美瑛に泊まって
星空観察体験
美瑛は北海道でも指折りの星空観賞スポットで、ここでは宿泊者を対象とした星空観察ツアーを開催しています。受付は1日1組のみの予約制。20時頃、宿泊している宿まで迎えに来てくれます。地上に降り注ぐように光輝く無数の星は息をのむほど美しく感動的。
《2日目》
8:00
大雪山旭岳
大雪山国立公園にそびえる山々の主峰旭岳(約2291m)は「日本で一番早い紅葉スポット」といわれる景勝地です。ロープウェイ頂上の姿見駅から第1~3展望台までは片道約15分。姿見の池をめぐる一周1時間ほどの散策路では、高山植物を観察することができます。
《2日目》11:00
白金 青い池
白みがかった青い水面に立ち枯れのカラマツが無数に立つ「白金 青い池」。幻想的な風景に加え、防災工事中に突然現れた という謎めいたエピソードもあいまって、一時期SNSで話題となりました。観光シーズンは混み合うため早朝の見学がベターです。
《2日目》12:00
四季彩の丘
美瑛や富良野には、広大な敷地を生かした花畑が複数点在しています。「四季彩の丘」では、約30種類の花を植栽。敷地内には売店もあります。9月はパンジー、マリーゴールド、ケイトウ、コスモス などが開花。
《2日目》13:00
ふらのワインハウス
清水山の中腹に位置し、富良野盆地のパノラマを眺めながら地産地消の欧風料理が味わえます。とろとろの富良野産チーズがパンの器にたっぷり入った「ふらの風チーズフォンデュ」をはじめワインに合う料理が豊富。
《2日目》16:00
共働学舎新得農場
手作りチーズが評判の農場直営のショップへ。国内外のチーズコンテストで数々の賞を受賞したラクレット や、農場オリジナルの白カビチーズ「笹ゆき」など、本格的なナチュラルチーズがそろいます。
《2日目》21:00
馬車BAR
帯広では馬の蹄をBGMに、中心部を約50分で一周する夜の馬車ツアーが話題です。料金は1ドリンク&おつまみ付き。馬ににんじんを与えたり、馬との記念撮影タイムがあったりと、特別な体験が楽しめます。開催日時は要確認。
《3日目》
11:00
釧路湿原
帯広市街から車で2時間ほどで釧路市街へ。釧路駅から「くしろ湿原ノロッコ号」に乗って、日本最大の釧路湿原をめざします。塘路駅までは片道約45分。2024年の運行期間は10月6日までで、発車時刻は日によって変動。指定席券は「えきねっと(インターネット予約サービス)」での事前予約がおすすめです。
《3日目》13:30
和商市場
北海道三大市場のひとつに数えられる釧路の「和商市場」では、オリジナル海鮮丼の「勝手丼」が人気。丼に入ったごはんを購入し、市場をめぐりながら、タラバガニや秋鮭、イクラなど好きな食材をのせてもらいます。食事は市場一角にあるイートインスペースで!
《3日目》14:30
釧路フィッシャーマンズ
ワーフMOO
釧路川に架かる幣舞橋近くのウォーターフロント施設で、ここ一か所でおみやげ探しができます。個性豊かな屋台村やラーメン店などの飲食店のほか、ひと休みできるコーヒーショップやカフェもあります。