伊賀 x 寺社仏閣・史跡
伊賀のおすすめの寺社仏閣・史跡スポット
伊賀のおすすめの寺社仏閣・史跡ポットをガイドブック編集部が厳選してご紹介します。別名「白鳳城」とも呼ばれた白亜の天守閣「伊賀上野城(白鳳城)」、伊賀上野が誇る俳聖の生家「芭蕉翁生家」、現存する三重最古の小学校舎「旧小田小学校本館」など情報満載。
- スポット:16 件
- 記事:3 件
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伊賀のおすすめの寺社仏閣・史跡スポット
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伊賀上野城(白鳳城)
別名「白鳳城」とも呼ばれた白亜の天守閣
築城の名手・藤堂高虎が手がけた城だが、暴風雨により完成直前に天守閣が倒壊。現在の天守閣は昭和10(1935)年、地元出身の代議士・川崎克氏が私財を投じて復興したもの。当時西洋建築がもてはやされるなかで純木造にこだわり、見事な三層の大天守と二層の小天守が完成した。
伊賀上野城(白鳳城)
- 住所
- 三重県伊賀市上野丸之内106
- 交通
- 伊賀鉄道伊賀線上野市駅から徒歩5分
- 料金
- 入館料=大人600円、小・中学生300円/ (30名以上の団体は大人500円、小人250円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:45(閉門17:00)
芭蕉翁生家
伊賀上野が誇る俳聖の生家
松尾芭蕉が29歳まで過ごした家。書斎「釣月軒」が奥にあり、ここで最初の句集『貝おほひ』を執筆した。近くには遺髪を納めた愛染院がある。
芭蕉翁生家
- 住所
- 三重県伊賀市上野赤坂町304
- 交通
- 伊賀鉄道伊賀線広小路駅から徒歩5分
- 料金
- 大人300円、小人100円 (障がい者手帳持参で無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~16:30(閉館17:00)
旧小田小学校本館
現存する三重最古の小学校舎
明治14(1881)年築の洋風木造建築で、寄棟造りの2階建て。細部のデザインまでこだわりぬいたこの建物は、じつは村の人々が資金を出し合って建てたものだというから驚きだ。館内には昔の教科書や賞状、学習用具などが展示されている。
旧小田小学校本館
- 住所
- 三重県伊賀市小田町141-1
- 交通
- 伊賀鉄道伊賀線西大手駅から徒歩8分
- 料金
- 入館料=100円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館)
名張藤堂家邸跡
城下町名張の代名詞
織田信長重臣の武将・丹羽長秀の子で、藤堂高虎の養子・高吉の邸跡。宝永7(1710)年再建の屋敷の一部(中奥や茶室)と、桃山式枯山水の庭園が残る。
名張藤堂家邸跡
- 住所
- 三重県名張市丸之内54-3
- 交通
- 近鉄大阪線名張駅から徒歩5分
- 料金
- 入館料=大人200円、高校生100円、小・中学生無料/夏見廃寺展示館との共通入場券=大人300円、高校生150円/ (20名以上の団体は大人150円、高校生無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉門)
美旗古墳群
田園風景の中に点在する古墳群は歴史のロマンを感じさせる
田園風景のなかにこんもりと点在する古墳群は、伊賀地方の豪族伊賀氏または名張氏のものと推測され、県下最大の規模を誇る。全長140mはある前方後円墳の馬塚などを見ることができる。伊賀地方で最も大規模な古墳群だ。
蓑虫庵
松尾芭蕉ゆかりの建物。唯一現存する芭蕉五庵の一つ
芭蕉の高弟・服部土芳(はっとりどほう)の開いた庵。芭蕉五庵の一つで、現存する唯一のものとなっている。
蓑虫庵
- 住所
- 三重県伊賀市上野西日南町1820
- 交通
- 伊賀鉄道伊賀線茅町駅から徒歩8分
- 料金
- 大人300円、小人100円 (障がい者手帳持参で入館料無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~16:30(閉館17:00)
東大寺伊賀別所 伊賀成田山 新大仏寺
「毘盧舎那如来座像」「重源上人坐像」など重要文化財が多数
鎌倉時代、奈良東大寺再建大勧進の高僧、俊乗房重源上人が開いた真言宗の寺。像高約5mの「毘盧舎那如来座像」「重源上人坐像」など多くの重要文化財がある。境内は四季を通じて花々が楽しめる。
東大寺伊賀別所 伊賀成田山 新大仏寺
- 住所
- 三重県伊賀市富永1238
- 交通
- 伊賀鉄道伊賀線上野市駅から三重交通汁付行きバスで38分、成田山前下車、徒歩5分
- 料金
- 拝観料=無料/宝蔵庫(重要文化財)特別拝観=300円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉門)
観菩提寺(正月堂)
楼門や本堂、本尊の木造十一面観音立像は国指定重要文化財
天平勝宝3(751)年、奈良東大寺の実忠和尚創建の古刹。楼門、本堂、そして33年に一度しか開帳されない本尊の木造十一面観音立像は秘仏で国の重要文化財。
菅原神社(上野天神宮)
松尾芭蕉が処女句集を奉納したことで知られる天神さん
松尾芭蕉が29歳の時に俳諧仲間の句を集めて編纂した処女句集『貝おほひ』を奉納した神社。学問の神様・菅原道真公を祀っており、秋の「上野天神祭」は国指定重要無形民俗文化財であり、平成28年にユネスコ無形文化遺産に登録された。
俳聖殿
芭蕉の旅姿をイメージ
芭蕉生誕300年を記念して昭和17(1942)年、川崎克氏により建てられた。建物は芭蕉の旅姿をイメージしたもので、上の丸い屋根が旅笠、八角形のひさしが蓑と衣装、「俳聖殿」と書かれた木額が顔、柱は杖を表している。
俳聖殿
- 住所
- 三重県伊賀市上野丸之内117-4
- 交通
- 伊賀鉄道伊賀線上野市駅から徒歩5分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(外観のみ、内部公開は10月12日のみ)
霊山寺
像高1.8m、本尊の十一面観世音菩薩は、江戸時代初期のもの
最澄が開基したと伝えられる古刹。本尊は木造十一面観世音菩薩で、像高1.8m、江戸時代初期のもの。参道周辺には石仏が並び、境内にはオハツキイチョウの大木がある。
夏見廃寺跡
国の史跡に指定。白鳳文化を伝える「せん仏」などが出土
名張川右岸の男山南斜面にある古代寺院跡。白鳳文化を伝える「せん仏」などが出土、国の史跡に指定され公園として整備されている。出土品を展示する夏見廃寺展示館を併設。
夏見廃寺跡
- 住所
- 三重県名張市夏見2759
- 交通
- 近鉄大阪線名張駅から三重交通つつじが丘行きバスで10分、夏見下車、徒歩7分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
故郷塚
松尾芭蕉の遺髪が納められている自然石の塚
松尾芭蕉の生家から東南へ100mほどのところにある、松尾家代々の菩提寺・愛染院の境内の一角に立つ自然石の塚。旅の途中で亡くなった芭蕉の遺髪が納められている。
敢國神社
歴史ある伊賀国一の宮
創建は1300年前と伝えられる古社で、御祭神は四道将軍の一人として活躍した大彦命ほか二柱。忍者で有名な服部氏の崇敬厚く、私祭黒党祭が忍者の装束の発祥と言われている。また、境内には病に効くといわれている御神水や、霊験あらたかな「むすび社」などがある。
敢國神社
- 住所
- 三重県伊賀市一之宮877
- 交通
- 名阪国道伊賀一之宮ICから県道676号を一之宮方面へ車で1km
- 料金
- 初穂料=300円/初穂料(時間外)=500円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由(御朱印は8:00~16:00)
史跡旧崇広堂
藩士の子弟が通った学校
10代藩主藤堂高兌が、津の藩校「有造館」の支校として文政4(1821)年に創建した学校で、藩士の子弟が通った。最大の見どころである講堂は、創建当初の姿を残す。入母屋造りの広々とした空間の講堂に身を置き、当時の藩校の賑わいに思いを馳せるのも楽しい。
史跡旧崇広堂
- 住所
- 三重県伊賀市上野丸之内78-1
- 交通
- 伊賀鉄道伊賀線西大手駅から徒歩5分
- 料金
- 大人200円、高・大学生・専門学生150円、小・中学生100円 (30名以上の団体は大人150円、高・大学生・専門学生100円、小・中学生60円、各種障がい者手帳持参で無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館)