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ハイキングから本格登山まで。トレッキングシューズの選び方とオススメのモデル10選

まっぷるライフスタイル編集部

更新日: 2022年6月6日

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ハイキングから本格登山まで。トレッキングシューズの選び方とオススメのモデル10選

登山やハイキングの人気が高まっている昨今。登りやすい里山から本格的な高山まで、どんなレベルの方でも美しい自然に没頭できるのが魅力です。近年、ステイホームも相まって、健康維持で始める方も増えています。

そんな登山ですが、安全かつ快適に楽しむために欠かせないのが、トレッキングシューズです。今回は、トレッキングシューズの選び方について解説した後、筆者オススメのモデルをご紹介したいと思います。ぜひ気に入った靴を履いて、感動的な景色の中を歩いてみてください。

トレッキングシューズの重要性

トレッキングシューズの重要性

舗装された道でなく、変化に富んだ道を歩く登山・ハイキング。靴の役割は極めて重要です。

長時間歩くことを想定しているため、疲れにくく歩きやすいようにデザインされており、怪我防止についてもよく配慮されているのがポイントです。

例えば、岩場シーンでは、分厚いソールが衝撃を和らげてくれますし、堅いトウはつま先を怪我から守ってくれます。また、渡渉(川を渡る)のシーンでは、高い防水性を発揮し、ソールの高いグリップ力は滑落を防止してくれます。

このように、あらゆるシーンで抜群の対応力を有しているトレッキングシューズは、登山・ハイキングにおいて必須のギアと言えるでしょう。

トレッキングシューズを選ぶ5つのポイント

それでは次に、トレッキングシューズを選ぶ際、5つのポイントについて解説します。基本的なスペックを押さえた上で、自らの用途に応じて優先度を意識してみましょう。

ソールの剛性

普段履く靴との一番大きな違いこそ、ソールの剛性でしょう。硬いソールを採用しているため、凹凸のある地面でも安定して歩くことが可能です。また地面の反発も和らげられるため、長時間歩行の際には疲労軽減につながります。

イタリアの老舗メーカー・ビブラム社の手がける通称「ビブラムソール」がトレッキングシューズ界において、高品質なソールのスタンダードになっています。

軽量性

長時間歩行する登山では、少し重量が大きいだけでも、疲労の蓄積につながります。トレッキングシューズは靴としての堅牢性が一番重要なので、軽いことが絶対条件ではないのですが、一つの目安としておくと良いでしょう。

靴のモデルや形状にもよりますが、500g前後のトレッキングシューズが軽量になります。400g前後のものも多くありますが、後述するようにローカットの靴が多いです。

防水性

急な天候変化も多い登山。その際、防水性を備えたトレッキングシューズが欠かせません。全天候対応できるのは、山登りにおいて大切なリスクマネジメントです。また登る山によりますが、渡渉(川を渡る)のシーンでも大いに役立ちます。

ただ防水性の高い靴は、ムレやすいのが特徴。そのため、防水と透湿性をバランスよく備えたモデルをオススメします。

靴の形状

続いて前述の3項目にも大きくかかわってくるのですが、トレッキングシューズを選ぶ際にわかりやすいのが、靴のカット高の違いになります。

ローカット

足首を覆わない作りになっているタイプです。比較的ソールの柔らかいものが多く、快適に歩くことができます。普段使いのスニーカーと近い感覚です。日帰りのハイキングや軽登山にオススメできます。

ねじれに弱い傾向にありますが、近年この点をカバーするローカットシューズも数々リリースされています。

ミドルカット

くるぶしが隠れる程度の丈になっているタイプです。足首が守られ、トウはローカットより硬いため、怪我の防止にも長けています。ソールは柔らかいものから、硬いものまで様々。まさにローカットと、後述するハイカットの良さを、程よくミックスしたモデルも多く揃っています。

登りやすい里山から本格的な高山までカバーする、汎用性の高さを持っており、初めての一足にオススメできます。

ハイカット

足首までしっかりホールドするタイプです。ねじれ剛性に強く、ソールも頑丈です。本格的な登山で険しい登山道を歩く際には、かなり安心感があります。GORE-TEXを採用しているモデルも多く、1泊2以上の登山では大きなアドバンテージになる一足です。

一方で重量があり、整備された道では歩きにくいため、ハイキングや軽登山ではオーバースペックになることも。

サイズ選び

ここまではトレッキングシューズを選ぶ際のスペックや形状でしたが、最後に大切なのがサイズ選びです。いかに高機能なトレッキングシューズを選んだとしても、ぴったり合って初めて真価を発揮します。

サイズ選びのポイントとしては、ワンサイズ大きめを選ぶことをオススメします。つま先のゆとりを作ることで、足を痛めることなく歩くことができるからです。

また登山・ハイキングでは厚手のソックスを履くことも多く、ワンサイズ大きい方が安心です。

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