
更新日:2022年3月16日
ご飯のお供をお取り寄せ!おすすめ22選 白めしが何杯でもいける!
おうちごはん率が急上昇の昨今。いつもの食卓に彩を添える何かが欲しい、と思いませんか?
今回はご飯にのせるだけで至福の瞬間が味わえる、ご飯のお供をご紹介。
とにかくご飯が好き、ちょっと贅沢して高級食材が食べたい、酒の肴も欲しい、アレンジして料理に使いたい、ちゃちゃっと簡単においしいものが食べたい!
などなど、様々なシチュエーションに救いの手を差しのべてくれるのが「ご飯のお供」だと、独断と偏見で断言します。
それを証明するためにも、実際に「ご飯のお供」をお取り寄せして、実食した感想とともにご紹介していきます。
この記事の目次
- ご飯のお供をお取り寄せ1. 中村家の「三陸海宝漬」(岩手)
- ご飯のお供をお取り寄せ2. 久羅沙喜の「花瑠&花星(おいる&おいすたー)」(広島)
- ご飯のお供をお取り寄せ3. ノフレ食品の「南極料理人 やみつきシャケ」(北海道)
- ご飯のお供をお取り寄せ4. チーズファクトリーの「たまり漬チーズ」(栃木)
- ご飯のお供をお取り寄せ5. 久世福の「食べる、だし醤油」と「国産九条ねぎのおかず味噌」(長野)
- ご飯のお供をお取り寄せ6. 久世福の「国産九条ねぎのおかず味噌」(長野)
- ご飯のお供をお取り寄せ7. ふくやの「tubu tube(ツブチューブ)」(福岡)
- ご飯のお供をお取り寄せ8. いずも八山椒の「ジャコのり~頼むからごはんください。~」(島根)
- ご飯のお供をお取り寄せ9. キッチン飛騨の「ご飯にかけるハンバー具ー」(岐阜)
- ご飯のお供をお取り寄せ10. 下鴨茶寮の「料亭の昆布ふりかけ」(京都)
- ご飯のお供をお取り寄せ11. 川島旅館の「とよとみフレーバーバター うに」(北海道)
- ご飯のお供をお取り寄せ12. 十勝スロウフードの「牛とろフレーク」(北海道)
- ご飯のお供をお取り寄せ13. ヤマイチ商事の「スタミナ一番」(岐阜)
- ご飯のお供をお取り寄せ14. 阿部幸製菓「柿の種のオイル漬け」(新潟)
- ご飯のお供をお取り寄せ15. 龍のたまご(大分)
- ご飯のお供をお取り寄せ16. 西利の「千枚漬」と「みぶ菜きざみ」(京都)
- ご飯のお供をお取り寄せ17. 吾妻食品の「うまくて生姜ねぇ!!」(福島)
- ご飯のお供をお取り寄せ18. 坂元醸造の「黒酢酸辣飯」(鹿児島)
- ご飯のお供をお取り寄せ19. 沼津港かねはちの「オイルサバディン」(静岡)
- ご飯のお供をお取り寄せ20. 三幸の「サーモン塩辛」(新潟)
- ご飯のお供をお取り寄せ21. 山年園の「高級お茶漬けセット」(東京)
- ご飯のお供をお取り寄せ22. 岩内鰊和次郎の「伝統の漁師めし<糠にしんの茶漬け>」(北海道)
- 自分好みのご飯のお供を探してみよう
ご飯のお供をお取り寄せ1. 中村家の「三陸海宝漬」(岩手)
中村家の「三陸海宝漬」は、どんなご飯のお供?
めかぶの醤油漬にあわびといくらをトッピング。あわびは旬の時季に厳しい目利きで選び、「だまし煮」という技法でやわらかく仕上げています。冷蔵庫での解凍に9時間程度必要。
中村家の「三陸海宝漬」は、旨みのつまっためかぶの醤油漬けに、ピッカピカのいくらとやわらかなあわびをトッピング。特別な日を彩るとっておきの一品にぴったりで、いっしょに食卓を囲む人たちの反応を思い浮かべれば、お取り寄せの作業すらウキウキしてしまいます。
そして、おいしそうだと喜ぶ人たちにこう説明するんです。
「水と塩、酒で鍋の中に海のような環境をつくって、弱火から徐々に温度をあげて火を入れていくと、あわびが踊りだすんだよ。だまし煮っていうの」。
おいしいものを食べたいのはもちろんだけど、こういうプラスアルファのお楽しみがあると気分が上がるし、自分の株も上がる(これ結構大事)。
逆も真なりではないけれど、そんなハレの日だけでなくただの日常を変えてくれるのも、とっておきの味だと思うんですよ。
特製醤油で漬け込まれたいくらが口の中で弾け、あわびの歯ごたえと柔らかさのバランスに小躍りし、めかぶのトロミに再敬礼・・・。目利きが選んだ食材を職人技で仕上げる。そんなありがた~い海宝漬があれば、その手間と時間をいただいて、自分をかわいがってあげられます。
そう、海の宝石をお取り寄せできる大人は、ハレの日もケの日もおいしいもので自分をハンドリングできるんですよ。
ビジュアルでノックアウト! ひと口食べれば旨みの奔流に巻き込まれるご飯のお供
むっちりとした歯ごたえながらやわらかいアワビと、味の染みたイクラがプチっとつぶれたときの幸福感。すごくおいしいだろうな、という予想を裏切ることなく大大大満足でした。
しかし、いい意味で予想を裏切ってくれたのがめかぶ! とろとろと糸を引くめかぶだけでご飯が進む進む・・・。とくに強い味付けではないところがまた、素材のポテンシャルを存分に感じさせてくれます。旨み成分ってやっぱりすごい。
写真では上品にのせてみましたが、たっぷり盛りつければそれはもう海鮮丼です
ご飯のお供をお取り寄せ2. 久羅沙喜の「花瑠&花星(おいる&おいすたー)」(広島)
久羅沙喜の「花瑠&花星(おいる&おいすたー)」は、どんなご飯のお供?
広島湾の宮島浦大奈佐美の清浄海域にある自社養殖場で獲れた牡蠣を使用。香ばしく焼いて醤油で味付けしてからコーン油に漬けています。
太古の昔から世界各地で食べられていた牡蠣。それは、海のミルクと呼ばれているように栄養たっぷりだからというだけでなく、やはりおいしかったからに決まってます。味気ない栄養のみの生活なんて考えられないタイプの筆者だけでなく、世界各地に食いしん坊は多かったのでしょう。ある意味グロテスクといえるあのルックスに秘められた、たまらない潮の香りと奥深い味わい。食べ終えた殻を積み上げて、悦に入る人々を誰が責められましょうか。
そして、日本で旨い牡蠣を育ててくれる広島に感謝です。その広島の牡蠣を、これまたスゴイものに昇華させてくれたのが、久羅沙喜さん。久羅沙喜の「花瑠&花星(おいる&おいすたー)」は、ほんのり醤油風味の牡蠣を、純正コーン油に漬けこんだオイル漬けで、食感がフォアグラのようだと話題です。旨みがギュギュっと凝縮されていて、ワインに合うんだ、これが。そして、醤油のパワーでご飯とも仲良くできます。個人的には、少し追い醤油をしてご飯との結合を促しております。
そして残ったオイルも絶対に捨てちゃいけません。牡蠣の旨みが憑依した調味オイルは、パンにつけて良し、パスタに和えて良し、ドレッシングにしてもこれまた良し。
ぜひ、瓶に詰まった旨みをすみからすみまでかっさらってください。
これだけで立派な一品料理!大粒の牡蠣はもちろんオイルが最強のご飯のお供
牡蠣の旨みに醤油の風味が上乗せされた、ご飯がバクバク進むというよりは、ゆっくりじっくり味わいたいですね。
ワインやパンとの相性も最高で、アレンジ次第でパーティー料理として十分通用すると思います。
このオイルがまたすばらしくて、バゲットにつけたり、パスタにしたりとむちゃくちゃ使えるので最後の一滴まで楽しめます。
ご飯のお供をお取り寄せ3. ノフレ食品の「南極料理人 やみつきシャケ」(北海道)
ノフレ食品の「南極料理人 やみつきシャケ」は、どんなご飯のお供?
北海道産の白鮭を焼き上げ、手作業でほぐしたものを、ほたて、玉ねぎ、にんにく唐辛子とともにビン詰め。サラダやトーストのトッピング、パスタの具としても使えます。
「南極料理人」はちゃんと映画館で観た筆者です。あの、あの料理人が作ったヤツですか! いや、決して主演の俳優さんと混同しているわけではありません。エピソードににじみ出るご本人の人となりには、感じいるものがありました。食の持つパワーとか、限りある食材を余すところなく使うとか、疲れた隊員たちへのサプライズとか。そういうことを考え、長きにわたって実行してきた料理人の作るものってどんな味なんだろう。食べてみたい、素直にそう思いました。
そして、食べてみてやっぱりすごい人なんだと思いました。焼いてほぐした北海道の白鮭に、ホタテの旨み、ニンニクとタマネギの香味をプラス。単純といえば単純な構成なのかもしれませんが、文字通りやみつきになる味なんです。料理人の腕ってこういうところに出るんだろうなあ、とグングン減っていく瓶を眺めながら感慨に浸っておりました。
実は、ノフレ食品の「南極料理人 やみつきシャケ」を食べた後に疑問がひとつ。原材料の白鮭って何? 調べてみると、日本で獲れる鮭で時知らずや秋味など地方や成長度合いで名が変わるそうです。閑話休題。
ご飯のお供で鮭といればフレークだけど。これはもう料理です! 素敵な前菜です!アレンジしてメインへの昇格もバッチコイです! と快哉を叫んで締めたいと思います。
商品名に偽りなし!後引くおいしさでリピート確定のご飯のお供
これはただの鮭フレークではありません。映画にもなった南極料理人、西村 淳さんが監修したこだわりレシピなんです。
まずは、鮭の旨みを底上げしてくれているホタテの存在に感心しきり。強く主張していないのにこの仕事っぷりは大したものです。
そして、食欲をそそるニンニクとタマネギの香味、辛さではなく全体を引き締めてくれる唐辛子。
その塩梅がパーフェクトなのでは、と黙々と食べてしまいました。
ご飯のお供をお取り寄せ4. チーズファクトリーの「たまり漬チーズ」(栃木)
チーズファクトリーの「たまり漬チーズ」は、どんなご飯のお供?
日本人の味覚に合わせて作られた、オリジナルチーズを販売しているチーズファクトリーが開発。ダイスカットされたチーズ加工品を、独自の醤油調味液に漬け込んであります。
チーズと醤油は合うのか。チーズと海苔の組み合わせや、和風ピザなどのアレンジ料理など、和との相性はなんでもイケるとまではいかなくても、合わせ技としてはアリ寄りのアリといったところでしょうか。
しかし、チーズファクトリーの「たまり漬チーズ」を食べてみるまでは事前に聞いていた評判に懐疑的でした。
まずはそのまま。うん、チーズだ。でもなんか違う。チーズ好きの方々はあの独特の風味や香り、恐れずに言うならばチーズ臭さがたまらないと思いますが、こちらはナチュラルチーズなので、キツくはないですね。だからこそ、ジャンル違いの醤油のうまみを受け入れているのかもしれません。
そして、ふたつの味わいが一体化しているというよりはお互いに仲良くしている感じですね。赤と青を混ぜて紫にするのではなく、赤と青が仲良く寄り添ってキャッキャうふふしているイメージです。
やっぱり好き嫌いというか、個々の好みはある商品だと思います。ただ、チーズを違った角度から味わいたいチーズ好きにはおすすめですね。好きなら、その子の持つ意外な表情も見てみたいじゃないですか。
ご飯とも思ったより合うな、というのが筆者の感想ですが、共に実食した同僚のやっぱり酒だな、という意見にも同意です。
たまり醤油を纏ったチーズのコクがすごいご飯のお供が盗むのは米か酒か
チーズらしさはそのままに、たまり醤油の味わいが層のように舌に届き、お互いの良さを邪魔しないバランスがとても良いです。
チーズとご飯?と思うかもしれませんが、想像以上に合うなとホクホクしながら、同時にこれで日本酒をクイッといきたいとも強く思ってしまいました。
正直、米派と酒派で意見が分かれる商品ですね。
(写真は楽天市場より)たまり漬だけでなく、もろみ漬、みそ漬もお試しを。
ご飯のお供をお取り寄せ5. 久世福の「食べる、だし醤油」と「国産九条ねぎのおかず味噌」(長野)
久世福の「食べる、だし醤油」は、どんなご飯のお供?
長野県中野市にある老舗醤油蔵で、国産大豆と国産米麹を特製生醤油だれに2か月漬け込みます。低温で熟成させて、さらに国産米麹を加えて作るもろみにだしの旨みをプラス。
もろみのムチッとした食感で”食べる”感覚を、花かつおで”だし”を、汁気もあって調味料としての”醤油”の役目も果たしてくれて、表情豊かなトップランカーです。野菜につけたり、卵かけご飯に加えたりと、ひと味加えるアレンジ力も超優秀。
醤油という日本人に欠かせない調味料をご飯のお供にアレンジした、ありそうでなかなか無いクオリティにびっくりです。
もろみのムチッとした食感が最高のご飯のお供
もろみというだけでご飯を用意したくなるのに、そこに焼津産の花かつおの旨みをプラス。
なんて罪作りなものを生み出すんだ、と思いながらご飯にのせてひと口。これはアカン・・・ともうひと口。豆の粒が米ともっちりとからんで、これはたまらんともうひと口。
すっかり茶碗が空になってしまいました。ちなみに、公式でおすすめのたまごかけご飯もすごかった。
朝ごはんにすれば一日幸せに過ごせますよ。
ご飯のお供をお取り寄せ6. 久世福の「国産九条ねぎのおかず味噌」(長野)
久世福の「国産九条ねぎのおかず味噌」は、どんなご飯のお供?
信州味噌に京都の伝統野菜である九条ネギと国産ニンニクを加え、時間をかけて丁寧に具材の水分を飛ばしています。九条ネギのザクザクとした食感と国産ニンニクのコクが魅力。
こちらも野菜につけたり、ひと味加えるアレンジ力も超優秀。ごはんがどんどん進むクオリティに驚きます。
このご飯のお供、茶碗を奪いにグイグイくる実家のおかん並の訴求力
信州味噌をベースに九条ネギ、大葉、ニンニク、かつお節とおいしいに決まってる、というラインナップ。
味噌と米、ああ日本人で良かったと感謝しながらパクつきます。しっかりとした味わいでご飯が進み、これぞ王道だとしみじみ。
また、飽きずに何度でも食べたくなるという点も王道の王道たる所以でしょうか。
焼きおにぎりにも使えるし、キュウリなどの野菜にも合う万能感もうれしいですね。
ご飯のお供をお取り寄せ7. ふくやの「tubu tube(ツブチューブ)」(福岡)
ふくやの「tubu tube(ツブチューブ)」は、どんなご飯のお供?
ふくやさんといえば、言わずと知れた博多の明太子の名店。博多みやげとしていただくことも、買って帰ったこともあるでしょう。味への信頼も厚いですが、今回ご紹介するのはチューブの明太子「tubu tube(ツブチューブ)」。
ふくやこだわりの明太子をチューブタイプに。2013年の発売以来、110万本以上を売り上げた人気商品。和風だしやとろろ、バジル風味、ごま油風味など多彩な味が揃う。
ワンタッチで開けられて、好きなだけご飯にのせられる。もう、ご飯をよそう、冷蔵庫開ける、パカッとあけてブチュっと出して、冷蔵庫閉める。それだけの労力でペコペコお腹を満足させられるんですから、なんてありがたい。
おいしさはもう言うまでもないのですが、加工されているので味にムラがない気がします。心なしか辛さや舌ざわりもマイルドなのかな。ひと腹を自由に食べ進めるフリーダムな感じとか、切子のかたまり感とご飯の交ざり具合とか、それぞれ良さがあるんですが、チューブだと均等にかけられて、ご飯と明太子の配分に頭を迷わせることがないという利点もご紹介しておきます。
そして、チューブなら料理にも使いやすいんです。麺に絡めたり、パンにあわせて明太チーズにしたり、混ぜて卵焼きにしてもいい。和洋なんでも来いという明太子のあらゆるレシピに挑戦できて、楽しくなってすぐ無くなっちゃいました。
アレンジ用に、バジル風味やごま油風味もお取り寄せしてみようかと画策しております。
安定のおいしさを新スタイルで超手軽に楽しめるご飯のお供
明太子という存在も、ふくやというブランドも定番中の定番なのですが、あえて選んだのはチューブ式というスタイルから。
疲れているからなのか、あの薄い皮がどうしても許せない日ってありませんか?これだといつもの味をノンストレスでご飯にのせてお口へGOできます。
その間わずか数十秒といったところでしょうか。
もちろん、料理するときにも適量をすばやく加えることができてとっても便利です。
ご飯のお供をお取り寄せ8. いずも八山椒の「ジャコのり~頼むからごはんください。~」(島根)
いずも八山椒の「ジャコのり~頼むからごはんください。~」は、どんなご飯のお供?
島根県雲南市の豊かな自然の中で栽培された山椒と海苔、ジャコを炊き上げました。保存料・着色料無添加のオリジナルの佃煮です。テレビ番組での感想が商品名になったそう。
恥ずかしながら、山椒の魅力というものを今まであまり考えたことがありませんでした。ウナギにかける粉山椒や麻婆豆腐に使われるものと、料理の一部としてのみ認識していたのが、嘘のように吹っ飛ばされました。鼻に抜ける爽やかな香りに、添え物でなく主役だわコレ。と、その瞬間に自分の中の山椒の立ち位置が舞台中央スポットライトど真ん中になりました。もちろん、海苔の佃煮としての一体感もあり相性もバツグンでしたと言い添えておきます。
いずも八山椒の「ジャコのり~頼むからごはんください。~」に使われているのはいずも八山椒のもので、自然豊かな土地で丁寧に作られていて「山のキャビア」と呼ばれているそう。また、出雲地方の山椒は「出雲國風土記」に「かわはじかみ」という名で登場するほど歴史があるというから驚きです。
ご飯のお供らしい味わいですが、爽やかな香りが軽やかにしてくれて、するすると食が進みます。そういえば、ちりめん山椒というツワモノもいるんだから、そこに海苔が参戦しておいしくないわけがないんですよね。でも、やはり山椒の質の高さに衝撃でした。山椒というスパイスの基準が上がってしまったのは、いいことなのかどうなのか。今後の傾向と対策を練らないといけませんね。
山のキャビアと呼ばれる爽やかな山椒の香りが広がるご飯のお供
山椒好きならぜひ食べて欲しいのがコレ。
鼻に抜ける香りという表現がこれほどぴったり当てはまるのも珍しいのでは、とまじまじと茶碗を見つめてしまうほどの衝撃でした。
育てた人たちが自信をもって「山のキャビア」と呼ぶほどの山椒と瀬戸内産の海苔、ジャコの食感がアクセントとなってご飯を瞬殺です。
ご飯のお供をお取り寄せ9. キッチン飛騨の「ご飯にかけるハンバー具ー」(岐阜)
キッチン飛騨の「ご飯にかけるハンバー具ー」は、どんなご飯のお供?
かける〇〇、と銘打ったご飯のお供をよくみかける。ええ・・・・・・それを?!というものも無きにしも非ずだが、こちらはハンバーグです。大人も子どもも大好きなハンバーグ、しかもデミグラス系ではないか。どっちだ?どっちなんだ?! となりつつも、品切れ続出、ステーキハウスのハンバーグ、飛騨牛というそそるキーワードに口の中は期待感でばっちりスタンバイOK。よし、バッチ来~い!
キッチン飛騨の「ご飯にかけるハンバー具ー」を食べて納得しました。もう、ハンバーグそのものです。おいしいハンバーグをご飯にワンバンさせて食べる、あれが瓶に詰まってます。そして、濃厚です。ソースの味わいも肉の味わいも、お互い負けないくらいにしっかり。肉の脂のうまみが溶けきるように、しっかり熱々にして食べるのがおすすめです。
ただ、濃厚ながっつりおかずそのものなので、さっぱりサラッと済ませたい日は封印です。身体ががっつりを求めているときに、いそいそと食卓へ登場させたいですね。
残ったハンバーグをミートソースに変身させるという、力業を使うことがあるのですが、この商品も超贅沢なソースとして使うのもいいですね。ご飯だけでなく、パンやパスタにも合うし、チーズを加えてもバッチリです。
甘辛いソースのてりマヨ味も販売しています。
ライスオンハンバーグでがっつり食べられるご飯のお供
大人も子どもも大好きな味を、より本格的かつ濃いめに仕上げてあるので、ワンプレートならぬ、茶碗ひとつで洋食レストラン気分が楽しめます。
ポイントはご飯を熱々にすること。肉の脂や肉汁が溶けてご飯に絡まり、グッとおいしくなるんです。
チーズとの相性もバツグンなので、ドリア風にアレンジするのもおすすめ。
ミートソースがわりにパスタにかけても間違いなしです。
ご飯のお供をお取り寄せ10. 下鴨茶寮の「料亭の昆布ふりかけ」(京都)
下鴨茶寮の「料亭の昆布ふりかけ」は、どんなご飯のお供?
下鴨茶寮は創業安政3(1856)年、京都の地で歴史を紡いできた老舗料亭。その土地の食材をその土地の調理法で料理する土産土法を守り続けてきました。文人要人をはじめ、多くの人に愛されてきた名店です。その下鴨茶寮のお取り寄せは、自宅用はもちろん贈答用にもぴったりの特別感あふれるものばかりです。
昆布ふりかけは、北海道道南産のがごめ昆布に干しえびやごまを加え、山椒の香りをプラスした贅沢なふりかけです。注目したいのはがごめ昆布。北海道函館近海でのみ獲れる希少な昆布で、粘りやとろみが強いのが特徴。
そのままだとふりかけ然として乾いているのですが、ご飯にかけたり混ぜ込んだりして蒸らされると水分を含んでとろみが出てきます。そして、そのとろみがご飯との一体感を生んで、うまみまで増しているような気がします。しっかりととろみを堪能したいのなら、水かお湯で溶いて混ぜるひと手間をかけるのがおすすめ。そのトロトロの状態で、野菜や豆腐にかけたりしても楽しめます。
料亭の味、というフレーズもよく聞くようになりましたが、やはり本物はすばらしい。下鴨茶寮の「料亭の昆布ふりかけ」は、上品でまろやかなのにご飯が進むというのが、色々と考え抜かれているんだろうなと料理人の仕事っぷりを感じました。
料亭の味をかけるだけで食卓がランクアップするご飯のお供
言わずと知れた老舗料亭「下鴨茶寮」のふりかけです。
そのままでもおいしいのですが、このふりかけが実力を発揮するのは混ぜ込みおにぎりやお茶漬けなど、水分を含んだときだと感じました。
北海道産のがごめ昆布を使っていて、水分を含むととろりと糸を引いて食感もまろやかになり、ご飯とのなじみもアップします。
お湯や水で溶いてとろりとさせてからご飯にかけるのがシンプルでおすすめ。
ご飯のお供をお取り寄せ11. 川島旅館の「とよとみフレーバーバター うに」(北海道)
川島旅館の「とよとみフレーバーバター うに」は、どんなご飯のお供?
北海道最北端の宗谷岬から直線距離で50kmほど、日本最北の温泉郷となる豊富温泉があります。その泉質は極めて珍しく、石油の臭いも特徴となる油分を含んだお湯で、保湿保温効果が高い美肌の湯と言われています。豊富温泉にあるの宿のひとつが川島旅館。とよとみフレーバーバターはここで作られています。珍しい温泉につかってみたいし、雄大な自然も眺めたい。でも遠い!遠すぎる! しかし、お取り寄せならその豊かな自然を舌で味わえるじゃないか!ということでレッツお取り寄せです。
広々とした草原で育てられた牛たちは放牧地の牧草からミネラルを摂取しているから、牛乳の後味はすっきりとしています。その乳質を活かしながら、ミネラル分豊富な宗谷の塩や北海道産のてんさい糖などを使用して作られたフレーバーバターはなんと14種類。どれにしようか悩んだけれど、ご飯のお供ならばやはりうにか、ウニだ、雲丹なんだー!という謎テンションでうにに決定。
川島旅館の「とよとみフレーバーバター うに」は、白く美しいバターに、うにのつぶつぶが満天の星のように浮かんでいます。ご飯にのせて、醤油をたらして、じわじわと溶けていくうにバター。よしカンペキ。うにの潮の香りとバターの塩気がいい具合に米を盗んでいきます。ありがとう北海道!
おいしいウニとおいしいバターが合わさった最高のご飯のお供
北海道といえばバター、北海道といえば魚介。おいしいもの同士がタッグを組めば怖いもの知らずという好例でしょう。
ごはんにのせて溶けていく様に胸が高まり、バターのコクと塩気でご飯が進みます。
お好みでちょっと醤油をたらすのもいいですね。そして、どんな風にアレンジするかを考えるだけで楽しいんです。
公式のパスタもいいけれど、やはり北海道ということでほくほくのジャガイモに合わせたいですね。
ご飯のお供をお取り寄せ12. 十勝スロウフードの「牛とろフレーク」(北海道)
十勝スロウフードの「牛とろフレーク」は、どんなご飯のお供?
レバ刺しなど肉の生食が危険とされ色々な規制がある昨今、刺し身やユッケが大好きな方々は悲しい日々を過ごしていることでしょう。そこに綺羅星のように現れた牛トロフレークのお取り寄せ。これはいっとかなきゃでしょ。ということで筆者の元へと来てくれた牛トロちゃん。
牛トロ丼は十勝の郷土料理で、「ご当地どんぶり選手権」で2012年から入賞し続けるなど、なかなかの実績を持つ実力派。十勝スロウフードの「牛とろフレーク」は、その牛トロ丼を気軽に味わえるんです。そもそも、北海道で健康的に育てられた牛というだけで・・・はい、もうおいしい。
アツアツご飯の上で一瞬ごとに赤く染まっていくその美しさに見とれる至福は、肉好き同士なら問答無用でご理解いただけるでしょう。別売りのタレは少し酸味があって、さっぱり系。ちなみに、醤油とワサビでも文句なしでおいしいです。そして、うまみあふれる脂の誘惑。その輝きをまとったご飯にメロメロにされてしまいます。
衛生的に加工されているからこそ味わえる生食感。そして、牛トロフレークは凍っているものなので、買って帰るということができません。お取り寄せだからこそ味わえるという、お取り寄せファンにうれしいポイントもニクイですね。
アツアツご飯の上で溶けていく極旨ご飯のお供
必ず凍ったままのフレークをご飯の上に。という注意書きに従ったものの、最初は真っ白でどうなることかと思いました。でも心配ご無用、どんどん溶けだしておいしそうな赤に染まっていきました。
専用のたれをかけていざ勝負! ひと口ほおばると、肉の味わいがグンと入ってきます。そして、熱いご飯とのマリアージュで溶けだした脂はまろやかで、少し酸味のあるたれとの相性もバッチリです。
いかん、これは丼を抱えて豪快にかきこむやつだ。
ご飯のお供をお取り寄せ13. ヤマイチ商事の「スタミナ一番」(岐阜)
ヤマイチ商事の「スタミナ一番」は、どんなご飯のお供?
なめたけといえば、誰もが知っている優しい味わいの常備菜。和食のシンプルなご飯のお供としておなじみですよね。なめらかな食感がおいしくてご飯と相性ぴったりだけど、正直あまり存在感がないような…?食べ盛りの若者や男性で、わざわざなめたけを食べようとする人は少ないかもしれません。でも、食いしん坊も大満足のなめたけがあるんです!
ヤマイチ商事の「スタミナ一番」はにんにくと唐辛子を使ったガツンとした味付けのなめたけ。にんにくスライスも一緒にたっぷり漬け込まれていて、スタミナがギュッ!と凝縮されています。食欲をそそる香りがたまりません!!パンチが効いた味わいにご飯がどんどん進んでしまいます。でも食べたあとは口臭が気になってしまうので、平日は控えた方がいいですね。週末の楽しみに取っておくと、仕事もがんばれそうです。
男くさいパッケージの通り、この商品は男性をターゲットにしているけど実は女性にも人気。そりゃにんにく好きな女性もいるし、スタミナつけたいときもありますもんね…!!ご飯に乗せたりラーメンに入れたりするのも定番の使い方ですが、パスタやアヒージョなどアレンジ次第ではおしゃれな料理に大変身。自分のお気に入りの食べ方を見つけるのも楽しみのひとつですね!
出でよスタミナ! ご飯のお供にも調味料としてもガツンと最強!
ご飯のお供らしいしっかりとした味つけに、これまたしっかりとニンニクと唐辛子がきいていて、スタミナがガンガンに付きそうです。
ただ、旨さと風味と引き換えににおいもパワフルなので、人と会う前は気を付けた方がいいですね。
それを考えなければ、もう後を引くおいしさでおかわりの誘惑が止まらないです。
実は、正直に申告するとパケ買いでした。
でも、食べてひと口ぼれ、調味料としての汎用性の高さにさらにほれ込んでしまいました。
ご飯のお供をさらに美味しく!ずぼらアレンジ
ご飯のお供をお取り寄せ14. 阿部幸製菓「柿の種のオイル漬け」(新潟)
阿部幸製菓「柿の種のオイル漬け」は、どんなご飯のお供?
柿の種を食べたことがある人も食べるラー油を食べたことがある人も、世の大半を占めるかと思います。しかし、出会いというのは恐ろしいもので、やめられない止まらない危険なブツがこの世に誕生してしまいました。
やはりベースとなる柿の種がおいしいからなんでしょうか。新潟の柿の種はおいしい、というのは以前から知っていたのですが、ご飯のお供になるとは予想もしなかったですね。確かに、柿の種を衣にした揚げ物など料理アレンジに使われるというのは認識してましたが、こういう方向性を考えついて開発してくれた方々がスゴイ。深く感謝いたします。
阿部幸製菓「柿の種のオイル漬け」ですが、オイル漬けということはしんなりしているのでは? という思いがちですが食べてびっくり、まるのままの柿の種はサクサクで、苦も無く噛み砕けるのに主張はあって、そう来るかと歯が喜ぶ感じです。クラッシュされたものはガーリックやフライドオニオンと三位一体となってザクザクと存在をアピールしてくる。どちらもアピール度は高いのに、ご飯も巻き込んでしっかりタッグを組み、相性ばっちり作戦で挑んでくるので、もう無抵抗で心地よい敗北感に身を任せてしまいます。
激辛やだし醤油バージョンもあるので、次はそっちにも挑戦して食べる楽しみ、噛む楽しみを堪能しようと計画中。
ザクザク食感がとにかくすばらしい! ご飯のお供
最初の感想は、この食感はなんなんだ?!という驚きでした。これはもう奇跡の食感が主役の食べ物です。
そして、ラー油部分のフライドガーリックやフライドオニオンの食感との違いとマッチングにさらに目がまんまるになりました。
予想の裏切り度では今回のぶっちぎりです。しかし、食感に気をとられていると後からしっかり辛さがやってきます。
でも、それは旨みを内包した辛さで、辛い物があまり得意でない筆者にはちょうどよかったです。
ご飯のお供をお取り寄せ15. 龍のたまご(大分)
龍のたまごは、どんなご飯のお供?
龍のたまごは、たまごを割ってみると、黄身の色が普通のたまごと違うのが一目瞭然。黄色よりも何倍も濃いオレンジ色の黄身で、つやつやした光沢とはちきれんばかりの張り感に包まれています。透明感のある白身もきっちり2段に分かれていて新鮮そのもの。もう、見た目だけでただ者ではないという雰囲気がビンビンに伝わってきます。
たまごのおいしさをストレートに味わうなら、やはりTKGでしょう。シンプルなたまごかけご飯ですが、実は調べてみると作り方もひとそれぞれなんですよね。ご飯に直接たまごを割り入れるか、別の器でといてからかけるか。最近では醤油ご飯を作ってそこに味付けなしのたまごをかける方法が話題だったり。ちょい足しや白身をメレンゲ状にするなんていう、もはやレシピだろというものまで色々あって、TKGされどTKG、みんな研究に余念がないんだなと感じます。
ここは、スタンダードと思われるご飯にくぼみを作って龍のたまごを割り入れて、醤油をたらすスタイルで。味は濃いのにすっきりとした後味は、やはりたまごの質がいいからなのか。思わずかき込んでも、のどをスイスイと通っていきます。やはり餌や母鶏の健康に気を使ったブランドたまごは、丁寧に手をかけられた味がしますね。
ご飯のお供ド直球の卵かけご飯で贅沢してみた
太陽みたいにピカピカで美しい黄身に、目が釘付けになってしまいました。
いい卵なのだからと醤油はちょっぴり。ほかほかご飯にオン、黄身をくずす瞬間はやはりテンションがあがります。
食べてみたら、なんだろう、このスイスイとのどを通り抜けていく感覚は。さすがはブランド卵、味は濃厚。でも、その濃厚さに雑味が全くない。
矛盾した表現かもしれませんが、透き通るような濃厚さなんです。
ああ、高級卵ってこういうことなんだ。
ご飯のお供をさらに美味しく!ずぼらアレンジ
新タマネギを薄切りにして水にさらし、真ん中をへこまして生ハムを花のように盛り付けたらその中に卵黄のみを落とします。ごま油とポン酢、醤油を混ぜた簡単タレをかけたタマネギのユッケ。焼肉のたれを少したらせばよりユッケ味になります。
ご飯のお供をお取り寄せ16. 西利の「千枚漬」と「みぶ菜きざみ」(京都)
西利の「千枚漬」と「みぶ菜きざみ」は、どんなご飯のお供?
千枚漬は京の伝統野菜、聖護院蕪を漬けこんだもの。専用のかんなで薄く均等に削られた聖護院蕪を樽の中に並べ、絶妙な塩加減で下漬けが施されます。その後、昆布や酢などで味を整える本漬を行って完成となるそうです。壬生菜もまた、みず菜に似た京の伝統野菜のひとつです。千枚漬と合わせてよく食べられている印象をうけます。色合いや食感のバランスが良いのでしょうね。
はんなり、という言葉がこれほど合う漬物もないな、と思いながら箸を進めます。歯ざわり、塩気、酸味、昆布のうまみ。全てがまあるく収まっています。できれば炊きたてご飯の甘みと共に味わって欲しいものです。そこに壬生菜のシャキッと食感を投入すれば、相乗効果でよりおいしい。ご飯のお供に適しているのは濃い味だけじゃないんだぞ、と思い知らされます。
おみやげとして定番となった京漬物だからこそ、食べたことがある人も多いのでは。そして、その上品な味わいに京都らしさを感じたことでしょう。そのときの気持ちを再度味わうためにも、お取り寄せです。ご飯のお供の代表格の漬物ですが、その土地ごとに素材も漬け方も違うわけで、各地の漬物で旅気分を楽しむのもいいんじゃないでしょうか。
ご飯のお供をさらに美味しく!ずぼらアレンジ
●「千枚漬」に大葉とカニカマをのせてクルクルと巻いていきます。同様にハムとスライスチーズをクルクル。斜めにカットします。同じ材料でミルフィーユのように重ねてカットしてもキレイです。味付けはせず千枚漬におまかせで。
●「みぶ菜きざみ」とちりめんじゃこ、ごまを混ぜ込んでおにぎりに。なんの心配もなくおいしいです。
ご飯のお供をお取り寄せ17. 吾妻食品の「うまくて生姜ねぇ!!」(福島)
吾妻食品の「うまくて生姜ねぇ!!」は、どんなご飯のお供?
冷え性対策や太りにくい体づくり、免疫力アップなどに効果があると知られる健康フード“生姜”。身近な食材ですが、うどんの薬味など脇役として使うイメージが強くありませんか?「たまにはガッツリ生姜を食べたい!でもどうやって調理すればいいのかわからない…」そんな方には、気軽においしく生姜を食べられる吾妻食品の「うまくて生姜ねぇ!!」がおすすめです。
この商品はその名の通り、うまくて仕方ない万能調味料。国産生姜をたっぷり使用しており、ひと口味わうとその香りが口の中にフワ~ッ!と広がります。生姜の“ザクザク”とした食感が楽しめるのは、あえて不揃いにカットされているから。手作りでは再現できない手の込みようです!
また、生姜の旨みがガツンとインパクトのある味わいは、一度食べるとやみつきになること間違いありません。白いご飯だけでなく、パスタやそうめん、お肉や野菜などさまざまな食材と相性抜群です。特製醤油に漬け込まれているので、食材に乗せたり和えたりするだけでおかず一品の完成。疲れて自炊する体力がないときや、料理初心者さんの強い味方ですね!「うまくて生姜ねぇ!!」を常備して、健やかでおいしい食生活を送りましょう。
ご飯はもちろん肉や野菜にも寄り添っておいしさを引き出してくれるご飯のお供
駄洒落的な商品名は多いが、これまた直球だな。しかし、ほんとにうまくてしょうがないのだ。
ご飯にのせても、肉や野菜に合わせても、味変に使ってもばっちりの懐の深さ。薬味としての生姜のポテンシャルを超えちゃってます。
なにより、食べながら次はアレにかけてみよう、コレを作ってみようとアイデアがわいてくるのがすごい。
そして、一周まわってご飯に戻り、またアレンジに再出発の繰り返しになると予測がつくので、リピート決定かな。
ご飯のお供をさらに美味しく!ずぼらアレンジ
塩もみしたキュウリとサラダチキンを「うまくて生姜ねぇ」で和える。レンジで加熱した茄子にそのままかける。ひねりもないが確実に旨い!
ご飯のお供をお取り寄せ18. 坂元醸造の「黒酢酸辣飯」(鹿児島)
坂元醸造の「黒酢酸辣飯」は、どんなご飯のお供?
すっぱさと辛さのバランスが絶妙で、奥深い味わいが印象的な中華料理のスープ・酸辣湯(サンラータン)。日本人にはあまり身近ではない独特な味付けですが、熱烈なファンも多いのではないでしょうか?
酸辣湯に麺を入れて食べる酸辣湯麺(サンラータンメン)も人気ですね。その酸辣湯をご飯にかけていただけるのが、この万能調味料・黒酢酸辣飯(サンラーファン)。麺やスープとは違って、トロトロの餡があったかい白ご飯に絡みつき、ストレートにその旨みを感じることができますよ。黒酢の酸味がほどよく、どんどんお箸が進んでしまいます!!
鹿児島で200年もの歴史があり、独自の製法で黒酢を醸造する坂元醸造。この黒酢酸辣飯は、坂元醸造直営の黒酢料理を豊富に展開するレストラン「壺畑」が、人気メニューの「特製酸辣湯麺」をアレンジして販売しているもの。坂元醸造の黒酢は、工場で大量生産するのではなく、陶器の壺に入れて畑のようにずらっと外に並べ、温暖な気候の中でじっくりと発酵させるそうです。
最近はインスタントや冷凍食品の酸辣湯もありますが、ここまで黒酢にこだわった商品はあまりないはず。職人によってわが子のように大切に育てられた黒酢を、すでにおいしく調理された状態で気軽に食べられるなんて最高ですね!
壺畑で作られる黒酢を使った中華なご飯のお供
黒酢をふんだんに使っているだけあって「酸」のファーストインパクトは強烈。
そこに後追いでやってくる「辣」の刺激。口の中ですっぱ辛さがダンスを始めて、思わず「おぅ・・・」と一瞬動きが止まってしまいました。
でも、これがまたクセになるんです。酸辣湯麺の丼版なのですが、麺と違ってスープがない分ダイレクトに来る感じですね。
コク深い味わいで満足感も高いので、汁物でも添えればこれだけで軽いランチになりそうです。
ご飯のお供をお取り寄せ19. 沼津港かねはちの「オイルサバディン」(静岡)
沼津港かねはちの「オイルサバディン」は、どんなご飯のお供?
沼津港は静岡県内でも有数の漁獲量を誇ります。サバ、アジ、イワシ、カツオなど約1000種ともいわれるほどの水揚げがあり、アジの干物が名物として知られています。しかし、今回の主役はサバです。しかも、沼津魚市場仲買人の「かねはち」が作る缶詰なんです。削り節にするために燻製して乾燥させたサバを食べてきたことから、この味を大切にしながら新しい食べ方を提案したい、と考えたのが沼津港かねはちの「オイルサバディン」の開発につながったそう。
燻されたサバを漬けるのはオリーブオイルや綿実油。そこにガーリックやブラックペッパーで味付けしてあります。オイルサーディンともサバ缶とも違う、まさに燻鯖といった感じです。サバ自体が青魚である種のクセを持っていますが、そこにスモーキーな風味が加わってぐっと大人の味わいに。これでハイボールをグイっといけば・・・・・・。ああ、大人って楽しい。
肝心のご飯のお供としての実力はというと、アレンジしておかずにして食べるのが良いと思います。正直、ここまで燻製として完成度が高いと思ってなかったので、いそいそとアレンジ用の食材を買いに走りましたよ。オイルもおいしいので、チャーハンもおすすめです。ちなみに、サバサンドにしてパンにも合いますよ。
ただものではない鯖缶が沼津の海からやってきたご飯のお供
ツナ缶に近いイメージかと思いきや、スモーキーな香りと歯ごたえ、水分も程よく抜けていて、燻製としてもカンペキです。
まさに燻鯖!ガーリックの風味も食欲をそそりますが、これはどちらかというとお酒でしたね。ちびちびとつまみながら、ハイボールで決まりです。
そのままでご飯のお供にというよりは、アレンジしておかずに変身させるのがおすすめ。
サラダやチャーハン、トマトとあわせてイタリアンや鯖サンドにしてもおいしそう。
ご飯のお供をさらに美味しく!ずぼらアレンジ
コンビニのパックのポテトサラダに混ぜ込む。最後に大きめのフレークをトッピング。このままでも十分だが、お好みでブラックペッパーをガリガリしても。
ご飯のお供をお取り寄せ20. 三幸の「サーモン塩辛」(新潟)
三幸の「サーモン塩辛」は、どんなご飯のお供?
特に脂ののったハラス、この魅惑的なワードにあらがえる人はいるのだろうか。ハラスとはサーモンのお腹の部分の骨のないごく一部で、1匹から2本しか取れない貴重な部位です。しっかり脂肪が蓄えられているので脂ののりが最高。繰り返します。脂がのっているという言葉はすばらしい。それだけで第一段階クリアです。
そんなハラスを塩辛にした三幸の「サーモン塩辛」は、ごろっと切り分けられていて、歯ごたえのある部分と柔らかな部分の食感の違いも楽しめるというおまけつき。
サーモン好きで塩辛好き。そんな筆者がふらふらと吸い寄せられてしまうのも仕方ないですよね。
ボディは麗しのピンク、そこに糀の白いワンピースを纏って、ツヤっとイクラのアクセサリーを飾ったら、絶世の美女の完成です。世のご飯たちはその美女の前に跪くしか術はありません。あとはその美女を存分に愛でながら食べるのみ。ちなみに、極寒の海で育ったアトランティックサーモンが使われているそうなので、美女はバリバリの北欧美人です。
そして、味わいのキモである糀。やわらかな塩気とまろやかなコクは日本人の舌によくあいます。そういえば、糀は日本で作られた和字で麹と同義、でも米麹をさしていることが多いようですね。発酵食品は最近注目を集めてますし、どんどん食卓に取り入れていきたいと考えています。
脂ののったハラスを糀で熟成させたとろけるような旨さのご飯のお供
とがったところがない、まろやかな塩味は糀のおかげだろうか。
ご飯にのせて一気にいくよりは、鮭を直接舌にのせてそのやわらかな舌触りを楽しんでから、ご飯を口に運んでほしい。
そのあと、醤油を数滴たらして風味をプラスすると、刺身に負けない豊かな味わいに。
じっくり味わえば、いくらの存在がそっとはじけて口な中を祝福してくれるかも
。安定感のある旨みは、しっとりとした色気のある和美人といった感じでしょうか。
ご飯のお供をさらに美味しく!ずぼらアレンジ
耐熱のタッパーに半分に折ったパスタ、タマネギの薄切り、粉末だしと醤油をいれて電子レンジへ。パスタの表示時間よりプラス2~3分加熱。最後に「サーモン塩辛」と大葉をのせます。パスタに味をつけてあるのでトッピング程度の量でOK。
ご飯のお供をお取り寄せ21. 山年園の「高級お茶漬けセット」(東京)
山年園の「高級お茶漬けセット」は、どんなご飯のお供?
山年園の「高級お茶漬けセット」は、自宅用にお取り寄せというよりは、両親へのプレゼントとして人気が高いようですが、ここは自らの舌を贅沢させちゃいましょう。
いや、このどでかい具材がドドーンとのったビジュアルは盛り上がりますね、自分の中の殿様気分が。こんな贅沢していいんでしょうか。種類が豊富で何から食べるか迷いに迷ってしまいましたが、大好きな高級魚、金目鯛をチョイスしました。具がゴロゴロというレベルではなく、片身まるまるなんてスゴすぎる。
しっかり金目鯛を味わいながら、いただくお茶漬けはおいしゅうございました。食欲のない時にサラサラというのもいいけれど、しっかりとした一品として存在感のあるお茶漬けもすばらしい。個人的にはみつ葉が入っているのがポイント高かったです。風味がグッと上品になりますよね。
実は山年園の「高級お茶漬けセット」は、おばあちゃんの原宿として有名な巣鴨のとげぬき地蔵通り門前仲見世にあるお茶屋さんのもの。どうりで人生の経験を積んだ方々に向けてのプレゼントとして人気なはずです。
出汁の味をそのまま味わうのにお湯をかけるのもいいけど、文字通りお茶をかけるのもいいかも。そして、米1合に1パックで炊き込みご飯にもアレンジできるそうなので、次は試してみたいです。
茶舗が作るボリューム具材のお茶漬けを楽しめるご飯のお供
真空パックなので具材が縮んだりくずれたりせず、盛り付けも美しく仕上がります。
金目鯛は丁寧に処理されていて臭みもなし。ちゃんとした一皿にできるボリュームと味わいです。
ごろごろと贅沢なほぐし方でいただいたので歯ごたえもあって、ご飯といっしょにさらさらと、というよりはしっかりと味わわせてもらった気分です。
今回は写真用にご飯を多めにしてしまいましたが、次は上品な盛りでだしの風味をより楽しみたいです。
ご飯のお供をお取り寄せ22. 岩内鰊和次郎の「伝統の漁師めし<糠にしんの茶漬け>」(北海道)
岩内鰊和次郎の「伝統の漁師めし<糠にしんの茶漬け>」は、どんなご飯のお供?
和次郎とは、明治から大正にかけてニシン漁で沸いていた岩内町に実在した漁師の名前。そんな実在した漁師と今や幻となった豊漁のニシンを彷彿とさせるストーリー性あふれる商品が岩内鰊和次郎の「伝統の漁師めし(糠にしんの茶漬け)」です。
ニシンといえば、筆者のイメージは身欠きニシンなんですが、その身欠きニシンの加工で有名なのが岩内町なんですって。恥ずかしながら、成人のころまで「磨き」ニシンだと勘違いしていました。だって照りをだした煮物の見た目が、磨かれたみたいだという意味かと・・・・・・。ニシンおよび岩内町の皆様、大変申し訳ございませんでした。
いや、話しを戻しましょう。そう、ニシンです。これを食べてびっくりしたんですよ。まず皮の模様がアートっぽくてカッコいいことに。そして、やわらかさというか、舌の上で細かな繊維質がほどけていくようななめらかな食感に。
ニシンって、飼料になるような魚なのにこんな感じなんだと(再度失礼な物言い申し訳ございません)。もうひとつ感心したのが、きれいにエッジがたった身がパックから転がり出て、崩れることなくご飯の上に鎮座してくれたこと。
長年培ってきたニシンの加工技術があるからか、とても美しい切り口でした。塩気も丁度よく、燻製っぽいニシンと相まって味わい深いお茶漬けです。
伝統の漁師めしのご飯のお供
ゴロゴロとした身は大きさも均等で崩れもなく、丁寧な仕事がされてるな、と感じました。食べるとふんわり柔らかく、繊維が滑らかに舌に届きます。そして、燻製のような風味がいいアクセントに。
今回はそのままいいただきましたが、薬味をプラスしても良いとのこと。長く家庭で食べられてきたというだけあって、しっかり味なのに懐深く色々なアレンジを受け入れてくれるニュートラルな味わいだと、ペロッといってから考えた次第です。
自分好みのご飯のお供を探してみよう
ご飯が何杯でも食べられる、おいしいおいしい「ご飯のお供」、いかがでしたか?
全国各地には、まだまだ、たくさんの「お供」がありますよ。
おうちで食事をすることが増えている昨今、そんな「ご飯のお供」をいろいろと試して、これぞという自分好みの一品を見つけてみるのも楽しいですね。
旅行だけでなく日常も楽しく!をコンセプトに、生活を豊かにしてくれるアイテムを厳選して紹介。
日用品からコスメ、ベビー用品、音楽、DIY用品など、ジャンルという壁を作らず、目利き力のある編集者がおすすめアイテムをセレクトします。
何を買えばよいかわからないを無くすことをモットーに、皆さんの生活が豊かになるアイテム選びのお手伝いができるコンテンツを日々制作しています。